ライフ・イズ・ビューティフルのレビュー・感想・評価
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あまりにも切なすぎて、、 最後のワンシーンで完全に涙腺がイカれまし...
悲惨な現実をコミカルに描いた名作
何が幸せか何が正しいかなんてないんだなって、、
家族を守りぬこうとする父親愛
イタリアのチャップリン
「イタリアのチャップリン」と称されるほどのコメディアンのロベルト・ベニーニ。前半はまさに本領発揮で見る者を笑いに誘うのだが、中盤からは見事に騙された。
予備知識が無いまま見たせいで、強制収容所に連れていかれる場面からぼろぼろと泣いてしまった。息子のジョズエが天才的な子役とも言えるほど名演技で、「どこへ行くの?ゲームで何点になったの?」と父親に尋ねるたびにいじらしく可愛らしく思え、ますます涙を誘う。グイドはその都度機転を利かせた答えを返すのだが、可笑しくもあり、悲しくもあり、当時のユダヤ人迫害・ホロコーストについて考えさせられる。
終盤になる頃には、憎いくらいに再び笑いの場面を作ってくれましたが、息子の年齢から推測して、「そろそろ戦争終れ!」と手に汗握る気持ちで夢中になってしまいました。久しぶりに見ごたえのある映画だった。
この作品を見たあとTVスペシャルドラマ『さとうきび畑の唄』を見て、明石家さんまがそのままロベルト・ベニーニに見えた!こちらも何回見ても泣ける・・・
永久保存版🙆♂️
名作。涙。
それでも、人生は美しい
破天荒だが実は頭の回転が速いユダヤ系イタリア人が、家族を守るために、ユニークなやりかたでホロコーストに立ち向かうコメディ。始めは、主人公グイードのテンションの高さ、騒々しさが鬱陶しかったが、くすりと笑うシーンを何度か経るうちに、ベニーニのコメディの枠にはまっていた。カンヌ映画祭やアカデミー賞の評価は高いが、一般人の感想は賛否分かれるようだ。その原因は、ホロコーストという重いテーマをコメディという枠組みで扱うことへの違和感と思われる。「シンドラーのリスト」「サラの鍵」「ソフィーの選択」など、不条理を正面から取り上げた名作と比べると、確かに違和感は否めない。しかし、先入観をもたず、虚心坦懐に見れば、これはまちがいなくチャプリンの「独裁者」を越える名作だ。見終わったとき、グイードの機転の才能は、父親としてこの奇跡を現実にするためにあったのだという感動が湧き上がる。
「ライフ・イズ・ビューティフル」というタイトルは、映画の邦題としては、失敗と言っていいほど内容とかけ離れているように見える。ところが、これは実は原題「LA VITA E BELLA」の直訳であるらしい。Wikipediaによれば、ベニーニは「どんな状況下でも人生は生きるに値するほど美しい」というトロツキーの信念に感銘を受け、本作を着想したという。とすれば、フランクルの「それでも人生にイエスと言う」を思い出さずにはいられない。「LA VITA E BELLA」=人生は美しいこそ、本作のメッセージだ。冒頭、「LA VITA E BELLA」のタイトルは、ラテン系の映画ならさもありなんと思える。前半のストーリーもタイトル通りだ。だが、見終わったあと、スクリーンには見えないが、「それでも、人生は美しい」というメッセージが明確に感じられ、勇気づけられる。
今の平和があるのは先人たちの経験からの学びの末
平和な世に生まれた私たちは
考えると、目にするとあまりに現状とかけ離れすぎて、、無意識に深く触れないでここまで生きてきたけど、たまたまみたこの作品で過去の悲惨な歴史を知った。
今では考えられない、と言える平和な今があるのは、囚われて辛い思いをした人、辛い思いをさせた人も自害してる。それぞれの不幸な体験から得た教訓をしっかり生かしてくれた結果なんだなぁと涙がでた。そして、向き合った事がなかった歴史を調べるきっかけになった。知識があることは素晴らしい。せっかくこの世に生まれたんだ、もっと沢山のことを知らないと!って思った。知ることで何かを感じ、感謝すり。ただの平和な毎日がどんなに幸せなことかに気づける。
感動!後世に残したい映画の一つ!
家族愛と戦争の切なさを感じる名作
イタリア男の家族愛が感動的な戦争悲話、そこにある献身と機知の父性愛
お父さんがきっと出てくると思った
良い映画!
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