劇場公開日 1999年6月12日

メッセージ・イン・ア・ボトルのレビュー・感想・評価

全11件を表示

4.5ポールニューマンとケヴィンコスナーが親子役

2024年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ロビンライトペン扮するテリーサオズボーンは海辺でメッセージ入りのボトルを拾った。それはすでに亡くなっているキャサリンに当てた物でテリーサが勤めるシカゴの新聞で記事にされた。反響は凄くてテリーサはメッセージの主を探す事にした。するとケヴィンコスナー扮するギャレットブレイクが特定された。

以前観た映画だが、ギャレットブレイクに会いに行くところまでしか覚えていなかったな。しかしポールニューマンとケヴィンコスナーが親子役なんてね。でもこういうジワッとくる大人の恋愛関係はいいね。

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重

4.0切ない大人のラブストーリー

2023年12月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

普段あまり観ないラブストーリー、そんなに期待せず観たけど、これは観て良かったです
いつもクールなイメージのロビン・ライトが今作では普通の女性
ケビン・コスナーってこんなにかっこ良かったっけって思いながら観ていましたが、不器用で一途な男の人がピッタリでした
簡単なハッピーエンドはないとは予想してたけど、あのラストはさらに切なくさせてくれました
そうじゃないラストの方が良かったのに…
ロケーションがとってもきれいだったし、パパがホント優しくて、私はすごく良かったと思います

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小町

3.5【海岸に流れ着いた瓶の中に有った亡き妻への恋文がきっかけとなった、心に傷を負った男女の儚い恋を描いた作品。】

2023年10月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■心に傷を負った男女が海岸に流れ着いた手紙をきっかけに出会い、愛を育む姿を情感豊かに綴る。

ー 離婚したシングルマザーの新聞社に勤めるテリーサ(ロビン・ライト・ペン)は、海岸で瓶詰めの手紙を拾う。
  亡き妻への愛に溢れたその手紙は、彼女ばかりか勤務先の新聞社でも人々の心を動かし、大きな反響を呼ぶ。
  やがて、差出人の男性ギャレット(ケヴィン・コスナー)を突き止めたテリーサは、彼に会いに行く。

◆感想<Caution!内容にやや触れています。>

・「メッセージ・イン・ア・ボトル」と言えば、私にとってはザ・ポリスの名曲である。
但し、ポリスの曲は無人島に流れ着いた男の物語である。
だが、今作を観ると、テリーサもギャレットも孤独な心を持っていることが分かる。

・二人は、一時的に近しくなるが、その時間は短く、ギャレットは仲間を助けるために海に出て命を落とす。

<結末は哀しいが、ギャレットの善性溢れる無償の献身を含め、人間の善性を謳った作品である。
 数十年後であろうが、私の家人が、万が一私より先に逝ったなら、私は魂を込めて手紙を書くと思う。それは、愛する子供達への手紙である。(嫌らしいが、財産相続を含む。)
 そして、子供達がその手紙を読むときには、私はこの世には居ない。
 私にとっての生き甲斐は、私には過ぎた家人に豊かな生活を過ごし、私と結婚して良かったと思う日々を送って貰うために、厳しき日々を過ごしているからである。
 そういう人生が有っても良いと思うのです。>

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NOBU

4.0切ない気持ち・・・

2023年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

全米で170万部の
ベストセラーとなった

N・スパークスの小説を映画化した
ラブ・ストーリー

海を介して
ある女性のもとへ届いた手紙には
亡き妻へ書いた美しく詩的な
メッセージ・・・。

手紙の始まりは、

「君は僕のコンパスだった
君がいれば いつも帰路に就けた」

手紙が二人を引き寄せる

亡くした妻を思うギャレット役
ケビン・コスナーの
哀愁の演技もステキでした。

ある女性というのは新聞社に勤務する

離婚間近のテリーサ
(ロビン・ライト・ペン)
休暇中、海辺で手紙が入った
ボトルをみつけて
深く感動したテリーサは
社内に持込み同僚達が共感していると
上司が、全文掲載してしまい

