ミッドナイト・ランのレビュー・感想・評価
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ロバートデニーロ演じる元刑事が、純で、雑で、一本気
こんな映画、なかなかない。
男同士のクールな関係、金よりも我がプライドを重視する一途さ。
クスッと笑えるコメディ。主役たちを引き立てる、おバカな脇役たち。
賄賂は決して受け取らない刑事が、女房を賄賂受け取る刑事に寝取られても、
その女房に未練たらたらでも、生き方を変えない。
金に魂を売るな、人生は捨てたもんじゃないぜというメッセージを感じた。
好きすぎて泣いてしまう
逃亡した犯人を逮捕し保釈保障業者から賞金を得る、現代の賞金稼ぎ。それを生業とするウォルシュは、資産家の金を横領し逃亡した会計士デュークを確保する。彼は横領した金を慈善団体に寄付していたが、その資産家はギャングの麻薬王セラノだった。デュークにペースを狂わされるウォルシュ。同業のドフラー、FBI、ギャングが彼らを追う。
何度も観ている大好き映画。たくさん笑えて、好きすぎて最後は泣いてしまいます。娘との9年ぶりの再会にホロってきます。根は同じ二人の、10万ドル以上の友情に喝采。
今回の発見二つ。一つ目は、セラノの脅し文句が怖くて笑えます。鉛筆を心臓に刺されたくないなぁ、電話に頭ぶち込まれたくないなぁ。二つ目は、最後の1000ドル札。1000ドルのお札!?。以前アメリカに流通していたそうです。1枚で、今だと15万円か。
モーズリー捜査官役のヤフェット・コットーは、「エイリアン」で頼もしい若者を演じてました。
最高傑作❗
もう何度も観た。観る度にその完成度の高さに魅了された。伏線と回収の見事さ、男のペーソスの描き方の見事さ、起承転結の見事さ、台詞の粋なこと、どれを取ってもバーフェクトな作品。最近こんな素晴らしい作品に出会えないなぁ💧
デニーロのバディムービーってある意味貴重
なぜ見たんだか、もう思い出せないほどに昔に見た一本。レンタルビデオ全盛の時代に、パッケージのアオリに乗せられて期待して見たら、それほどでもなかったという、お話。
今回、デニーロは、バウンティ・ハンターで元警官で、苦労して捕まえた賞金首が組織に狙われているという王道のサスペンス。と思いきや、ややオフビートのロードムービーで、性格俳優の二人が演技合戦を繰り広げるバディ・ムービーでもある。今見たらきっと違う感想を抱くんだろうけど、当時はド派手なアクション洋画が全盛の時代だったので、何とも地味なコメディ映画にしか見えなかった印象が強い。
一言で言うと・・・
こんな面白い映画があったのか、という感じ。他の方のレビューでもあるように、アクションあり、コメディあり、男の友情ありの魅力が盛りだくさんの映画になっている。デ・ニーロをはじめ、皆が役になりきってとても楽しそうに演じているのが伝わってくるような、映画史に残る名作と言えるだろう。
しびれた〜
三十数年ぶりに鑑賞。
私のチープな感想で汚したくない名作であるが、歳を重ね改めて観ると、デニーロ演じるジャックという男の生き様に惹きつけられてしまった。
娘との再会。ジャックという男の本当の姿が娘の表情、態度を通して感じることができる。ギャングのボスに伝えた心に秘めていた言葉。過去を語らない男の信念が口から出た瞬間、熱いものが込み上げる。もちろん、ロバート・デニーロという名優の演技あってのものである事は言うまでもない
熱き男たちの友情物語‼️
前作「アンタッチャブル」のアル・カポネ役でハゲて太ってたデ・ニーロが一変、スリムなボディになりカッコいいレザーのジャケットを羽織って挑んだ、アクティブでサスペンスフルでユーモラスな、熱き男たちの友情物語‼️ホントに大、大、大好きなこの映画の成功の秘密は、ひょうきんだけど心優しいチャールズ・グローディンと、自分勝手な中年男のデ・ニーロによる絶妙なコンビネーション‼️飛行機から列車へ、そして自動車から飛行機に戻るという目まぐるしい道中記‼️アメリカ全土を転々とするロードムービー的魅力と、追いつ追われつの大追跡が展開する昔懐かしい活動写真的迫力‼️洗練された話術の妙や、ホロリとさせる人情味、特にラストシーンの何ともいえない洒落たオチはホント素晴らしいです‼️盗んだFBIバッチを振り向きざまに構える様が何ともキマッているデ・ニーロが "最も気に入っている主演作" とコメントした超傑作‼️そういう私もたいそう気に入り、デ・ニーロ愛用のレザージャケットを購入したほど‼️
飛行機恐怖症?! 汽車から貨車へのロードムービー!
