フロム・ザ・ダークサイド

劇場公開日:

フロム・ザ・ダークサイド

解説

米TVシリーズ『フロム・ザ・ダークサイド』から発展した3話構成のホラー・オムニバス。製作はリチャード・P・ルービンスタイン、監督はこれがデビューのジョン・ハリソン、脚本はマイケル・マクドウェル(オープニング/第1話/第3話)ジョージ・A・ロメロ(第3話)、原作はアーサー・コナン・ドイル(第1話)とスティーブン・キング(第2話)、撮影はロバート・ドラパーが担当。出演はクリスチャン・スレーター、デボラ・ハリーほか。

1990年製作/94分/アメリカ
原題または英題:Tales from the Darkside
配給:松竹富士=ウエスト・ケープ・コーポレーション
劇場公開日:1990年6月1日

ストーリー

「ラップアラウンド」各話のつなぎとなる部分。家族の夕食を用意するごく普通の主婦ベティー(デボラ・ハリー)。しかし今晩のおかずは目の前の少年ティミー(マシュー・ローレンス)なのだ。彼は1冊の本「テールズ・ザ・ダークサイド」を読み聞かせることで難を免れようとする。3話を読んでも利き目のないことを悟った彼はとっさの機転で脱出、今度は逆にベティーがオーブンの中に入って焼かれてしまうのだった。 第1話「運命246」アンディ(クリスチャン・スレイター)の寮の友人ベリンガム(スティーヴ・ブシェーミ)はミイラを購入し、自分を裏切った級友のりーとアンディの妹への復讐を企てる。秘密の巻き物でミイラは甦えり、2人に襲いかかった。それを知ったアンディはベリンガムを問い詰め、ミイラをばらばらにして火にくべるが、ベリンガムはまだ巻き物を隠し持っていた。ミイラは再び生き返って今度はアンディを襲う。 第2話「黒猫」プロの殺し屋ジョン・ハルストン(デイヴィッド・ヨハンセン)は大製薬会社の社長ドローガンからペットの猫を殺してほしいとの奇妙な依頼を受ける。薬物実験で大量の猫を殺した復讐として姉妹を殺されたと言い張る彼に対して、最初は馬鹿にしていたハルストンだったが、不気味な猫に絶え間なく襲いかかられ、ついに息絶える。そして今度はドローガンも…。 第3話「恋人たちの誓い」売れない画家プレストン(ジェームズ・レマー)はある夜、怪物が人を殺す現場を目撃してしまい、誰にも言わないことを条件に助けられる。そして同じ夜、彼は美しい女カローラ(レイ・ドーン・チョン)と出会い、それから幸運が転がり込むようになる。10年後、カローラと結婚し、子供もできたプレストンは始めてあの夜見たことを打ち明けるが、その瞬間突然カローラは怪物の姿を現わし、「あれほど言うなと言ったのに」と叫ぶや彼を喰い殺してしまう。

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写真:Everett Collection/アフロ

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