マジック・ボーイ
劇場公開日:1982年8月14日
解説
天才奇術師の息子が市長の汚職の証拠となる財布をすり取ったことから起きる騒動を描く。監督は「少年の黒い馬」(78)のカメラマンから転向しこれが演出第1作となるキャレブ・デシャネル。製作はダグ・クレイボーン、バック・ホートン、製作指揮はフランシス・フォード・コッポラとフレッド・ルース。デイヴィッド・ワグナーの原作に基づき、「少年の黒い馬」「E.T.」のメリッサ・マシソンとスティーブン・ジトーが脚色した。撮影はスティーブン・H・ブラム、音楽はジョルジュ・ドルリューが担当。出演はグリフィン・オニール、ラウル・ジュリア、テリー・ガー、ジョーン・ハケットなど。
 1982年製作/93分/アメリカ
原題または英題:The Escape Artist
配給:東宝東和
劇場公開日:1982年8月14日 
あらすじ
脱出術の名人ハリー・マスターズの息子ダニー(グリフィン・オニール)は16歳。祖母の家を出て、シビル叔母(ジョーン・ハケット)の所へ行く。叔母は夫のバークと組んで透視術のマジックを演じていた。叔母は彼を歓迎してくれたが、バーク叔父はいい顔をしなかった。1つにはダニーの父が、脱出術を悪用して牢に入れられ、脱獄しようとして射殺された過去があるからだ。手品ショップに行ったダニーは、そこで傍若無人の振る舞いに及ぶ男スチュー(ラウル・ジュリア)とその女友達アーリーン(テリー・ガー)に会った。スチューの行為に怒ったダニーは、彼のポケットから財布を抜きとった。ところが、この財布、スチューが父親である市長の執務室から盗んだもので、汚職の証拠となる札束が入っていたのだ。父親から財布を返せと怒鳴られ、スチューはダニーを詰問するがダニーは知らぬ存ぜぬで通した。スチューはついに父親の命令で留置所に入れられてしまった。ダニーは新聞社へ行き、脱出マジックをやって警察に挑戦したいと申し出る。警察も新聞社も彼の挑戦を受け、ダニーは牢に入れられた。ダニーは巧みに手錠、牢の錠をはずして、脱出する。市長の執務室にしのび込み金庫から市長の贈収賄リストを発見したダニーは、FBIに通報。市長は逮捕され、スチューは釈放された。スチューは怒り狂ってダニーを追いかけ廻す。ついに郵便ポストの錠をあけて中に入り込むダニー。ボストをゆすっていたスチューは、パトロール警官に連れ去られる。ダニーはポストから出て、ゆっくりと歩き出した。
スタッフ・キャスト
- 監督
 - ケイレブ・デシャネル
 - 脚本
 - メリッサ・マシスン
 - スティーブン・ジトー
 - 原作
 - デイヴィッド・ワーグナー
 - 製作総指揮
 - フランシス・フォード・コッポラ
 - フレッド・ルース
 - 製作
 - ダグ・クレイボーン
 - バック・ホートン
 - 撮影
 - スティーブン・H・ブラム
 - プロダクションデザイン
 - ディーン・タボウラリス
 - 美術
 - ジェームズ・ムラカミ
 - アンジェロ・グラハム
 - 音楽
 - ジョルジュ・ドルリュー
 - 編集
 - アーサー・シュミット
 - 衣裳
 - グロリア・グレシャム
 - 字幕
 - 戸田奈津子
 
 

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