死亡遊戯のレビュー・感想・評価
全28件中、1~20件目を表示
流石に無理がありすぎる・・・・・汗
撮影中にブルース・リー本人が亡くなって、何とか工夫をして完成したという本作品。 物語途中までは「多少、苦しいけどなんとか頑張ってるなぁ」と許容していたのですが、流石に中盤過ぎてからは「いやぁ、やっぱり駄目だぁこりゃ」に心境変化。 ブルース代役のアクションが違い過ぎる(特にスピード)と、後ろ姿ばかりで・・・飽きるというか、見せ方が単調になってしまう。 そもそも、ストーリーが雑。極めて雑。 ・悪者集団よ、あからさますぎて流石に警察動くだろう。(もう少し、現実的な脅しや実力行使を使って欲しかった・・・・) ・彼女よ、あれだけ「帰国しろ」と言っているのだから、彼の気持(巻き込ませたくない、一人で行動しづらくなる)組んでやれよ・・・ ・ブルース達の行動が筒抜けすぎる・・・(盗聴は仕方がないにしても、尾行は神経とがらせろよと) ・ラストのドクターが人形て・・・・リストカットしている人形なんて普通用意せんだろう・・・ごまかせる・逃げ切れると思うところが・・・雑。 何とか耐え忍んでクライマックスの御本人バトルシーンですが、先に指摘した点と真逆で違い過ぎて(顔がバンバン写り、アングルが多彩。スピードが速い!!)それまでの代役のアクションがより貧弱に感じてしまう・・・・ それにしても、本当に早い!ヌンチャクで相手の顔面を叩くシーンなどは、何度も巻き戻してしまいました。 とはいえ、殺陣のバリエーションの限界を感じるような気分もありました。人気が出すぎて、期待されて、それを越えられていないような・・・・ ブルース・リーへのリスペクトから、この映画を完成させたいという情熱からなのか、ごくごく下世話に「儲ける為」なのか・・・・わからないのですが、映画史の中で「スターが途中で亡くなって、作成を続けるとこういうパターンもある」という貴重な映像資料だと思います。相当特別な事情なので、代役を立てるのは良いのですが、ストーリー展開はしっかりと練るべきだとは思います。 今なら、思い切ってアクションシーンだけでもCGにしてしまうという手法も・・・・ 最後に。ラストバトルに登場した背の高い黒人「ハキム」役の方が、NBAプロバスケット選手だと知ってビックリしました。凄い!!
ラストシークエンスだけ何度も観たい!
ブルース・リーが亡くなったのは1973年。『燃えよ!ドラゴン』が日本で公開されたのも彼の死後だったように記憶している。当時の李小龍関連の雑誌にもこの『死亡遊戯』の写真が多数掲載されており、ファンとしては是非見たいと思い続けていたものだ。しかし、かなり編集されて公開されたときには、この映画の評判が悪かったこともあったし、既にファンをやめていたのだ。 最初に見たのは数年前のテレビ放映。最初の数シーン、葬儀のシーン以外では、ラストの13分だけしか彼は出ておらず(他に数秒のカットが少し)、ストーリーも破綻している。唯一面白かったのは、黒線の入ったスポーツスーツを着ている理由だったかも。『キル・ビル』でユマ・サーマンが着ていたスーツはこの映画のオマージュというのも記憶に新しい。代役のタンロン氏もリーに全く似ていないが、前半はアクションなどは要らないのだから、もっとソックリさんを使ってもらいたかった。それでも魅力的な格闘シーン。エンドロールも懐かしく、涙を誘う。 【2005年視聴、以前にも何度か視聴】
普通に見れた
................................................................................................
俳優のブルースと歌手の女性は共に売れっ子で、付き合ってた。
マフィアが彼らに傘下に入るよう言って来たが断る。
これにより命を狙われ、歌手の女性は誘拐される。
それを助け、敵のボスを倒して勝利!
................................................................................................
