メジャーリーグのレビュー・感想・評価
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オチが分かっていながら、面白い野球映画。
亡くなった球団オーナーの未亡人は、クリーブランド・インディアンズをフロリダに移転させるために、選手に様々な嫌がらせを行う。
集められた選手は、かつては名選手だったが今は故障持ちの選手ばかり。おまけにほとんど無名の選手までもが、かきあつめられた。
未亡人が徹底的に嫌味なことと、それに対して監督が「優勝することで見返してやろう!」と鼓舞するのが良い。おまけに、1勝すると未亡人の等身大のピンナップから少しずつカードをはがして、最後には、ほぼヌードになるのは笑える。
しかし、未亡人もさるもの、ある選手の奥さんと他の選手(チャーリー・シーン)が寝るようにしむけ、チームワークをぶち壊そうと仕掛ける。それは、なんとかなった。
また、おまじないをかかさない黒人がにわとりをロッカールームで捧げものとして、殺そうとする。しかし、そんなことをしたらチームメートの士気が下がるので、トム・べレンジャーが他の方法を考えた。
その方法は、ケンタッキー・フライド・チキンを山ほど持って行き「これをおまじないに使え」ということ。これは笑った。
ニューヨーク・ヤンキースとの最終決戦は、最後にべレンジャーが予告ホームランをして、ホームランを狙うと見せかけて、バントをする。そして、2塁ランナーの黒人が、一気に3塁を回って、ホームインで3対2でサヨナラ勝ちで劇的な幕切れ。めでたしめでたし(笑)。
WILD THING‼️
終盤、球場内に湧き上がるノリノリの「ワイルド・シング」の大合唱とともに、メガネをかけたチャーリー・シーンが入場してくるだけで胸がアツくなってしまう、思い出のベースボール・ムービーです‼️30年以上優勝から遠ざかっている弱小球団のクリーブランド・インディアンス、今のガーディアンズの事ですけど、そのインディアンズが三流選手しかいないのに優勝に向けて快進撃を続けていく・・・‼️まさにメジャーリーグを舞台にした「がんばれ!ベアーズ」ですね‼️チャーリー・シーンがプロ顔負けのピッチングフォームを披露したり、ウェズリー・スナイプスの盗塁もお見事‼️ホントにキャストの皆さん、野球が上手い‼️野球映画としては「ナチュラル」「フィールド・オブ・ドリームス」には及ばないけど、笑って泣けるスポーツコメディとして誰でも楽しめる作品です‼️
映画史上の高揚感
結末は見え透いているスポーツコメディなのに、ラストの圧倒的な高揚感は唯一無二です。
この作品のあとIndiansは競合チームになりました。
しかしGardiansになってはシマリがありませんね。
【MLB版がんばれベアーズ。特に後半30分は興奮するなあ。】
■アメリカンリーグ、東地区クリーブランド・インディアンズは万年Bクラスの弱小チーム。急死した夫の跡を継いで新オーナーとなったレイチェルは、本拠地をマイアミに移すため、市の条約に従い、1年間の観客動員数が60万人を下回るよう画策し、”選手補強”をするが。
◆感想<Caution!内容にやや触れています。>
・私事で恐縮だが、子供の頃TVで「がんばれベアーズ」を見て以来、弱きチームが周囲の思いを見返す様に、勝利する物語が好きである。
序でに言えば、テイタム・オニールのファンになったが、当時のガールフレンドが可愛かったので、あんまりのめり込まなかった。イタタ、石を投げないで下さい。!