賞金稼ぎのロバート・デ・ニーロ演じる
ジャックと警察に追われる身のジョナサンの
2人の掛け合いが絶妙なストーリーでした。
父親が離れていた娘に会えたときの笑顔
娘さんがいつまでも親を愛する気持ち♥
数々のハプニングを乗り越えて
飛行機や車のアクションあり、心臓が高鳴りました。
1980年代の古い街並み、公衆電話に懐かしさがありました。
若き日のロバート・デ・ニーロの演技に
粋な男性の生き様を見ることが出来ました。
来世で会おう!!
過ぎ去る背中にハートが熱くなりました。
観終わった後に興奮冷めやらぬ作品でした。
補足、マーティンブレスト監督は
天国から来たチャンピオンも製作していて
出演していた同じ俳優が出ていたことを
後に知りました。
切望!!! 伝説の吹き替え版でも観てみたい!!!
2バージョンあるんだそうな。どちらも傑作と名高い。
字幕版でも十分面白かったけど、そう聞くと観たくなる。
二人の掛け合い、お互いを出し抜こうとしながらの攻防が面白い。そしてその後の展開。
実際に、デ・ニ―ロ氏とグローディン氏に「アドリブをふんだんに使わせたという。」「最終的な筋立てを描くのに、論理的な妨げとなる要素だけを排除しなければならなかったわけだが、この作業は思った以上に骨が折れた」そうだ。デ・ニ―ロ氏とグローディン氏の「演技があまりにも絶妙で、既にパーフェクトで最高のストーリーができあがっていたから」だそうだ(パンフレットのプロダクション・ノートより)。
その二人を追う、FBI・ギャング・ライバルの賞金稼ぎとの絶妙なタイミングの展開も面白い。皆芸達者。
巧妙なコントにして、ハラハラドキドキし、時にしんみり来る。そのテンポが絶妙。
となれば、字幕なんて読んでいる暇なんかない。英語が解れば、デ・ニ―ロ氏達の掛け合いがそのまま堪能できるんだろうけど、吹き替え版は、この映画の雰囲気をさらに昇華させていると聞く(字幕でも十分堪能できるけど、もっと良いの?)。
映画ってこういうかけ合わせが面白い。
粗筋自体は使い古されたもの。パンフレットにあったけど、賞金首を巡る賞金稼ぎの話は西部劇でよくあったそうな。また、ロード・ムービー、バディものという点でも、設定こそ違え、似たような粗筋の映画はたくさんある。
でも、そのありきたりの粗筋を、脚本(翻訳含む)・役者(吹き替え含む)・演出・映像・音楽で、こうも魅せてくれるものになるのか。
主役二人のバディ感がたまらない。
騙し騙され、今まで生きてきた世界も違う、そんな二人の掛け合い。追われるものと追うものとして、交わる要素のないはずの設定なのだけど、この息の合っている様に釘付けになる。ここがこの映画の一番の見どころ。
さりげなく挟まれる生活習慣・生活様式も、アッパークラスなデュークと、ロウワークラスなジャックの違いがおかしい。アッパークラス感を振りまくと嫌味に映るのに、嫌味に見えないデューク。ロウアークラスのジャックも、貧相に見えずに格好良い。はしゃぐ姿が可愛い。
演出・編集もすごい。
役者達がノッてアドリブが繰り出されると、本来必要なところを切る作業ができずにグダグダになることも多い。ましてや、主役は、”あの”デ・ニ―ロ氏だ。すでに高評価を得て、役者としての地位を築いている人物。グローディン氏だって、舞台で受賞歴もある有名な方。その方々の顔色をうかがって、編集が甘くなる可能性もあるのに、この監督は全ての役者たちの持ち味を引き出し、うまくまとめている。
