ホーリー・マウンテンのレビュー・感想・評価

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3.0学習映画

2023年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

観ることで学ぶ「学習映画」
この映画を理解しようとすることで
様々なことを学ぶことができる。

象徴・イメージの飛躍・恐怖・社会・概念
何を模しているのか、これは映画なのか?

全ては学習映画と思って金曜ロードショーでラピュタの次週に放送を求。
「ズームバックカメラ」がトレンド入りする事でしょう。

でも、まぁものすごく美的センスは高いが
左右対称でしか良い画が作れないのは
この時期のホドロフスキーだからなのか?
エルトポの方が美術が少ない分
画は強かったと思う。

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Nov

5.0映画のお薬はいかが?

2023年1月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

この映画作品は、映像化された、「心理療法」です。まさに神の領域である。エキセントリックで、異様にカラフルで、エロティックで、グロテスクで、アレハンドロ・ホドロフスキー氏の錬金術によって完全に実体化された数々の名場面は、たとえそこにセリフがなくても、「精神障害」患者を「心理療法」として十分に癒すことができる。そして、性愛、グロテスク、聖性、障害者への愛(あるいは虐待)、動物蔑視など、地上の変質者たちのイメージが一つの映画の中でアンサンブルしているのである。アレハンドロ・ホドロフスキーの代表作というだけでなく、(少なくとも私は)この映画で癒された。ドラッグや自慰以上に、この映像作品こそが、私にとっての救いの源なのです。つまりこの映画は、芸術を超えた精神医学のコペルニクス的転回なのです。私を救ってくれてありがとう。そして、字幕なしで観れば、もっと楽しい体験ができるはずです。

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茂輝

4.0中毒性の高い聖と俗の求道的映画と見せかけて…

2021年6月25日
スマートフォンから投稿

笑える

楽しい

難しい

導師として俗に極まったものたちを導いてゆくかに見えて、かなり皮肉的で悪夢的な映像や不思議な画面が織り込まれている。
この映画を見ることが聖と俗の苦行になっている奇妙な映画、そしてラストが……
時々見たくなるけど、見終わるまでのプロセスが長くて考えてしまい、しかし忘れられない印象深い映画。

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プンゲンストウヒ

3.5絵の力、イメージの力で映画を成立させるあたり、アート極まりない。し...

2020年7月18日
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鑑賞方法:映画館

絵の力、イメージの力で映画を成立させるあたり、アート極まりない。しかも感じ良いんだよな、ホドロフスキー。

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kazuyuki

3.0オチが弱い

2020年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

もう何も驚かない
真剣に見てると笑えますんで…
だって笑うしかないでしょウンコの錬金術
あのシステム、素晴らしいね!

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mamagamasako

3.5脳が侵食される

2020年3月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

盗賊と9人の成功者は不老不死の力を求め聖なる山へと向かうが…。
A・ホドロフスキー監督作。最初から最後まで物語の意味が分からない全裸率高めの映画だが、強烈すぎるビジュアルとシュールかつ狂気が炸裂した世界観で脳が侵食される感覚は他に類を見ない映画体験です。

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shotgun

3.0なんかもう

2019年10月6日
PCから投稿

なんかもう、わけわからなさすぎて面白い
後半急に徳の高いこと言い出すので、前半の混沌で挫折せずに最後まで見て欲しい映画です!

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ハワイアン映画道の弟子

4.5ホドロフスキー特集

2017年12月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

最後の最後で突き放す、離される!?

強烈なホドロフスキーの世界観にのめり込みラストのオチで我に帰る。

映画全体のメインになる話が中盤以降から展開して行き上映時間内に間に合う終わり方が出来るのだろうかと思いきや観客を嘲笑うように終幕!?

カエル軍とトカゲ軍の戦争から奇想天外な映像の数々に色彩豊かな色の強烈さなどまさに芸術的に狂っているセットの斬新さ。

顔面、ハエだらけの序盤からケツ丸出しのホドロフスキーの役者魂に全くの説明が一切皆無で謎な主人公のお前は何なんだ?誰なんだ?感。

ユーモア溢れシュールさが逸品な笑えるようで笑えない相変わらずなホドロフスキー節が一番強烈に感じられる作品で映画は現実を描いた非現実で芸術をその目に焼き付け意気消沈で呆気にとられる。

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万年 東一

3.5ポドロフスキーが「キリストの受難」を解体、独自の宗教観で再構成? ...

2017年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

難しい

ポドロフスキーが「キリストの受難」を解体、独自の宗教観で再構成? した映画。(多分)
老若男女の裸がこれでもかと出てきたり、戦争や差別、迫害などの社会問題、ポドロフスキーの哲学を抽象的に表した前衛的でドラッキーなビジュアルに目眩がする。
そして衝撃のラストにしばし唖然とさせられる、ポドロフスキー濃度の高い作品。

ジョン・レノンの口利きで大きな予算を得てるからか、ルックがやたら豪華だった。

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青空ぷらす

4.0ピンクフラミンゴ観てるみたいに不謹慎に笑いつつ、ハッとさせられる

2015年4月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

「エログロナンセンスな幻覚映画!筋とかじゃないんです〜感じるんです〜」
っていうのも容易いが、ピースごとでの諧謔とテーマ性を勘ぐるのも面白いのでなかろうか?
でもやっぱりギャグ映画として楽しめるのが素晴らしいよね〜
この映画を見て、くだらない小言いうやつはもったいないよ!
どうでもいいけど、ウンコから金を作るシーンがあった。ホドロフスキー先生はウンコに貴金属が含まれているという最近のニュースを予見してたのか!?

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cani tsuyo

3.5あらゆる面で過剰

2014年7月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ホドロフスキー監督1973年作品。

当時メキシコ映画空前の制作費をかけたという。その内容は…!!!

ストーリーは一応あるにはあるが監督の溢れ出るイメージをそのまま具現化した感じ。とにかくショッキングのつるべ落とし!生と性、俗と聖が混合一体となって襲いかかってくる。悪趣味と一言では片付けられない力がある。

ほんのちょっとのシーンにも意味不明な程に凝りまくったりして金かけてるなーというのがわかる。そしてそれはほぼ無駄使い。金使ったダダと言えるかもしれない。

ラストは議論を呼んだようだが自分は嫌いではなかった。
気になる人は体験すべき映画です。

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散歩男