テリーサは、憤慨するが
読者の反響が大きく情報を集め
メッセージの人物を突き止める

テリーサ演じるロビン・ライト・ペンの
飾らない自然の演技も好感持てました。

なんと、ギャレットの父親役で
ポール・ニューマン登場
お年を召してもカッコいいですね。
父と息子の会話も考えさせられます。

亡くなった
最愛の妻を思う気持ちは大事だが
新しい愛を見つけたなら
手放すなと勇気づける父

ハッピー・エンドを望みたいが
叶わず、物語は荒波へ・・・
悲し過ぎました。

海辺のシーンや、空の色も美しく
帆船に憧れがあるせいか
嵐には遭いたくないけれど
船に乗りたくなりました。

新聞社の上司役には
ロビー・コルトレーン
あの、ハリー・ポッターの
ハグリッドです。

テリーサがギャレットに贈る
コンパス もステキでした。

そう、いつ何が起こるか
わからない人生
大事な人に伝えたいことが
あるならば
早めに伝えた方がいいと
そういう思いにさせてくれる作品。

見逃していたので
CSで観られて良かったです。

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LaLa

3.0愛しき

2020年12月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

なんと言っても愛しきポール・ニューマンが出ていたので嬉しかったです。作品は、もっとロマンチックかな?と思ったのですが。。。

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ミカ

3.0ポリスの曲なのかと思ってた。

2020年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ギャレットがテリーサの家でベッドをともにしたとき、自分の流したビンを見つける。それまでの1時間半がダラダラ進み、それほど面白さが感じられなかった。

 失うことで愛の尊さを知るといった永遠の命題のような・・・ごく普通のラブ・ストーリー。海に立つ彼女はまた次のボトルを待つのだろうか・・・

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kossy

5.0父と息子の。そして息子と妻の物語。

2020年11月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

これ、
ギャレット(ケヴィン・コスナー)とテレーサの悲恋物語ではあるんだけど、
映画全体の比重からみて父ドッジ(ポール・ニューマン)と息子ギャレットの関係が、男の僕から見て えもいわれぬ重みをもって迫ってきた。
6:4で、これは男の物語だろう。

3つ触れたい。
【1】父と息子
この映画を観て、「自分と父親のこと」、あるいは「自分と我が息子の関係」を思わない男性はいないだろう。
不器用ながら、男親はこんなにも息子を気にかけて愛しているものなのだ。
ぶっきらぼうな言葉のひとつひとつが、こんなにも今の僕には沁みて聞こえた。

小学生の時「パパには関係ないよ」と何気に言ったら烈火のように怒って「関係ないということがあるか!」と。あんなに怒った父の姿は以後ない。
これ、まんま老ポール・ニューマンがひねた息子に殴りかかってどやしつけた台詞だ。
大人気ない、格好悪い、と思っていたけれど、自分も年を取り、今ならわかる。

「お前の目は死んだ魚の目だ」と言われて激しく傷ついたのは二十歳の頃。
ドッジ:「魚よりものを言わんせがれだ」。
口調がうちの父とそっくりでびっくり。眼差しも。
今夜おやじに電話してみよう。

【2】女性を愛するときは、全存在をかけて愛すべし。
もっと愛されることを女性は求めている。それがよく分かった。男は分かっていないということが分かった。
ちょっと遅かったけれど、僕。

【3】メッセージ イン ボトル
僕も、実は瓶を拾ったこと有るんですよ。新聞にも写真入りで載りました。
横文字でタイプ打ちの便箋は、蝋(ろう)でコーティングされてガラス瓶に入っていました。

内容?
それが、ご期待に沿えずぜんぜんロマンチックじゃなかったんですよ(笑)
「この手紙は、日本海を作戦航行中の米艦船から投下された物である。」
「任務上、投下地点を明らかにすることは出来ない」
「500ドルを拾った方に進呈するゆえ連絡されたし」
「ただし、拾ったのがコミュニストであるなら手紙は要らない」
と。