特に、デ・ニーロ氏は重く寡黙な演技が称賛されて受賞している。なのに、この軽妙さ。監督が デ・ニーロ氏に声をかけたそうだが、目の付け所が違う。デ・ニーロ氏は、いろんな役を演じたかったんだろうな。一つのイメージに縛られることなく。デ・ニーロ氏と監督で、実際の賞金稼ぎの仕事に密着して役作りをしたんだそうな。
映像は、特に色使いが綺麗とかいうのではないのだけれどいい。
まず、構図がいい。詰め込み過ぎていない。
そして、主役のジャックは、無精ひげに、汚れた革ジャン。デュークは、上流社会出らしい質の良いコートを着てはいるけど、二人ともファッショナブルとは程遠い。
でも、アメリカ大陸の様々な風景、アクションと共に、男達の生きざまを、皺・目・口の動きを、丹念にじっくりとフィルムに描き出してくれる。その様が、呆れるほどだらしなく、男臭くも妙にかっこいい。それでいてどこかコミカル。ジャックもデュークもひたすらまじめにやっているのに。
細かいエピソードも次から次にと手に汗握る。くすっと、がはっと笑え、「ほう」と唸ってしまう。
クレジットの利用でいるところがばれるのか(『ジャックリーチャー』でもそういう場面あったけど、こんな昔からの常套手段だったのね)。そんなこんなのピンチをことごとく、頭と運動神経を使って次々に乗り越えてしまうジャック。さすが、賞金稼ぎを生業としているだけあって、クールだなあと感心していると、その上を行く会計士。会計士ってやっぱり頭の回転が良くないのとなれないのね、なんてことも想った。それでいながら、どこか間が抜けている。人の良さがだだ洩れ(笑)。
ハラハラさせながらも、同時に人のつながりを描いていく作品。
「来世で会おう」 なんて、心豊かで、切ない言葉なんだろう。
緊迫感がありつつも、どこか肩の力が抜けていて、人生を考えるゆとりがある映画。
何度も何度も観たいです。
【おまけ】
あのシーン。既視感が…。『ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション』
当然、トム様もこの映画観ていらっしゃるだろうし。オマージュだったのか?
星5個。文句なしの傑作ロードムービー!
1988年(アメリカ)監督:マーティン・ブレスト
ロバート・デ・ニーロのこの映画は素晴らしい。
ラスト・・観終えた後の爽快感!!・・・3日は機嫌良く暮らせそう(笑)
あらすじ
元警官のジャック(デニーロ)はシカゴで賞金のかかった犯罪者を捕まえる荒っぽい仕事をしている。
保釈金融会社(そんなのあるの?)のエディが、10万ドルで連れ戻せという賞金のかかった男は、マディーカス(チャールズ・グローデン)という男。
マディーカス=通称デュークは、シカゴの麻薬王の会計士だったが、ボスの金を1500万ドル横領して、なんと慈善団体に寄付してしまった(何という命知らず!!)
ジャックは早速デュークがニューヨークにいる事を突き止めて、ケネディ空港から、
飛行機に乗せるのですが・・・
デュークと言う男。
善人なのか悪人なのかよく分からない男で、機内で早くもパニック障害を起こして、飛行機を降ろされてしまいます。
この映画が面白いのは、33年前の時代の古さ。
インターネットがない。
電話が万能だったんですね。
ジャックがいちいち雇用主のエディに居場所を電話します。
それを、
FBIが盗聴してて、シカゴのボスの手下と更に同業のマービンに知らせる事務員がいて、
筒抜けなのです。
行く先々、その御一行様が追ってくるんです。
(エディに電話するからでしょッ!!)
