「盲目でないと愛せないのか」プレイス・イン・ザ・ハート everglazeさんの映画レビュー(感想・評価)
盲目でないと愛せないのか
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1935年のテキサス。
誰もが顔見知りの小さく貧しいコミュニティ。
一家の大黒柱である保安官の夫を突如失い、幼い子供二人とローンを抱え、途方に暮れながらも何とか踏ん張るEdna。
彼女が銀食器を盗んだMozeを許す所はまるで”Les Miserables”のよう。
恋愛も、夫婦愛も、家族愛も、兄弟愛も、隣人愛も、同じ「愛」であり、銀行ですら「キリスト教精神」を持ち出すくせに、肌の色となると、この精神はいとも簡単に崩れてしまいます。
本来なら入れない白人用教会で、黒人達も一緒にパンとぶどう酒を口に出来るこの最後のシーンこそ、目指すべき理想の世界だと訴えているのでしょう。
みんなとっても若いです。
Ed HarrisとJohn Malkovichは、頭髪が危うくなりたての頃…(^_^;)。
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