ミスター・サタデー・ナイト
劇場公開日:1993年6月19日
解説
ショービジネスの世界に身を投じた兄弟の数十年間にわたる葛藤を中心に、家族、夫婦の情愛を描く年代記風のドラマ。「シティ・スリッカーズ」のビリー・クリスタルが製作・脚本・監督・主演と一人四役を務めた。製作総指揮はローウェル・ガンツとババルー・マンデル。脚本はクリスタル、ガンツ、マンデル。撮影はドナルド・ピーターマン。音楽はマーク・シャイマンがそれぞれ担当。出演はクリスタルの他、「シティ・スリッカーズ」のデヴィッド・ペイマー、「飛べバージル プロジェクトX」のヘレン・ハント、「ドク・ハリウッド」のジュリー・ワーナー、「運命の逆転」のロン・シルバーら。
1992年製作/アメリカ
原題または英題:Mr. Saturdaynight
配給:アスキー映画
劇場公開日:1993年6月19日
ストーリー
ユダヤ人の兄弟、兄スタン(デヴィッド・ペイマー)と弟バディ(ビリー・クリスタル)は、人を笑わせるのが大好きで、週末の夜は近所の人々に物まねやコントを見せ有頂天になっている。ある晩、2人はアマチュア・コメディアンのオーディションに出演するがバディが大笑いをとり、それをきっかけに彼はコメディアンとして頭角を現していく。一方スタンは華やかなスポットライトを浴びる弟の影に隠れ、マネージャー兼付き人として裏方に徹していた。バディはその毒舌たっぷりのブラックな話術で人気絶頂の有名人となり、「エド・サリバン・ショー」へ出演することに。だが彼の前の出演がビートルズだったため、バディはアタマにきてしまい、自分の番になってショーを目茶苦茶にしてしまう。急速に人気を失ったバディはドサ廻りの芸人におちぶれてしまう。レストラン、安ホテル、ボーリング場、ストリップ劇場、韓国人経営のクラブ。道中、スタンと妻エレーンの励ましを受け再出発を決意するバディ。そして今日もフロリダの老人ばかりのホテルで、得意のトークを披露する彼の姿があった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ビリー・クリスタル
- 脚本
- ビリー・クリスタル
- ローウェル・ガンツ
- ババルー・マンデル
- 製作総指揮
- ローウェル・ガンツ
- ババルー・マンデル
- 製作
- ビリー・クリスタル
- ピーター・シンドラー
- 撮影
- ドン・ピーターマン
- 美術
- アルバート・ブレナー
- 音楽
- マーク・シェイマン
- 録音
- ジェフ・ウェクスラー
- 編集
- ケント・ビーダ
- 衣装デザイン
- ルース・マイヤーズ
- 字幕
- 戸田奈津子
受賞歴
第65回 アカデミー賞(1993年)
ノミネート
助演男優賞 | デビッド・ペイマー |
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