ライフ・イズ・ビューティフルのレビュー・感想・評価
全176件中、81~100件目を表示
人生を生きて生きて生き抜いた
現実は非情だ
悲しみは世の中に溢れている
大小あれど、悲しいなと思えば、それは悲しいことになる
どんなに辛く、苦しく、死にたくなるような時だって、
人生は美しいはずなんだ
生きるとは…
とことん生き抜いた1人の人生
前を向くことの大切さ、大変さ、
自分が辛い時、彼の笑顔を思い出そう。
ありがとう。
残酷ながらも愉快で美しい映画。
残酷ながらも愉快で美しい映画。
あらすじ
1939年、ユダヤ系イタリア人のグイドは、小学校の教師ドーラに恋をする。彼の純粋さに惹かれた彼女は結婚を承諾。やがて可愛い息子も生まれ、3人は幸せな日々を送っていた。そんなある時、彼らに突然強制収容所への収監命令が下る。
グイドのユーモアに富んだ自由な生活っぷりが面白い。突然空から降ってきたドーラに恋をし、そのあと自転車でドーラとぶつかったり、将校のふりをして潜入した小学校で偶然ドーラに会い、彼女の予定を聞き出したり、ドーラの婚約パーティーで馬に乗ってきて彼女をさらってしまったり、、謳い文句のとおりに御伽噺のような、現実で考えたら破天荒な彼に魅了された。
強制収容所に送られても、息子を安心させるために”これはゲームだ。一等になったら戦車が貰えるんだよ。”と、嘘をつく。また、引き離された妻のためにナチス軍の隙をついてスピーカーで自分と息子の無事を知らせたり、給仕会場のレコードプレイヤーを外に向け、思い出の曲を流したりする。
苦境においても、知恵とユーモアを駆使して人々を楽しませることの素晴らしさや美しさを感じた。
最後に彼がナチス軍に殺されるところも、息子に受け継がれるものを表しているようでよかった。
陰鬱な時代をコミカルに描いた傑作
とても情熱的で、ユーモア溢れる楽しいお父さん。出会って恋に落ちてから、それこそ魔法使いみたいな仕掛けでお母さんのハートをキャッチする彼。見てるこっちが思わず微笑んでしまう。
そんな前半のコミカルな伏線が、後半の暗い状況での希望になる。
いろんな仕掛けで、不安な子供に収容所の生活を楽しいゲームだと思わせるお父さん。明石家さんまさんの、『さとうきび畑の歌』にもちょっと通じるものがある。
悲しいはずなんだけど、見終わったあとに残るのはあったかさ。最後の満点の、子供の笑顔。そこで改めて、なんだかこの作品の題を思い出した。ああ、『ライフ・イズ・ビューティフル』、なのか、と。
脆く儚く尊い
鳥肌が立った。
本作は、第二次世界大戦下のユダヤ人迫害を、ユダヤ系イタリア人の親子の視点から描いた作品である。
ホロコーストに怯えるジョズエに父グイドが、
「これはゲームなんだ。良い子にしていたら勝てる」
と励まし勇気づけるのである。
戦争が終わりナチスが撤退する中、ジョズエとグイドが逃げようとして見つかってしまったシーンを、私は生涯忘れることはないと思う。
グイドの背中に銃を突きつけられ殺されると分かってもなお、まるで喜劇の主人公のように、
怯える息子ジョズエの前を戯けて通る様子に、
父の愛、1人の男としての勇気と覚悟を感じた。
グイドは実際、殺されてしまうのだが、
この作品の儚さは何故か神秘的で美しくさえ感じた。
フィクションであるが、リアル。
人の命は脆く儚く尊い。
私たちはその重みをどれだけ感じられているだろうか。
単純に感想が言えない
ストーリーは素晴らしい。父親の、どんな状況もユーモアで切り抜け、生き抜き、息子を生き延びさせた力に感動する。死ぬ間際でも、おどけて行進する姿を息子に見せる、その強さを思うと泣ける。そうだ、あくまで、父親の感性と息子を思う気持ちに感動するのであって、ユダヤ人の収容所のことに関しては、一連を見て簡単に感動したとか泣けたとか言っちゃいけないし言いたくないと感じた。映画として扱うこと自体云々、、とか、考え出したらキリがなくなりそうで、でもこれがいい映画だということも確かで、だから一言で感想なんて言えない。最後まで観て、冒頭をもう一度観るといい。
過酷な状況なのにこの楽しさ
多くの人に勧められ見てみたが、、、
息子への愛
最後のシーンがじわっと来る
子供の反応が、あまりにもリアルで
「内容を(映画の内容)を全く知らせないまま撮ったのか?」と思った。
でもそう・・・思う。
この役者の素性が何故か伏せられてるし。
家族愛をテーマにした映画はイタリア映画の右に出るものはないでは。
と思いました。
ゴッドファーザーしかり(※イタリア系アメリカ人の悲哀の物語)
ニュー・シネマ・パラダイスしかり(※アルフレードとトトは父と息子っぽい)
...