・と言う訳で、最近であれば韓国映画の「リバウンド」はとても面白かった。
ー 私は、自分のレビューでは”お勧め”とか”必見”と言う言葉は使わない。何故なら映画をチョイスするのは、その人の感性であるからである。但し、新作のレビューを書く際は、さりげなく超面白かった作品と、あんまりだった作品が分かるように書いている積りである。
・今作も、チームが負けるように新オーナーとなったレイチェルが”補強”したのは、
1.且つては名選手だったが、ひざを故障して成績が低迷しているジェイク・テイラー(トム・ベレンジャー)
2.服役直後の超剛腕だがノーコントロールのリッキー・ボーン(チャーリー・シーン)
3.お調子者だが、超、足の速いウイリー・メイズ・ヘイズ(ウェズリー・スナイプス)
4.キューバからやって来たロッカーでも怪しげな祈りをしているスラッガー、セラノ
ナドナド、キャラが立ち過ぎている男達であった。
■前半は、彼らは駄目駄目だが、リッキーは近眼を眼鏡で修正したりし徐々にチームの勝利に貢献するようになるのである。
特に、再後半のヤンキースとの優勝決定戦で、ウイリー・メイズ・ヘイズが塁に出て、ジェイク・テイラーがバットをスタンドへ向けつつ、セーフティ・バントをするシーンは興奮したなあ。
膝の悪いジェイク・テイラーが必死に一塁に走り込む間に、ウイリー・メイズ・ヘイズが疾走し、ホームベースにスライディング氏、優勝するのである。
<今作は、王道の弱きチームの快進撃を、笑いと恋愛を絡めたエンタメ要素満載作品なのである。>
これなら『東京メ◯ツ』の方が強い岩◯鉄五郎がいる。
あの『噛みタバコ』の汚さは『大リーグの花』なんだろうね。この汚さ、最高!
このチームを2021年まで実在させたアメリカの負の歴史なのだと思う。
映画の終わり方も何一つ捻りは無い。これなら、あだち充先生や水島新司先生の野球漫画の方が良い。しかし、それはアメリカ人が一番分かっている。と言うか、やっと気づいたのだろうと思う。誇り高き血をひく民族がディスられてばかりはいない。だから、2作でシリーズは終わり、球団名も変えたようだ。遅すぎるが、クリーブランドが、どこにあるかも知らない日本人が、チームの勝ち負けで一喜一憂して、日本人が引き続きハリウッド映画に出たと喜ぶ。つまり、アメリカは2作で飽きられたのに、日本人は脱亜入米してしまう。
そもそも、野球であってクリケットではない。インディアンズってクリケットの球団名だと思うが。そして、野球よりもクリケットの方が国際的なスポーツと知っておくべきだ。
ここまで、恥さらしな映画も稀なので、評価したい。Part2も見る事にする。
PS ブゥードゥー教はハイチ。勿論、起源は西アフリカだから、キューバにもそう言う民間信仰はあったろうが、キューバは社会主義国。鶏を生贄にすると言う発想はケンタッキーに恨みのあるヤンキーだからか?何しろ、南北戦争だからね。
明らかな北軍側のオハイオ州に差別的な名前の球団が21世紀のはじめまであった。その目の敵がケンタッキー。正にインディアンの元祖州だ。アメリカの負の歴史さ♥
見た
高校の頃、レンタルビデオの会員人になって、でも映画は苦手やったから、
好きな野球の映画ならと思って最初に借りた作品。
内容覚えてないけどおもろくて、一番好きな映画は?って聞かれたら、
とりあえずこれを答えることにしてた期間が長いわ。
やっぱりいい映画だな~
久しぶりに鑑賞。
Wild Thingの大合唱とともにマウンドに上がり、ライバルをストレートの3球勝負を挑むチャーリー・シーン。何度観ても興奮する。
しかし久しぶりに観ると、ベテラン選手が頑張る姿が何ともいい。ヤンキースとの最終戦で、9回途中まで奮闘するハリス。決勝点となる内野安打を打ち、痛めている膝で懸命に走るテイラー。そして優勝で盛り上がる中でリッキーに一発お見舞いして抱き合うドーン。途中とエンディングで流れるMost of All Youもいい。
スピードやパワーなど、素材を活かす若手、意地と経験で勝負するベテラン。個性的な多くの選手それぞれ魅せてくれる。
