野獣特捜隊
劇場公開日:1995年2月17日
解説
香港一の鬼警部率いる組織犯罪特別捜査チームが、麻薬密輸組織のボス相手に決死の捜査を繰り広げるクライム・アクション。監督は「新ポリス・ストーリー」のカーク・ウォン、製作はマグナム・フィルムを主宰し、『香港人肉饅頭』(V)ほかヒット作を手掛け、今回は主演も張っているダニー・リーとカーク・ウォンの共同。エグゼクティヴ・プロデューサーはヤン・ティクウェイとダニー・リーの共同。脚本はパークマン・ウォン、撮影はジョー・チャン(チャン・クォン・ナン)とウォン・イン・ヘンの共同、音楽はチャン・ディン・ユットがそれぞれ担当。共演は『香港人肉饅頭』(V)のアンソニー・ウォン、「ロアン・リンユィ 阮玲玉」のイップ・トン、「暗黒英雄伝」のロイ・チョンほか。
1994年製作/香港
原題または英題:Organized Crime & Triad Bureau 重案實録0記
配給:アミューズビデオ
劇場公開日:1995年2月17日
ストーリー
香港一の鬼警部リー(ダニー・リー)率いる組織犯罪特別捜査チームは迅速確実だが、強引な捜査で悪名高い。今回の標的は麻薬密輸組織のボス、トン(アンソニー・ウォン)。その情婦シンディ(イップ・トン)は元は良家の子女だったが、自分をレイプした男を殺してしまい、トンがその窮地を救ったことが縁で結ばれたのだった。はなれ島に逃げ込んだ二人は、空陸にわたる捜査の網を脱するが、結局トンだけ捕まる。警部を目の敵にする調査官の妨害、内通者の発覚、組織の襲撃など、留置中の危機を乗り越え、公判がはじまる。裁判中も敵は攻撃をしかけるが、チームの活躍で大事には至らなかった。内通者はボスを密かに兄貴と慕う警部の同僚で、警部の元恋人アンナ(エリザベス・リー)を奪った恋敵でもあるラウ・チウ(ロイ・チョン)だった。トンはすきをついてシンディの手引きで逃走。市中での銃撃戦の果てに、チウも死に、追い詰められたトンは、シンディの情状酌量を警部と約束してから自殺した。駆けつけたあの嫌味な調査官はどさくさに紛れてチームに袋叩きにされ、かくて事件は一件落着した。
スタッフ・キャスト
- 監督
- カーク・ウォン
- 脚本
- パークマン・ウォン
- 製作総指揮
- ヤン・タンクェイ
- ダニー・リー
- 製作
- ダニー・リー
- カーク・ウォン
- 撮影
- ジョー・チャン
- ウォン・ウィン・ヘン
- 音楽
- チャン・ディン・ユット
- 字幕
- 税田春介