「どんな子供もママ命。」ホーム・アローン movie mammaさんの映画レビュー(感想・評価)
どんな子供もママ命。
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お金に随分余裕のある一家に見えるが、兄姉はどの子も心が豊かに育っていない。お手伝いさんを雇えば良いのに。父親もそんなに稼げる人には見えないんだなぁ。不思議。
でも、なにもかも恵まれているから、家族ってほんとはいいよねという終着点だけに向かって幸せな気持ちで見ていられる。
泥棒の懲らしめ方が、結構な火傷を負わせていたり、そこそこ酷いんだけど、わかりやすく仕掛けにはめていく。マコーレーカルキンの表情が本当に可愛い。
好き放題できる自由と、ひとりぼっちの不安の狭間で、朝起きたら降っていた雪を報告しようと、第一声がママ!なところとか、本当に可愛い。
ずっと子供目線で、工夫を楽しむ映画として見ていたのに、いつしか母親目線で見るようになった。
再会のシーンで、子供の機嫌や様子を推し量ろうとする感じ、一緒にいられない時間があった母親にとっては負い目を、子供はどう受け止めているか不安な感じは、子供を保育園に預けた事がある人ならきっとわかると思う。どんなに子供が大切か、周り関係なく子供との世界に没頭する再会の数秒間。
他の家族は効率を取り飛行機を待って帰宅したが、どんな手を尽くしてでもとにかく帰宅に向け動き続けた母親。帰宅時間は大して変わらなかったが、、あなたはママの宝物なのよと言う気持ちが凝縮されている。
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