前半はあまりにも主演がハイテンションすぎて
「ついていけないよーこれがイタリア男性かー^^;」
とハラハラしたのですが、
完っ全なフラグだったんですね。。
恐れ入りました。
コメディはコメディなんだけど
その場ですぐに嘘が思い付くところがなんか
知性を感じる。
主人公。
ホロコーストはあれくらい軽いのが丁度良かった。
あれが史実に少しでも近かったら、返って良さが白けるところだったというか。
重すぎる暗すぎる後味悪い映画になっていたと思います。
あれくらいが丁度いい采配でした。
...
最後のセリフはもう・・・
愛情の強さを知る映画
ひぇ~ん💦
これこそ正しいお涙チョーダイ映画。何度目だかもう分からない鑑賞だけ...
ライフイズビューティフルを観て。
主人公の男(ユダヤ)の人生を描いた映画。最初後の妻となる女性と出会い、そして子供ができ、本屋を営みながら幸せな日常を送っていたが、ナチスによる政策により反ナチスの影響で、強制労働所に移送される。その時、おじ、子ども、妻も一緒に移送される。まあ、よくあるナチシズムを描いた作品。前半の反ユダヤを匂わせる描写も多々みられた。主人公の男の楽観的な性格とナチシズムの暗さのバランスがなんとも言えない。結局伝えたいのは戦争の愚かさか、家族愛か、、、。まあ、戦争映画としては新しい観点からアプローチしているとは思う。ダイレクトに戦争の愚かさを描いてないため、観ている側に考えさせれることはできる作品。もしかしたら監督は戦争の愚かさをダイレクトに描写せずにしも考えてほしいという思いがあったのかもしれない。戦争の愚かさを伝えたいのであれば、もっと過激な表現ができるシーンが多かったから。題名のライフイズビューティフルは戦争の中でも強く生きた人への賞賛か、それとも戦争への皮肉か。まあ、前者だろう。アウシュビッツなどに関して調べてみたが、やはりこの作品はある意味戦争のグロさを抑えて表現していると思う。感動はしなかった。でも戦争に関して考えさせられた。
何度でも観たい!
愛あふれる映画
再鑑賞。
すばらしい映画だと思います。
前半はコメディタッチに声をだして笑うもロマンティック。
後半は強制収容所でもなお子と妻への愛あふれるグイドの想いに心を奪われました。
子を想う父親が我が子のために嘘をつき続け、嘘をも真へと変えていくグイドの努力が報われ、妻と子と3人で抱き合うシーンが観たかった。グイドが殺されてしまったことは残念で残念で・・・。
本物の戦車を目の前に、ゲームに勝ったと思いこんでいるジョズエの目を輝かせた笑顔がとても印象的。
笑顔にさせたのは父親グイドの愛です。
最後まで愛あふれる映画でした。
全176件中、81~100件目を表示