劇場公開日 1964年12月1日

「最高に華麗なオードリー」マイ・フェア・レディ ニモさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5最高に華麗なオードリー

2023年5月1日
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サナギがアゲハ蝶に変わるようにオードリーが大変身を果たす。その姿は最高に美しい。

久々に観賞したがオードリーはもちろん、レックス・ハリソンも魅力的だなあと改めて思った。あのマスク、包容力。彼があの教授役であったことに満足。
それにしてもイライザの設定は21歳。この時、オードリーは35歳。オードリーとレックス・ハリソンの年齢差もかなり大きい。初見の時からこの違和感は拭えなかった。

作品の時間が少々長く感じた。昨今のテンポの良い映画作品に慣れてしまったせいか。
しかし日本でも「化身」、ジュリア・ロバーツの「プリティ・ウーマン」など、この手の女性が美しく開花するストーリーはひとを夢見心地にさせる。その最初の作品であることにはまちがいないと思う。

ニモ