ブルース・リーの生と死のレビュー・感想・評価
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生前と死後のブルース・リーの貴重なドキュメンタリー
リンダ夫人、息子ブランドン・リーや娘シャノン・リー。荘厳な葬儀。サモハンやサミュエル・ホイ、ノラ・ミャオなどの香港スターのみならず、各国の映画関係者が顔を連ねる。
アメリカに渡ったブルースが『グリーン・ホーネット』に出演して、香港に戻る。マーシャルアーツの使い手として既に最高峰にいたけど努力を惜しまない・・・など、彼の生前の姿をとらえ、後の映画人生を紹介する。『ドラゴン危機一髪』『ドラゴン怒りの鉄拳』と成功をおさめ中国人スタートして名を馳せる。『死亡遊戯』については当時のドキュメンタリーなので未だ謎のまま紹介され、その後に企画していた座頭市のような作品も紹介していた。73年に急逝したわけだが、72年に映画の企画が盛りだくさん。すべて観てみたいような気もする。ブルース本人が立案したものには絵コンテや細かなカメラの指示など、一人で精力的に取り組んでいたようだった。
『燃えよドラゴン』の成功を待たずしてこのドキュメンタリーが撮られていたようなので、紹介はわずかだったが、やはりブルース・リーの真骨頂と称していた。中学生当時、関連本を買いあさっていたので、知っていることが多かったけど、ナルシシズムを感じさせるようなコマ撮り映像は面白かったなぁ。それとアクションシーンではスローモーションをも紹介し、武技の素晴らしさを強調してた。
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