お間抜けなジャック。
飛行機→列車→車→徒歩、
シカゴに近づくどころか、遠ざかるばかり!!
ヘリコプターから銃撃された2人は、なんと川下りまで・・・
それにしても、悪知恵はジャックも追っ手も実に達者。
カード会社に「カードを無くした・・・」と、電話しただけで、
最後に使った場所を教えたり、カードの使用停止まで、
本人確認なしでやれちゃう時代なんですねー。
(今とはまた別の意味で、犯罪チャンスがあったんですね)
追っかけるFBIとマービンそして、ボスの手下・・・
この駆け引きと追いかけっこが実に楽しい。
アナログならではの楽しさが!
そして間一髪で逃げる間に、デュークとジャックの間に芽生える友情。
ラストが最高なんですよ。
本当に気持ちいい。
(まさか1000ドル紙幣が発行されていたとは?)
オチも最高に笑えます。
過去鑑賞
大変楽しい良質な娯楽映画
こんな映画が面白いと思って映画見るのが好きになったよね!って感じのいい感じにアクションでハラハラして間抜けでグッドストーリーで。
アメリカ横断ロードムービー物としても、ブルースブラザーズ的なドタバタものはとしても全方位から楽しめるいい映画だったなー。
音楽も楽しいんだけど何故かグッとくる不思議な感じだ。
痛快な珍道中
ロバートデニーロ扮する元刑事ジャックウォルシュは、麻薬王セラノの金をせしめた男を連れて来て欲しいと依頼を受けた。元刑事だけあってFBIを語るなどジャックはなかなか知恵が回るね。しかし護送者は飛行機恐怖症で出足をくじかれたなんて痛快な珍道中でコメディタッチだったね。別れた家族とのふれあいもあってほのぼのさせられたよ。
面白いです。 保釈金保証業者とは
保釈金保証業者とは
保釈金を肩代わりする。その際ちょいと余分に手数料をいただく。裁判が始まれば保釈金は帰ってくるので手数料が儲けとなる。
裁判を目前に容疑者が逃亡し、警察によって再逮捕となると保釈金は帰ってこない。
・・・というネタはいろいろ使えそうなのだが私の知ってる中ではこの映画しかない。
昔のアクション映画だから今見てどうかと思ったが全く廃れていないような感じで面白かった。
第一にキャラクター設定の威力だと思う。
それから一つ一つのエピソードが冴えてる。
もちろん保釈金保証業者というネタが生きている。
じっくり見ても酒飲みながらでも彼女や家族と盛り上がりながらでも楽しめる映画だ。
ほのぼの
1988年の作品。
マフィアに警察に賄賂に賞金稼ぎ…と、物騒なキーワードが並びつつも、悪者たちもどことなく間が抜けてて憎めない。
この頃の映画ってまだこんなほのぼのしてたんだなー、と思いながら鑑賞。
現代映画のスピード感と刺激の強さに慣れた後ではちょっと物足りなさもあるかも知れないけど、見終わった後に小さくがんばろって思える後味のいいロードムービーでした。
上質なコメディロードムービー
DVD鑑賞
レンタル屋で目に止まり、久しぶりの鑑賞です。
タイトルは「ちょろい仕事」、もうこの時点で皮肉が効いてますね。
昔から、特にハリウッドはバディ物は多いと思うのですが、その中でも大好きな作品。一時期このコートを探してました。
あと腕時計のクセも少し真似したことがありましたね。
デ・ニーロの相方は、今年5月に残念ながら亡くなってしまったチャールズ・グローディン。日本では「ベートーベン」でも有名ですね。
デ・ニーロは冒頭から生き生きしており、投げられたサングラスをチョイチョイやるのも、その後の警察手帳を持った決めポーズとかも実にアドリブっぽい。こういった所作が実に子気味良いんですね。
アドリブといえば酒場での偽札騒動。これも全部二人の即興らしいですね。これはすごい。
それと何処かブルージーな音楽が大好き。サントラを購入してかなり聞きました。
それと今見ると、プライベートな情報がガバガバなのも面白い。
2010年には続編が報じられたのですが、現在のデ・ニーロの年齢を考えるともう立ち消えになってしまったのでしょう。残念です。
次々と新しい伏線が出てきては絡み合っており、テンポの良い上質なコメディロードムービー。今観てもかなり面白い作品でした。
そして「来世で会おう」、グローディンが亡くなった今となっては何とも深く響く台詞です。
10後もう一回見ようと、また思った。
中学の時に初めて見た。
ワクワクし、ハラハラし、グッときて。
「映画ってこんなに面白いんだ!」って思った。
ネットもスマホもなかった時代の話。
だから成り立つストーリー・・・。
果たしてそうか?
