ライフ・イズ・ビューティフルのレビュー・感想・評価
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恥ずかしながら、久しぶりに号泣してしまいました。
他の方のレビューにもたまに出ているように、すこし現実的では無いエピソードもありましたが、素直に涙無しでは観られない映画でした。
個人主義な現代の日本に生きていて、本当に心を打たれました。
家族3人仲良くいつまでも暮らして欲しかったのが叶わず残念でしたが、でもドーラ、ジョズエ2人の心の中にはいつまでもグイドの笑顔は生きていくんだと思うと少し救われました。
イタリア映画の伝統色が濃い、反差別の家族愛物語
戦後のイタリア映画の伝統から外れない名作。1939年のイタリアを舞台に、映画の前半は典型的?ユダヤ系イタリア男の愛一途のラブコメディ調は達者な役者陣によって退屈しない。後半は、その主人公が忍び寄ったナチズムによって妻や子供とともに強制収容所送りとされたが、家族の命を守るためにできる限りの努力を惜しまなかった。ナチス解放後の母と子の再会シーンは泣けてしまった。
戦争の悲劇に結びつく民族差別の愚かさを忘れてはならないことを、この映画も教えてくれている。子供や自転車が出てくるシーンはイタリアの旧名作「自転車泥棒」を思い出させた。
良い父親です
どんな時もユーモアを忘れない男の話。
前半は主人公とヒロインのラブロマンスです。
お調子者の主人公が運命を演出する場面がコメディタッチでとても面白いです。
後半は主人公とヒロインの間に子供が産まれ幸せに暮らしていましたが、主人公がユダヤ人だっため子供と一緒にドイツ軍に捕まってしまいます。
良い父親ですが、周りから見たら良い迷惑ですね。
最後は特に感動しました。
イタリア映画いいね
辛いです
前半はとても愉快な楽しい話でしたが、後半は変わってとてもつらいシーンで同じ映画とは思えないような対比で、前半が愉快だっただけに余計後半の辛さが際立ちました。
子どもの前では決して弱みを見せず、本当はとてもしんどいことの連続なのに励ますためにあんな言葉をかけているのは
とても強く、かっこよく見えました。
それは最後まで突き通していて、最期はとても辛かったです。
ストーリーのなかでは子どもはお父さんがいなくなったのには気づいてないのかなと思って、その時は母親と会えて良かったとは思えましたが、
ただお父さんがいないことを知ったら辛いだろなと思って見るととても辛いです。
主人公が大学の友達に似てて とてもツボにハマったけど 途中から半泣...
世界一優しい嘘
ホロコーストをテーマにした
家族愛溢れる悲しいお話。
どんなに悲惨な状況でも息子を守るため
気丈に楽しく振る舞う父の姿がかっこいい。
「これはゲームなんだ。いい子にしてたらご褒美がもらえる。」
とてもとても悲しいけど、
本当に戦車に乗れるというラストが大好きでした。
何度でも見たいし人にお勧めしたい、至極の一本。
あえてホロコーストについては触れません
前半の70年代かと思うほどの全身で表現したわざとらしい演技と、胸焼けするほど喋りまくって狙った女を情熱的に口説くシーンが長ったらしく多少イライラ。
この底抜けの明るさは、後半の為の演出と思いますが笑
後半、グイドは息子を怖がらせないよう帰りたがらないよう、必死で嘘をつき続けるのですが、その時のグイドが笑顔であればあるほど痛々しい。強すぎだよパパ(´;ω;`)
子供の前では徹底してしかめっ面見せないもんな。
ただ、底抜けに明るく振る舞いすぎて「どんな困難に陥ってもポジティブに振る舞う俺を見てくれ」感が鼻につき、最後のウインクが臭すぎてトドメ刺されました。
グイドのテンションにはついていけない部分はありますが、
家族愛が薄れ、家族間の犯罪が増加してるようにうかがえる現代人ほど、一度観るべきいい作品と思います。
オッフェンバック「ホフマンの舟唄」から
愛と希望に溢れている
世界一やさしい嘘
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