劇場公開日 1964年12月1日

「この映画の美しさは至る所にあり、至る所で発見できる。」マイ・フェア・レディ 星組さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0この映画の美しさは至る所にあり、至る所で発見できる。

2023年8月26日
PCから投稿

大ヒットしたミュージカル舞台の映画化です。

映画の見どころはたくさんありますが
主に衣装・美術、音楽に集中しています。
皆明るく人生を楽しむ系が多いのも特徴で
登場人物の関係性も面白く描かれています。

貧しい娘が上流階級へと上り詰める物語で
イライザ役のオードリー・ヘップバーンは上品で美しく
ロンドンの下町に住む汚い言葉の花売り娘から
何処かの国の王女なのではと噂されるまでになります。

「彼女の歌声を使わなかった」のは成功の鍵とも…。

会社は普通に吹き替えにした様ですが
やはり人間性に欠けてしまいます。
彼女は自分の歌声を採用してくれると思っていた様で
完成後は、ずっと心を痛めていたようです。

オードリーにとっては悲しい事実。
とはいえ「ミュージカルは楽しく」
それが正しい鑑賞姿勢だと思います。

星組