ライフ・イズ・ビューティフルのレビュー・感想・評価
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●こんな風に生きたいもんだ。
十数年ぶりに午前10時の映画祭で再見。 最初に見た時はウンザリした...
素晴らしかった
それこそ公開当時にレンタルビデオで見て、2回目。大まかにしか覚えていなかったのでスクリーンで改めて大感動してボロ泣きした。見終わって席を立って後ろを振り返るとお客さんがみんな涙をぬぐっていた。
演説の通訳の場面が最高に面白くて泣ける。
荒唐無稽なところはなくはないけどそれを有耶無耶にするほどの泣かせ力があるので気にならなかった。ただ、自分は子どもがいていいけど、他の子どもと引き離されたおじさんたちは余計つらいのではないだろうか。
最後は、収容所から出なくてそのままベッドでこそこそしていたら死なずに済んだのではないだろうか。
名画って こんな
こんな愛情に包まれたなら、どんなに辛くても人生は美しい
午前十時の映画祭にて鑑賞。前半は戦争の影を感じつつも、主人公が運命の女性と結ばれるまでをコミカルに描く。伏線や演出は小気味よく思わず笑みがこぼれる。ユダヤ人の強制連行が始まってからも主人公のスタンスは変わらず、収容所においても、息子、妻にユーモア溢れた愛情を注ぎ続ける姿、また、それだからこそホロコーストの悲惨な運命の落差に、人間の営み戦争は一体何なのかと疑問を抱かざるを得ない。主人公の過酷な運命をひょうひょうと受け流し、息子にゲームだと言ってみせるひょうきんさの裏に隠された強さ、利発で素直な息子のかわいらしさ、そして戦争に翻弄された家族の運命に心揺さぶられた。この作品を好きな映画に挙げる人は多いようだが、まさに納得の完成度。
認識を自分色に染め上げる男
主人公が魅力的。童話のように恋に落ち、正面から愛を伝え、心から人生を楽しむ男。人生を自分色に染め上げる魅力を前半で提示。愛する妻子のため、次に彼は強制収容所を自分色に染める。現実をどう認識するかで楽しくも苦しくもなるという話。視聴前は後半部分だけで全編作る映画のイメージだったので、正直前半部分が退屈だった。
一番の名シーン
2回目ですが、以前ほどの感動は・・・
最近2回目を観たんですが、以前ほどの感動がありませんでした。(1回目は二十歳くらいの時に)
ホワイトレイを貫き通す父親のキャラクターはいいんですし、周囲が子どものために動くようになる流れは好きなんですが・・・。
ユダヤ人収容の歴史自体をエッセンスにする必要があるのでしょうか。
父さん…
恥ずかしながら、久しぶりに号泣してしまいました。
他の方のレビューにもたまに出ているように、すこし現実的では無いエピソードもありましたが、素直に涙無しでは観られない映画でした。
個人主義な現代の日本に生きていて、本当に心を打たれました。
家族3人仲良くいつまでも暮らして欲しかったのが叶わず残念でしたが、でもドーラ、ジョズエ2人の心の中にはいつまでもグイドの笑顔は生きていくんだと思うと少し救われました。
イタリア映画の伝統色が濃い、反差別の家族愛物語
戦後のイタリア映画の伝統から外れない名作。1939年のイタリアを舞台に、映画の前半は典型的?ユダヤ系イタリア男の愛一途のラブコメディ調は達者な役者陣によって退屈しない。後半は、その主人公が忍び寄ったナチズムによって妻や子供とともに強制収容所送りとされたが、家族の命を守るためにできる限りの努力を惜しまなかった。ナチス解放後の母と子の再会シーンは泣けてしまった。
戦争の悲劇に結びつく民族差別の愚かさを忘れてはならないことを、この映画も教えてくれている。子供や自転車が出てくるシーンはイタリアの旧名作「自転車泥棒」を思い出させた。
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