暴力教室'88

劇場公開日:

解説

あらゆる暴力がはびこる高校に校長として赴任してきた主人公が、目には目をと暴力をもって戦う姿を描く。製作はトーマス・H・ブロデック、監督はクリストファー・ケイン、脚本はフランク・ディーズ、撮影はアーサー・アルバート、音楽はジェイ・グラスカが担当。出演は「サルバドル 遥かなる日々」のジェームズ・ベルーシ、ルイス・ゴセット・ジュニア、レイ・ドーン・チョンほか。

1987年製作/アメリカ
原題または英題:The Principal
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1988年5月21日

ストーリー

うだつの上がらない高校教師リック・ラティマー(ジェームズ・ベルーシ)は、アメリカでも屈指の暴力高校ブランデルの、何と校長として赴任する羽目になった。そこではヴィクター・ダンカン(マイケル・ライト)率いる黒人組と、ホワイト・ザック(J・J・コーエン)率いる白人組が縄張り抗争を展開していた。警察や他の無気力な教師は当てにならず、何とかこの学園の立て直しを計ろうとするリックの力強い味方は、警備員のジェイク(ルイス・ゴセット・ジュニア)ひとりであった。リックの徹底的な浄化運動はそれでも功を奏しつつあるように見えたが、一度罠にかかり袋叩きにあい、愛用のナナハンをめちゃくちゃにされたうえに、女性教師オロスコ(レイ・ドーン・チョン)がレイプされ、ヴィクターのグループから抜け出そうとしたエミール(トロイ・ウィンブッシュ)も天井から血だらけの状態で吊り下げられる。ついに堪忍袋の緒が切れたリックは、ジェイクとともに放課後の学校でヴィクターらとの対決を迎えた。迷路のようなシャワールームで、殺人ショーの幕がついに切っておとされた。大激戦の末、ついにリックは勝利をおさめた。

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