マンハッタンのレビュー・感想・評価
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少しは人を信頼したら
と17歳に諭される中年であった。流れるようなカメラワーク、は彼らの人間関係の流動性やニューヨークという街に象徴される現代性を示すよう。/しかし、どれだけ長い留学なのかと思ったら、半年かい!
ラプソディ・イン・ブルーってマンハッタンだっけ。
多分、性的な倒錯者だと思う。
洒落は効いて緊張感も存在するが、残念ながら、僕の好みでは無くなった。17歳とのオウセを大義名分で描く、もっともらしく描いているが、やってはいけない事。気持ち悪過ぎる。18歳なら良いと言う訳ではない。年の差が妄想の範疇。
途中、ウィックをディスる場面が有るが彼もそのご厄介になっていると感じた。
『人間って面白いね。まぁ、全て、主観の問題だが』
まぁ、マンハッタンは、寒くて暑くてゴミゴミして物価は高いし生活費がかかる場所。それに凄く合ったストーリーだと思う。見事な自虐的暴露映画として評価したい。
ラプソディ・イン・ブルーってマンハッタンだっけ。ずっと、パリのアメリカ人からパリだと思っていた。
I♥NYのロゴは出来立てのワールドトレードセンターのためだったんじゃないかなぁ?大変に残念な事だがそれも今は無い。冥福を祈る。
後もう一つ、この年の12月にマンハッタンでもう一つ事件があった。僕はまだ、学生で就職も決まって無かった。そんな不安な中、ニューヨークのダコタ・ハウスの古い建物だけが脳裏に焼き付いた。
後、後もう一つ ちょうどこの頃、僕は鳥山明先生のDr.スランプにメチャクチャ惹かれた。鳥山明先生はDr.スランプ以外知らないが、鳥山明先生のイーストウィングぽい絵は今までの日本の漫画と違うと感じた。冥福を祈る。
今が良ければ…
ウッディ・アレンの映画を久々に見た。ニューヨークのマンハッタンに住む、男女5人の物語。アイザック(アレン)とメリー(キートン)は、哲学、心理学、演劇、美術など、ニューヨークに集まる先端の考え方に通じていて、頭でっかち、理屈っぽい。教師役のエールと17歳のトレイシーは、もっとストレートで直情的。エールは既婚者で、メリーは彼を愛しつつも不倫の関係は望まず別れようと。アイザックは、トレイシーが、まだ子どもだと言い、関係を続けながら別な男を見つけろと。一般道徳的に言えば、アイザックとメリーが付き合えばいいのにって。でも、エールがメリーを忘れられないって言い始めたら、彼のことを愛していると。振られたアイザックは、ロンドンに旅立とうとしていたトレイシーを引き留めようとする。
どんなに最先端の考え方を標榜していても、アイザックは自分可愛さが優先?に腹が立った。メリーがエールを忘れられないのは、アイザックとは似ているけれど、本当に自分が求めるものは、論理ではなく、直観、真実、持続的な犠牲や愛情なのだと。でも、マンハッタンにいれば、嫌でも、人間は、アイザックやメリーのようになっていくように思える。
都会のネオン、夜空を彩る花火の華やかさも、そんな都会の慌ただしさと情報の過多、見栄や虚勢によって生み出される人間たちを象徴しているかのよう。
ウッディ・アレンが、小型の室内犬のようで、よくしゃべる、よく絡む。その軽さ、可愛らしさが、都会の女性に受けそうだけれど、永続的な価値には通じないってテイストを感じた。
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