ライフ・イズ・ビューティフルのレビュー・感想・評価
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最後のシーンがじわっと来る
子供の反応が、あまりにもリアルで
「内容を(映画の内容)を全く知らせないまま撮ったのか?」と思った。
でもそう・・・思う。
この役者の素性が何故か伏せられてるし。
家族愛をテーマにした映画はイタリア映画の右に出るものはないでは。
と思いました。
ゴッドファーザーしかり(※イタリア系アメリカ人の悲哀の物語)
ニュー・シネマ・パラダイスしかり(※アルフレードとトトは父と息子っぽい)
...
前半はあまりにも主演がハイテンションすぎて
「ついていけないよーこれがイタリア男性かー^^;」
とハラハラしたのですが、
完っ全なフラグだったんですね。。
恐れ入りました。
コメディはコメディなんだけど
その場ですぐに嘘が思い付くところがなんか
知性を感じる。
主人公。
ホロコーストはあれくらい軽いのが丁度良かった。
あれが史実に少しでも近かったら、返って良さが白けるところだったというか。
重すぎる暗すぎる後味悪い映画になっていたと思います。
あれくらいが丁度いい采配でした。
...
最後のセリフはもう・・・
愛情の強さを知る映画
ひぇ~ん💦
これこそ正しいお涙チョーダイ映画。何度目だかもう分からない鑑賞だけ...
ライフイズビューティフルを観て。
主人公の男(ユダヤ)の人生を描いた映画。最初後の妻となる女性と出会い、そして子供ができ、本屋を営みながら幸せな日常を送っていたが、ナチスによる政策により反ナチスの影響で、強制労働所に移送される。その時、おじ、子ども、妻も一緒に移送される。まあ、よくあるナチシズムを描いた作品。前半の反ユダヤを匂わせる描写も多々みられた。主人公の男の楽観的な性格とナチシズムの暗さのバランスがなんとも言えない。結局伝えたいのは戦争の愚かさか、家族愛か、、、。まあ、戦争映画としては新しい観点からアプローチしているとは思う。ダイレクトに戦争の愚かさを描いてないため、観ている側に考えさせれることはできる作品。もしかしたら監督は戦争の愚かさをダイレクトに描写せずにしも考えてほしいという思いがあったのかもしれない。戦争の愚かさを伝えたいのであれば、もっと過激な表現ができるシーンが多かったから。題名のライフイズビューティフルは戦争の中でも強く生きた人への賞賛か、それとも戦争への皮肉か。まあ、前者だろう。アウシュビッツなどに関して調べてみたが、やはりこの作品はある意味戦争のグロさを抑えて表現していると思う。感動はしなかった。でも戦争に関して考えさせられた。
何度でも観たい!
愛あふれる映画
再鑑賞。
すばらしい映画だと思います。
前半はコメディタッチに声をだして笑うもロマンティック。
後半は強制収容所でもなお子と妻への愛あふれるグイドの想いに心を奪われました。
子を想う父親が我が子のために嘘をつき続け、嘘をも真へと変えていくグイドの努力が報われ、妻と子と3人で抱き合うシーンが観たかった。グイドが殺されてしまったことは残念で残念で・・・。
本物の戦車を目の前に、ゲームに勝ったと思いこんでいるジョズエの目を輝かせた笑顔がとても印象的。
笑顔にさせたのは父親グイドの愛です。
最後まで愛あふれる映画でした。
人生は、美しい
思い出しレビュー40本目。
『ライフ・イズ・ビューティフル』
戦時下のヒューマン・ドラマの名作の一つ。
陽気なユダヤ系イタリア人のグイドは、小学校教師のドーラに一目惚れ。猛アタックの末、結婚。男の子ジョズエも産まれ、幸せな日々を過ごす。が、日に日に戦争が忍び寄り、一家は強制収容所に送られる…。
大人でさえ恐ろしい強制収容所。
子供にとっては尚更だろう。何も分からないから、余計怖い。
父がある嘘をつく。
これはゲームなんだ、と。
上手くゲームすれば、最後にご褒美が貰える。
するとそこは、ジョズエにとって毎日楽しい遊び場に。
子供を怖がらせない為、守る為。
辛い状況下でも、常に明るく。
父グイドの姿が胸を打つ。
ロベルト・ベニーニの好演。
ジョズエ役のジョルジオ・カンタリーニくんの愛らしさ。
テーマ曲も心に残る。
作品自体も素晴らしいが、“その後”によく思いを馳せる。
「私の物語」と始まる、大人になったジョズエの回想。この時の事を思い出して、何を思ったか。
当然成長するにつれ、あれがゲームではなく、本物の強制収容所である事は分かっただろう。
そしてゾッとしただろう。もしかしたら、死んでいたかもしれない。
あそこで生き延びる事が出来たのは、全て父が居たから。
母とは再会出来た。が、父は…。
おそらくジョズエは、何度も何度も涙しただろう。
父が命を懸けて自分を守ってくれた事に。
何度も何度も、感謝しただろう。
永遠に亡き父を愛し続けるだろう。
美しい父の愛。
美しい物語。
美しい映画。
人生は、美しい。
嘘から生まれる本当を。
いつだって全力で生きたこの男は、彼女を手にするためなら手段を選ばない。虚勢、見栄、それらを現実にしていく。どんな時でも、彼女の目の前に現れる姿は、いつだって変わらない。
おバカで、ださくて、笑えて、彼女を振り向かせることしか考えていない。一見それは、自分勝手で、相手のことを考えない言動かもしれない。ただその、必死さと、変わらなさが彼女を振り向かせたんだろう。運命を引き寄せる男だった。
後半、一変する展開。嘘をついてでも守りたかった真実。前半の彼女を手に入れるためなら手段を選ばないという自分勝手さを踏まえると、後半は、嘘を含めたすべての言動が、「息子のため」という構図になっている。
自分のためだけに生きていた前半と息子や妻のためだけに生きている後半。守りたいもの、息子や妻への愛のためなら、どんな嘘もついてやろう。それこそ、手段は選ばない。その大義のもと、自分の命さえも二の次にする。
本物の男。不思議なパワーを発揮する。作り話、嘘で固められたはずなのに、すべてを現実にする。1番根元にあったのは、息子への愛、何にも代え難い真実の愛。だから、嘘から生まれた現実は真実となったのだ。
後半〜ラストの疾走感
観て良かった
愛し愛され生きる
●こんな風に生きたいもんだ。
十数年ぶりに午前10時の映画祭で再見。 最初に見た時はウンザリした...
素晴らしかった
それこそ公開当時にレンタルビデオで見て、2回目。大まかにしか覚えていなかったのでスクリーンで改めて大感動してボロ泣きした。見終わって席を立って後ろを振り返るとお客さんがみんな涙をぬぐっていた。
演説の通訳の場面が最高に面白くて泣ける。
荒唐無稽なところはなくはないけどそれを有耶無耶にするほどの泣かせ力があるので気にならなかった。ただ、自分は子どもがいていいけど、他の子どもと引き離されたおじさんたちは余計つらいのではないだろうか。
最後は、収容所から出なくてそのままベッドでこそこそしていたら死なずに済んだのではないだろうか。
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