「面白い映画はいつの時代も面白いもの。」
という確認をするために、ふと見た。
杞憂だった。
デュークを巡る、
ジャック、マービン、セラノそしてFBIの
4つ巴のドタバタ劇。
気持ちいいテンポのストーリー。
胸躍るBGM。
ちょうどいいアクション。
俳優たちの人間味。
センスのいいセリフ。
伏線の数々。
今でもワクワクし、ハラハラし、グッときた。
「グッと」くる感情が増えたのは
オレが年を取った証拠かな?
もう一度見て良かった。
今後もっと年を取ったら、
もう一回見てみよう。
ロバートデニーロ。
当時、一番好きな俳優だった。
デニーロを悪く書いた記事を読むたび、
胸が痛かったのを覚えている。
最高に面白く楽しめる一本!
デニーロが主演した映画の中で、ミッドナイト・ランが一番好きだという人は多い。 自分もその一人だ。 確かデニーロ自身も、自分が出演した映画の中でこれが一番気に入っていると、何かのインタビューで言っていたのを覚えている。 特に後味が最高だが、すべての面で完成度が高く、理屈抜きに楽しめる。
残念ながら、2021年5月、映画の中でデニーロ扮する賞金稼ぎに連れまわされる、マフィアの会計士を演じていたチャールズ・グローディンさんが亡くなった。 そのことがネットニュースで流れたとき、多くの人が、このミッドナイトランでの役を引き合い出して、彼の死を悼んでいた。 日本ではそれほど知名度がない役者さんだが、多くの人の記憶の中に、このミッドナイトランでの役が強く残っていたということだろう。
個人的には、ライバルの賞金稼ぎを演じていたジョン・アシュトンさんにも、同じように好印象を持った。 もちろん、脂ののりきった当時40代半ばのデニーロの演技が最高であることは言うまでもない。
それぞれの登場人物に思い入れが生まれ、いつまでもその登場人物たちが記憶に残るような映画は、実際それほど多くない。 チャールズグローディンさんの訃報を機に、30年以上ぶりに観たが、その魅力は全く色あせてなかった。 やっぱり面白い!
是非、今の若い人たちにも楽しんでもらいたい一本だ。
Great American movie
Another fine performance by Robert De Niro in a perfect Road Movie... nothing less to show and nothing more to say. And, the sequel is coming in '22!
ご冥福を
若い頃に見まくってた名作のひとつ。最近何気に見てやっぱ相方の俳優さんいい味出してるな〜とネット検索したらつい最近お亡くなりになってました。何かそういう兆しを感じたのでしょうか、、、。
この映画は本当によく出来ていて出ているキャラクター全てが個性的で印象に残るんですよね。マフィアネタながらコメディタッチでデニーロの表情の作り方や変化が最高にイカしていてめちゃくちゃカッコいいです。ゴッドファーザーもよかったけど、こういうちょっとチャラけたキャラの方が合ってるように思いますね。
助けてもらうはずなのに元奥さんと無茶苦茶なケンカをはじめたりして決して正義のヒーローではない主人公が最後にビシッと決めてくれるところが気分爽快でナイスな映画です。最近はこういう映画無くなってしまったなぁ。
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