マイ・ハート,マイ・ラブ（1999）のレビュー・感想・評価

コーン・ショネリーや、アンジョリーナ・ジェリーが出てた。
全部で６組くらいの男女の恋愛沙汰が同時並行的に進んでいく。
不倫や同性愛の話も含まれていて盛りだくさんだが、
どれにスポットが当たっているわけでもない。

こないだ見た映画(題名は忘れたけど)で「女医」のことを書いたところ。
登場人物が多すぎて全てが薄っぺらい話にしか感じられない。
一応最後に各カップルの話が１つにつながるが、
ただそれは、みんな１つの家族だったよってだけ。

こんなことなら、全６話にした方がわかりやすかったと思う。
何度も書くが、別のことしながら見たりとか、
音だけ聞いたりとかで理解できない映画は、一流じゃないと思う。

　ポールとハンナ、キーナンとジョーン、グレイシーとロジャー、メレディスとトレント、マークとミルドレッド、そしてヒュー。愛の在り方は人それぞれ。 　こういう群像劇って苦手なんです（汗）。何と言っても俳優の顔と役名を覚えていかなきゃいけないし、頭の中が整理できたのは30分経った辺りでした。有名な俳優ばかりだったので助かったです。しかし、ヒューの会話は面白かったのですが、途中面白くなくなるんです。サスペンスじゃないんだから、最後に結びつく結末ってのは反則技のような気がしてならない。もっとも、最近の群像劇スタイルはこの結びつきがメインではありますが・・・