劇場公開日 1991年2月16日

ミザリーのレビュー・感想・評価

全67件中、61~67件目を表示

4.0アイムNo.1ファン

2015年10月5日
スマートフォンから投稿

怖い

今だったらストーカーと一言で片付けてしまうところかもしれませんが…
熱狂的なファンがあるきっかけから狂気を剥き出しにし、小説家を監禁の上、小説の続編を自分の好みのように書き下ろすことを強要する、というストーリー。
統合失調症、躁鬱、メンヘラなどの言葉が一般的に使われてきた現代だからこそ見て欲しい作品です。

慈悲深く、愛情深くポールに接したかと思えば子供のように駄々をこねる一面も。かたや狂気を剥き出しに残酷で冷徹な面を見せるアニー。
彼女の行いは狂気と切り捨てていいのか、それとも愛情なのか。

アカデミー女優、キャシーベイツの怪演は見事の一言。
主演のジェームズカーンも動きが制限されるなか、表情一つ動き一つで現在の状態を見事に表します。

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うたまるまる

4.0最狂のファン!

2015年5月25日
Androidアプリから投稿

ヤバいです。僕はこの類いの映画はあまり観たことなかったのですが…サイコホラー、ハマりそうです。主演の女優さんの演技がヤバかった。色んな意味での作家とファンの駆け引きが楽しめます。
でもなんか観てて笑っちゃう

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柴左近

3.0怖い

2015年5月3日
iPhoneアプリから投稿

怖い

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ありあり

3.5アカデミー主演女優賞

2015年4月1日
Androidアプリから投稿

怖い

ベイツの異常者っぷりは怖かった。
超ヒステリックな女の愛の拷問。

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pazoo

2.5純粋すぎる愛

2014年10月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

スティーヴン・キングの小説は、映画にすると魅力が半減すると言うか、映画っぽくなってしまう気がします。
本作は主人公の作家が熱狂的なファンに監禁される話で、とてもスリルがありサスペンス要素が満載です。しかし、キングのコンセプトに沿って製作しているのでしょうか?いまいち映像からは伝わってきませんでした。

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ハットコック

4.0最も悲惨(ミザリー)な執筆活動

2012年9月22日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

悲しい

怖い

久々に、勝手にキング原作映画特集その8。
今回は『ミザリー』!

ミザリーという女性が主人公のロマンス小説で
名を馳せた作家ポール・シェルダン。
ミザリー人気の陰で自分の書きたい小説が
書けない事にウンザリしていた彼は、
新作の中で遂に彼女を“殺害”する。
そんな矢先、ポールは雪山で自動車事故に遭う。
半死半生の彼を救出したのは
アニー・ウィルクスという元看護婦。
怪我で身動きの取れないポールを自宅で
親切に介抱するアニーだったがしかし、彼女は
ミザリーを聖女のように崇拝する異常な女だった……。

アニーを演じたキャシー・ベイツは本作でアカデミー賞
主演女優賞を受賞。原作者キングも彼女を絶賛。
後に書かれた小説『ドロレス・クレイボーン』の
主人公は初めから彼女を想定して書かれたという。
(『ドロレス〜』は『黙秘』として'93年に映画化。
 主演は言うまでもなくキャシー・ベイツその人だ)

原作の記憶が鮮明だった頃は
『ポールの絶望や恐怖が伝わらない』とか
『アニーが単なる怪物にしか見えない』とか
感じたのだが、それは僕の映画的な読解力が
貧相だったからに過ぎなかったらしい。
(ま、今も貧相ですがね)
この度改めて鑑賞し、非常に良く
纏まった上質なスリラーだと感じた。

まずは主演ジェームズ・カーン。
アニーへの嫌悪と恐怖をひた隠す、その抑えた演技が実に良い。
一見謎めいた行動が後の展開への伏線だったと分かる流れにも、
小説(言葉)でなく映画(映像)ならではの面白さを感じる。

キャシー・ベイツは原作通り“ドラゴンレディ”と呼ぶに
相応しい、怪物のような威圧感と狂気を放っている。
同時に、疎外される者の悲哀が滲み出ている点が見事だ。
暗がりで拳銃を虚ろな目で見つめる姿は恐ろしくも哀しい。

一方で、
リチャード・ファーンズワース演じる老保安官と妻の
コンビが良い味。漫才のような掛け合いが可笑しい可笑しい。
だが笑えるだけでなく、青空の下の明るい場面は
狭く暗い監禁空間との良い対比になっている上、
アニーに対する包囲網が徐々に狭まっている
というサスペンスも生んでいる。

以上!
深過ぎるファンの愛情が狂気に変わる
この秀作スリラー、未見の方は是非。

あー、ところで最後に若干イヤなプチ情報をひとつ。
鑑賞済の方は、ハンマーが登場するあの
ショックシーンを覚えておいでだろうか?
原作ではね、実はハンマーは登場しないんすよ。
代わりに登場するのは……斧とBBQグリル。
使用法は……ご想像に任せます……。

<了> ※2012.09初投稿

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浮遊きびなご

5.0ベストセラー作家の受難

2009年3月4日

怖い

スティーブン・キンの小説が原作です。

「ミザリー」シリーズという冒険小説でベストセラー作家となった主人公ポールは交通事故で瀕死の重傷を負い、元看護婦でポールの「自称No.1のファン」のアニーに助けられます。
雪山の中、病院にも搬送できず、アニーの家で献身的な看病を受けて、ポールは奇跡的に回復していきます。
ところが、ポールが書いた「ミザリー」の最終巻を読んだ後、アニーの態度は豹変します・・・。

怪我で自由に身動きが取れない主人公に対して、監禁し、無理やり自分の為だけに「ミザリー」の続編を書かせようとするアニーが本当に怖いです。
アニーを演じるキャシー・ベイツがオスカーを受賞したのも頷けます。それくらいの迫力ある演技でした。

サイコスリラーの傑作の一つであることは間違いないと思います。

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だいすけ