昔は気にならなかったテイラーのストーカーぶりに、ちょっと引いてしまったのは内緒w
クリーブランド・インディアンズ
オーナーが変わり、本拠地をマイアミに移すため、ペナントレースは最下位になるように画策する。
新入団の選手たちは才能はあるのだが、変わり者ばかり。
ところが新オーナーの意向を知った途端・・・。
とても可笑しいが、ラストの試合運びは見事だった。
単純明快なサクセスストーリー
メジャーリーガーとしての動きには程遠いぎこちなさですが、見るところはそこではなく、劣勢から全員一丸となって這い上がる、逆転サヨナラ満塁ホームランのあの爽快さですね。お約束のラブストーリーもめでたしめでたしで終わり、分かっていても嬉しくなりますね。
あのガラガラの球場が、勝ち続けることによって満員になっていく過程が、野球ファンは共感できるのではないでしょうか。満員の観客による大歓声。自分もずっとインディアンスを応援してきたかのような、興奮を覚えます。まさにどこぞの元監督が言っていた「勝つことが最大のファンサービス」。
いま自分の贔屓のプロ野球チームも最下位争いの常連なので、この映画のように、何かをきっかけに常勝チームになってくれないかな。
アップテンポな曲がめちゃくちゃ合う
終始楽しい
多くを語らない部分ときちんと語る部分の区別が絶妙だからこそこのコメディ映画をまた観たい!って気持ちにさせてくれるんだろうなぁ
登場人物が多くて全体的にサラッとしてるけど捉えるとこしっかり捉えてて上辺だけ〜感が無いのもすごい
クリーブランド・インディアンス(1915〜2021)
映画館では観たことないがVHSやDVDに金曜ロードショーで何度も何度も観た
毎年一回は必ず観る飽きが来ない野球好きのバイブル的作品
言わずと知れたベースボールムービーの傑作
スポーツ系コメディー映画の最高峰
選手たちは架空だが実在のメジャー球団「クリーブランド・インディアンス」が舞台
万年弱小球団に前オーナーの妻がオーナーに就任
クリーブランド嫌いな彼女はマイアミ移転を実現するためわざとダントツで最下位になる計画を実行
年間観客動員数が80万人以下になれば自由に移転ができる契約をクリーブランド市と結んでいることを目をつけた新オーナー
あまりの弱さに市民から総スカンくらえば彼女の思う壺
新オーナーの思惑で集められた選手はどいつもこいつもポンコツばかり
球は速いがノーコンのリッキー・ボーン
元名捕手だが膝を痛めて落ち目のジェイク・テイラー
俊足だがポップフライを打ち上げてしまうウィリー・メイズ・ヘイズ
長打力はあるが変化球はからっきしのブードゥー教のペドロ・セラノ
打撃はいいが怪我をしたくないので手抜きの守備をするベテラン三塁手ロジャー・ドーン
不正投球を駆使して抑えるベテラン投手エディー・ハリス
そんなメンバーを率いるのはメジャー監督の経験がないマイナーのベテラン監督でタイヤ販売業者のルー・ブラウン
シーズン途中で新オーナーの企みを知った選手たちは発奮
出足は大きくつまづいたがチームは上昇気流に乗って優勝争いに
ジョークのセンスがいい
ファックなど汚い英語の使い方が丁度いい
脚本が素晴らしい
awesomeをモーレツと訳すなど戸田奈津子が担当した字幕も絶妙
何度観ても最後は感動する
笑いあり涙あり
娯楽映画の御手本
これこそアメリカ映画
X(YOSHIKIじゃない方)がカバーしたテーマソング『Wild Thing』はハリウッドの音楽映画五本指に入る名曲
野球嫌いは大仁田厚の入場曲だと言い張るがWild Thingといえばメジャーリーグに決まっとるわクソッタレ
ヘイズがベッドごと球場の外に追いやられる場面が特に面白い
実況アナもいい味を出している
リックが満塁のピンチで三冠王を空振り三振に仕留めてガッツポーズするシーンが特に好き
ジェイクのバントで2塁からホームに生還するヘイズもなかなか
諸事情でクリーブランド・インディアンスは来シーズンからチーム名がクリーブランド・ガーディアンスに変更することになった
抗議する側が常に正しいとは思わないし差別をしていたことを認めたようで釈然としない