連絡先を秘匿するんじゃどうにもならないという、呆れたおふざけの手紙でした。

本作では、ボトルの中身は死んだ妻への愛と謝罪の手紙でしたよね・・
東北には「風の電話」というガラス張りの電話ボックスがあるとのこと。津波で亡くなったかけがえのない人への、伝えたい声の便りですね。

そういえば、僕も恐山に行ったっけなぁ。

・・・・・・・・・・・・

アメリカ東部、ニューイングランドのこのケープ・コッドには少し行ったことがあります。
緯度が高いから真夏でも斜めがちの日の光が差す、遠浅の海岸線でした。
ターナーの絵のように風と船が美しい港町。
海岸でムール貝をバケツいっぱい穫って白ワインと頂きました。

映画を観終わって、心に思い出の潮騒が鳴っています。

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きりん

3.5いやーネットで見ると批難の嵐ですね、ストーリーに無理がありすぎとか...

2017年11月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

いやーネットで見ると批難の嵐ですね、ストーリーに無理がありすぎとか…確かに冷静に分析するとそうなんです。
私も途中まで、何、この女、積極的すぎるやん、恋に恋してるだけやん、とかちょっと引いてしまいました。
だけど、なんか見入ってしまうんですよね。これはキャストの力なのか?K・コスナー、かっこよくかつ渋い。テリーサ役のR・ライト・ペンも魅力ありますね。そしてP・ニューマンがいい味出してます。
結末は唐突です。そこもまた批難の嵐。
でも、やっぱり見入ってしまいました。この作品、私は嫌いじゃないです。

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はむひろみ

2.5そんなうまいこと流れつかない

2017年11月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

メッセージの文章力に響いちゃって
恋の妄想に落ちるんだけど
訪ねた理由をはっきり言わなかったのがハテナだったから…
言わんこっちゃないあんな結末に…( T_T)

おじいちゃんになったポール・ニューマンがいい

あと、ガラスのボトルやインテリア
キャンドルがとってもステキで
とうとう秘密を知るきっかけも
キャンドルに火をつけようとした時…
キャンドルの似合う家に住みたいな〜´θ`)

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mamagamasako

2.5原作本が

2014年10月13日
iPhoneアプリから投稿

悲しい

いい。ケビンコスナーの声もいいが。父と息子の関係もいい。自分の生活を崩したくないが一緒にいたい。なんともめんどくさい話。ただ彼女の家のドアの前、彼が手招きして彼女を家に引き入れるシーンがなんとも自然でいい。

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がい

3.5過去の傷を乗り越えるロマンチックな大人の恋愛

2013年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

幸せ

総合:70点
ストーリー: 70
キャスト: 70
演出: 70
ビジュアル: 75
音楽: 70

 浜辺に埋もれた瓶の中に入っていた、想いのこもった悲しい文章。小さな浜辺の町。古いヨットでのちょっとした航海。そんなロマンチックな恋の始まりそうな状況をそろえて、視聴者の興味を引き込む。
 ところがそこから物語は単純に進んでいかない。心に背負った過去の傷やらしがらみやらで、ただ愛が芽生えるだけの話ではない。それらがあるから、ケビン・コスナーは素晴らしい文章を書くだけのいい人ではない。むしろ気難しくて取り扱いの簡単ではない人物。だからお互いに乗り越えなければならないものがあった。そんな障害を抱えつつ、それでも少しずつ理解しあい惹かれあう過程に共感できる。特に女性はこういう話の展開は好きなのではないだろうか。
 ちょっと物語が出来すぎでくさいかなとか(特に物語の結末)、やたらと音楽も流れ続けて雰囲気を盛り上げようとしすぎかなとも思う。そんなわざとらしさも感じるのだが、それでものどかな海岸線の小さな町で、こういう人の心を癒しながらゆっくりと時間の流れる物語もいい。

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Cape God