夕陽のギャングたちのレビュー・感想・評価
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ところどころでジェームズ・コバーンの回想シーンがスローモーションで...
ところどころでジェームズ・コバーンの回想シーンがスローモーションで流れるのだが、モリコーネの音楽と合わさって非常に感動的で涙が出てくる。
革命に巻き込まれて全てを失ったロッド・スタイガーのラストシーンが忘れられない。
『革命とは暴力行為なのだ』 毛沢東 やっぱり、いささかアナクロだな...
『革命とは暴力行為なのだ』 毛沢東
やっぱり、いささかアナクロだなぁ。
IRAがメキシコ革命を助けていたとは知らなかった。
中学3年の時、封切りで見に行こうと思っていて、なぜか行かなかった。今日初めて見る。『続夕陽のガンマン』みたいに説明しすぎている。
『明日に向かって撃て』のバートバカラック風にモリコーネの作曲した曲がこの英語の良いところ。だから、僕は満足する。
IRAと言えば、爆弾テロでしたからね。さて、それは兎も角、日本でも連続爆破テロが頻繁にあったと記憶する。ベトナん戦争の末期だからね。毛沢東の言葉が輝いていたと記憶する。
死体だらけ
ストーリー:山賊野郎とダイナマイト野郎は、出会った時は仲が悪かったが結局協力して銀行を襲う。ダイナマイト野郎にはめられて山賊野郎は革命の英雄になる。
マンガチックでわかりやすい。
笑いを誘う部分もあるが、テンポが悪い。長い。
意外と大掛かり。
オープニングとエンディングの毛色が違いすぎる。
人物像に厚みがない。
つまらない映画。
今週の気付いた事:革命とは双方の虐殺合戦。
暖か味のあるギャング映画
全体的には音楽含め結構コミカルな展開に思えました。同じ監督の「ウエスタン」はスリルや心情が深く出ているお気に入りなのですが、似た路線を期待した自分は、まず肩透かしを食らってしまった(苦笑) 軽いタッチにしたことで女性にも観やすいノリにしたのかなと。
前半、馬車に乗せてもらった主人公のことをバカにする上流人間達の姿を、憎らしいまでにアップで撮る。美味しそうに食べてる口元をアップにしたり屁理屈を言いながら服装、料理、グラス等いかにも勝ち組て感じの余裕。そこに主人公の仲間が襲い掛かる「ざまぁみろ」感は観てて気分爽快になりますね。実生活で「今に見てろよ」というハングリーな気持ちにさせてくれます。ただ、こういう情が出てる場面は後半に進むまで少ないのが残念かな。
(印象に残った場面)
・ポスターを後ろから指で破り、覗き見してる目が元顔と上手くフィットするのは洒落てる
・橋を爆破するシーンは爽快
・死人を眺め洞窟から去っていくJ.コバーンの後ろ姿の映像美
しかし何だか場面場面の繋がりがいまいちわからなかった。いつ仕掛けたの?いつ忍び込んだの?気になってしまいました。。。
100分過ぎからは冗談も減り真剣みがあって良かったです。鳥の糞が頭に落ちて場が和むシーンなんかは前半の半端なコミカルさとは違って好きです。二人が噛み合った瞬間と思えたので。
死ぬまで爆破と縁がある職人ジェームズ・コバーン、格好良かったです。
無骨な男の泣けるクライムムービー
勝新太郎と高倉健の唯一の共演作「無宿/やどなし」をテレビで観ていて、ふと思い出した映画です。昭和の映画スターは無骨で画面に溢れるオーラが洋の東西を問わず半端ないなと感じたからです。それから見ると近年の男達は綺麗過ぎて(特に日本映画)リアリティのある野性味が、もの足りないように感じます。「夕陽のギャングたち」は公開当時の1972年に2本立ての一本として観ましたが、もう一本の方がメイン(確かヘップバーンの映画だったような?)の公開だったため当時は評判にならなかったが、私はこちらの作品の方が大いに気に入ったのを覚えています。それからビデオやテレビ放映で3度ほど、いつ見ても涙が出る名作だと、お気に入りの一本です。最後のシーンからエンディングの曲が流れると、ほぼ条件反射のように泣けてくるのだから、たまりません。映画音楽の巨匠と言われるモリコーネは、その後の映画やドラマ音楽に多大な影響を及ぼし第一線で活躍する多くの弟子を育てたことでも知られていますが。このエンディングの曲の良さは、やはり映画を鑑賞してこそ深い感銘を受けられるのだと感じます。
とてもよかった
戦闘シーンはスケールが大きくて迫力はあったのだが、スリルはあまりなかった。橋を機関銃で襲った後に爆破していたのだが、最初に爆破した方がリスクが少なくて効果が大きいのではないだろうか。ジェームズ・コバーンの顔がかっこいい。
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