ラムの大通り

劇場公開日

0%
33%
67%
0%
0%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

アメリカに禁酒法がしかれていた一九二〇年代、カリブ海にはジャマイカからニューオリンズへのラム酒密売のルートがあった。通称“ラムの大通り”。そのラム酒を密売する船員コルニーとハリウッドの女王リンダの楽しい恋物語。製作はアラン・ポワレ、監督は「美しき人生」のロベール・アンリコ。原作者のジャック・ペシュラルは、大冒険の果てに三回もの死刑の宣告を受けながら、いずれも脱出に成功し波乱の半生を送った人。脚色はアンリコとピエール・ペルグリ、撮影はジャン・ボフェティ、音楽は「さらば友よ」「冒険者たち」のフランンワ・ド・ルーベ、編集はジャクリーヌ・ムティールーが各々担当。出演はブリジット・バルドー、リノ・ヴァンチュラ、ビル・トラヴァース、クライブ・レヴィルなど。

1971年製作/フランス
原題:Boulevard du Rhnm
配給:日本ヘラルド映画

ストーリー

コルニー(L・バンチュラ)は、前夜アメリカ沿岸警備船に襲撃され、アメリカ国境に近いメキシコの海岸に漂着した。やっと食事処にたどり着いた彼は、そこの主人から“めくら撃ち”の賭けを勧められた。十人のあらくれ男が、弾丸一発を五百ドルで買い、暗闇に立つ人間に拳銃をぶっ放す、灯りを点けてまだ生きていると、占めて四千五百ドルは命を賭けた奴に、五百ドルは審判料として主人の懐に入るという荒っぽい賭けだ。コルニーは海が忘れられない。船を買うには、危険だが絶好のチャンスと、その賭けに挑戦することに決めた。銃声が轟く。あたりは物凄い硝煙だ。コルニーは生きていた。酒を一気に飲み干し、更に命を賭けた。そして遂に十回、四万五千ドルだ。だが既に満身創痍の体、彼は気を失った。それから六カ月後--。ジャマイカ、キングストンの港に見馴れぬ船が入港した。その名も“我が心のレディー号”。望遠鏡を首にかけた船長は紛れもなくコルニーだ。“ラムの大通り”を仕切るサンダース(B・トラバース)は喜び、早速彼に仕事を依頼した。だがコルニーには仕事の前に久しぶりに女の子とのデートの約束がある。しかしそれもスコールで一時おあずけ、しかたなくコルニーは映画館に入った。僅かな布しか体につけていない野性の美女が出演する映画は「恋する女豹」。セクシーな瞳と唇、美しい肢体、彼の頭は女優のリンダ・ラルー(B・バルドー)のことでいっぱいになった。彼は仕事の最中でも、ポート・プランヌでは「恋する女豹」の続きを、パナマではリンダ主演のギャングものを観た。一方、消息不明のコルニーをやっと見つけたサンダースは、七千本の密造酒をフロリダ西海岸ホワイト・ウォーター湾の中に沈め、後でそれを回収することを命じた。その出発前夜、酔ったコルニーは、海辺で水浴びをしているリンダを目撃した。彼は夢中で話した、映画を観て涙を流したこと、今や自分はリンダに夢中だということを。その晩、コルニーの許にリンダから電話があった。それは彼女が催すパーティーへの誘いだった。以来、二人は愛し合うようになった。コルニーはリンダと共に“わが心のレディー号”に乗って仕事に出かけたが、密告者のために沿岸警備船に追われるはめになり、英国の海賊船にようやく救出された。だが、海賊船の船長ハモンド(C・レビル)はリンダに一目惚れ、早速彼女にプロポーズした。彼女も、英国侯爵の末裔というハモンドの高貴な身分に眼がくらみ、これを受け入れた。一週間後、リンダはコルニーの許に帰ってきたが、彼女はハリウッドの映画会社の連中に連れ戻されてしまった。そしてあとに残された二人には決闘が待っていた。不幸中の幸いか、そこで二人は沿岸警備隊につかまった。一九三三年、禁酒令が解禁となった。リンダと仕事を失ったコルニーはどこにも行くあてがなかった。だが何はともあれ酒だ。酔った彼はリンダのポスターを見ると夢中で映画館へ飛び込んだ。“愛の歓びはつかのまの、愛の悲しみは永遠に”優しく歌うリンダを肩に乗せた船乗りは、コルニーにそっくりだ。彼女の歌う唄はいつしかコルニーをカリブの青い海に誘っていった。スクリーンを見つめるコルニーの頬が涙で光っていた。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

Amazonプライムビデオで関連作を見る

Amazonプライムビデオ

30日間無料トライアル 月額500円で映画見放題

Powered by Amazon

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

3.0ヤクザな船員の破天荒な人生だっちゃ

kossyさん
2020年4月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 禁酒法の時代といえば、マフィアが台頭した時代。リノ・ヴァンチェラ演ずるコルニーもそうした方向に進むんじゃないかと思わせておいて、無声映画の女優リンダ・ラリュに恋してしまう物語。

 沈没、漂流、パトカーを盗んで転落事故、たどり着いた酒場で皿洗い。この短い序盤だけでも波乱万丈なのですが、マスターに「闇撃ちゲームをやらないか?」と誘われ、そこで大金を得るコルニー。いきなり船主、船長となって恋物語を展開するのです。

 途中からはだらだらとしたストーリーにはなるものの、どこか可笑しい登場人物。ケンカとか、酒飲み勝負とか伏線はいっぱいあるものの、BBにデレデレしすぎになってしまい、見てるだけで酔ってしまいそう・・・船の名前は良かったです「LADY OF MY HEART」。

 ジャマイカ、ハイチ、パナマ、キューバと、観光映画としても成立しているし、音楽も『冒険者たち』と同じ雰囲気で癒されます。ブリジット・バルドーを見るだけなら他の映画の方がいいけど、セーラー服を着た姿がとてもセクシーでした。

コメントする (コメント数 2 件)
共感した! (共感した人 2 件)
kossy

4.0映画好きの映画好きによる映画好きのための映画

Gustavさん
2020年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

「冒険者たち」「若草の萌えるころ」「追想」しか観ていないロベール・アンリコ監督作品すべて好きだが、この度が過ぎる映画好きの「ラムの大通り」はまた格別。
リノ・ヴァンチュラとブリジット・バルドーの洒落た映画。前半のテンポが一定しないことや後半のドタバタ調が全開ではない不満もあるが、アンリコ監督の映画好きが堪らない。上映中にフィルムが焼けて観られなくなると、すぐさま海を渡り別の映画館に駆けつける。そのサイレント映画がまた面白くて唸ってしまう。このヴァンチュラ船長は、すべての映画愛好家の妬みを買うほどに、実に幸せな男だと痛感する。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
Gustav

3.0色々な要素の詰まった不思議なストーリー。なんとなく楽しかった。

2017年10月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

色々な要素の詰まった不思議なストーリー。なんとなく楽しかった。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
tsumu miki
すべての映画レビューを見る(全3件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る