だがこのご時世なら『バックトゥザフューチャー3』の「インディアン」を「ネイティブアメリカン」と訳するのも当然か
けれども自分と考え方が違う人間を全て差別主義者とレッテルを貼る攻撃的でヒステリックな偽善者を僕は軽蔑する
何はともあれチーム名が変わってもクリーブランド・インディアンスは映画メジャーリーグともども永遠に語り継がれることになるはずだ
登場人物の個性と軽快な演出と盛り上がる音楽で楽しい
総合:70点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
目立つ登場人物と演出の軽快さで楽しめる。野球をするのでそれなりに最初から登場人物が多いのだが、見た目も性格も能力もしっかりと描き分けが出来ていて個性がわかり、それらの選手が試合に加えて時には私生活の両方で失敗しながらも活躍してくれる。
喜劇なので物語はそれなりだが、展開としてもただ野球をするというのではなく、この球団所有者を敵役として絡めたのは良かった。球団の所有者の野望を打ち砕こうと選手たちが奮闘するのが熱気を高める。音楽も盛り上がるし、観ていて楽しい。
とんでもないヘボチーム
インディアンスは、オーナーが亡くなりマーガレットホイットン扮するレイチェル未亡人がオーナーになって立て直すと宣言した。オーナーは、わざと負ける様にトムベレンジャー扮するキャッチャージェイクテイラーやチャーリーシーン扮する投手リックボーンらロートルや半端者らが集められた。いずれも使い物になるとは言いがたいレベルだった。地元を含めてあらゆる新聞がインディアンスが最下位と書き立てていた。案の定、開幕戦から9対0だった。しかし、徐々にチーム力は上がっていった。とんでもないヘボチームが、あれよあれよと言う間に優勝を争うチームになるなんて、漫画にしても過程も無くてちょっと脈絡がなさ過ぎないかな。素直に楽しめなかったよ。
ワイルドシングが最高にカッコ良くてテンションがあがる!
厄介者ばかりの弱小の大リーグチームが一致団結して優勝を目指すという単純な映画でしたが、痛快で楽しいです。
捻りが欲しい方には物足りないないかもしれませんが、気楽に観たい方にはピッタリの映画だと思います。
リッキーの当番シーンで流れる「Wild Thing」が最高にカッコ良くてテンションがあがります!
ブードゥー教のセラノが背番号13ってのがいい!実況中継のアナウン...
ブードゥー教のセラノが背番号13ってのがいい!実況中継のアナウンサーもいいです。彼がいなければゲームが全然わかりません(笑)
後半は音楽で盛り上がっていい出来になってますけど、前半はそれほど面白くありません。チャーリー・シーンもこの映画ではイマイチ。最後のヤンキース戦は臨場感満点。家で観るときには大音量で観たいものです。最後の作戦も最高だ。
よくあるサクセスストーリー。 でも80〜90年代の洋画によくある真...
よくあるサクセスストーリー。
でも80〜90年代の洋画によくある真面目過ぎない少しコミカルな内容。
だから見やすかったし野球どうこうというよりは個々のストーリーに基準を置いててスポーツものっぽさがあまりない所も良かった。
ながら観しているくらいがちょうどいい。
ベテラン選手の野球技術に説得力が欲しかった
弱小球団インディアンスに集められた無名の選手達が、メジャー制覇に挑む物語。
サクセスストーリーに必要な要素を、無理無駄なくストーリーに詰め込んだ秀作です。
「弱小球団」、「怪我持ちのロートル」、「無名の若者」、「足を引っ張るオーナー」、「開幕ダッシュの失敗」、「主人公の失恋とエリートの恋敵」。
恥ずかしげもなく詰め込んで、それでもスッキリと鑑賞出来る整理されたストーリーは見事です。
チャーリーシーンやウェズリー・スナイプス等の身体能力は見事ですが、それでも他の出演者は、メジャーリーガーには程遠いように思えるが残念なところです。しかし、とても楽しめる作品だったと思います。
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