ぼくのバラ色の人生のレビュー・感想・評価
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「女の子になったら結婚するの」って言葉にドキっとさせられた
性同一障害の問題を静かに提起し、家族愛を訴えるような映画。いわゆる同性愛の問題などはそれほど問題視していない。性教育を受ける年齢には達していない、純粋な7歳の子どもだから許されるような扱いもしているのだが、結局は子どもへの愛情と理解し合うことがテーマとなってしまった。 笑えるところも多いが、学芸会のシーンはちょっとやりすぎ感が・・・
結局パパはリストラ、再就職できたものの近所の目もあり引越しを余儀なくされる。それにしても、会社の上司の近所には住みたくないなぁ・・・
終盤に男勝りの女の子クリスティーヌと出会うのだが、ストーリーが中途半端に終っている。引っ越すまでの話がよかっただけに残念だ。ファンタジーの部分も良かったけど、上手く本編と絡んでいないような気もする。
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15年後の人生
偶然男に生まれたからって、自動車やズボンや女の子を好きにならなくてはいけない理由はないんですよね。私は男女の違いは、妊娠ができるかできないか位しかないと思います。
この作品が上映された当時は、LGBTという言葉もなかったし(私が知らなかっただけかもしれませんが)、彼らは今よりももっと色物扱いされていたのを覚えています。日本では、同性婚についての議論もほとんどされていなかったと記憶しています。しかし、たかだか20年弱で、同性婚について議論される様になったし、フランスでは2013年に同性婚が合法化されています。LGBTだけではなく、今もある様々な差別についても、ふと考えさせられた作品でした。そして、彼らが夢想しなくても女性になれる時代になって、嬉しいです。
90年代のLGBT
可愛いけど...泣いてしまう。
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