ブルースはマフィアに暗殺されかけたが一命をとりとめた。
新聞記者の友人の案で世間には死んだと発表したのが題名の由来みたい。
ブルースの遺作で、撮影中に死んだため、他の映画のシーンなどを編集して作ったらしい。
その割には一応ちゃんとした作品になってたと思うわ。
最後の階段を上がるシーン以降のブルースは代役らしいが、全然気づかんかったわw
0154 全然似てへんぞー(笑)
1978年公開 そっくりさんを使って、強引に完成させたリー創造の ジークンドー截拳道映画。 そっくりさんとリー本人が出る場面では、当然だが 空気感が全く違い、あれあれ、ようやるわーというのが 40年前の感想でしたが 今見ると、物語としては上手く辻褄を合わせており、 アナログ技術を駆使しての表現は涙ぐましい努力を 認めざるを得ず評価したい。 加えて、オレンジスーツの戦闘シーンは何度観ても飽きません。 ジョンバリーの音楽も素敵。 WILL THIS BE THE SONG I'LL BE SINGING TOMORROW はスタンダードっと言ってもいいくらいの名曲 80点 初鑑賞 1978年5月3日 三番街シネマ2 4Kver鑑賞 2020年7月22日 アップリンク京都 パンフ購入 4Kパンフ購入
リスペクトに溢れてるのか溢れてないのか
2023年劇場鑑賞188本目。 WBLC2023もいよいよ残すところ二本となりました。ここから急激に映画として失速していくんだよなぁ。 一度観ていたので吹替の雑さには我慢できるもんですね。逆にクライマックスのブルース・リー本人のアクションとのギャップが際立ってこれはこれでいいのか? ただ本人の葬式映像を使うのはさすがにやり過ぎじゃないかなぁと当時から思っています。死亡の塔でもあるんだよなぁ・・・。 敵が人気のあるタレントを無理やりマネジメントして、断られたら殺すという、ファンまで悲しませる悪行はやはりドン引き。 もう来年はいいので、WLLC(ワールド・リー・リンチェイ・クラシック)を上映してワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱とかレジェンド・オブ・フラッシュファイター 方正玉 を観たいですね。
初めてのブルース・リー映画
初めてみたブルース・リーの映画であり、諸々の背景を知らずに観た。 ストーリーはかなり古めかしいが、空手大会決勝戦のサモ・ハン・キンポーが格好いい。そして、そのあとから始まるブルース・リーと強敵たちとの連戦。観ているだけで思わず力が入る。 彼の他の作品も観てみたくなった。
諦めたもん勝ち
なんかもう「杜撰」の一言でパッと片付けたい気持ちもあるんだけど、それはそうと「せっかくフィルムの断片が残ってるんだから足りない部分は代役で補って映画にしちゃおう!」という潔さにはメチャクチャ好感が持てる。 何であれ創作行為には不確定要素が絡まってくるものだ。映画であればうっかり何かが映り込んじゃったとか、セリフを間違えちゃったとか、あるいは役者が途中で死んじゃったとか。 映画は小説や漫画と違って基本的に大多数の人間が協働的に作るものだから、やり直しが利きにくい。「完璧」などというものを目指そうとすれば途方もない回数の試行が要求される。もちろん金も時間もかかる。だからどこかで諦めないといけない。これでいいかと妥協しないといけない。 役者が死んじゃったなんてのは一番どうしようもない。金と時間がいくらあっても死者は決して蘇らないのだから。でも本作の場合はそこでお蔵入りさせなかった。ツギハギで焼き増ししまくって一本の映画に仕立て上げた。いわば「これで本当にいいのか?」という作家的懊悩を全力で諦めた。鏡にリーの顔写真を貼り付けて代役を誤魔化すシーンなんかは笑いを飛び越えて尊敬の念すら湧いてくる。 ホドロフスキーやテリー・ギリアムあたりの制作頓挫エピソードを聞くと「映画に真剣に向き合っているからこそだなあ」みたいな感想がつい思い浮かぶけど、本作を見ているとそういうメンタリティのもとで作られるものばかりが映画じゃないんだよな、と反省させられる。 本作は作家的懊悩を完全に諦めた。しかし諦めたことによって、事実『死亡遊戯』という一本の映画が世に放たれた。ブルース・リー最後の勇姿がスクリーンの前の観衆に届いた。脚本はガバガバだし代役は全然似てないけど、それでも誰の目にも触れることなく歴史の狭間に沈み込んでいくよりはよっぽどいい。 諦めた、とネガティブな言い方をしたが、そこには「どうせだし見せてあげるよ!」という気前のよさも含まれていたと思う。思えばジャッキー映画のエンドロールにありがちなNGシーン集も、そういう素朴なもてなし精神の表れなのかもしれない。 「愛おしいクソ映画」というジャンルがあるとすれば、本作とエド・ウッド『プラン9・フロム・アウタースペース』はまず筆頭に上がってくることだろう。
似てない
2021年7月24日 映画 #死亡遊戯 (1978年香)鑑賞 未完の作品を代役を使って撮影し、完成させた作品だそうですが、#ブルース・リー はこれ見たら泣くな! とにかく代役が似てない。顔も違うし、体系も違う。顔をあまり見せないような設定にするなど工夫してるけど、チラチラ見える顔が似てない!
ア〜〜ッ、ウァチャ〜〜〜!!!雄叫びからスタート。キタキターと観て...
ア〜〜ッ、ウァチャ〜〜〜!!!雄叫びからスタート。キタキターと観ていたら、あれっ!誰?別人が…。細かい事は気にせず、ボスのアジトに乗り込む所からが本番。敵を倒しながら上がっていくとそこには…。この設定や、電飾を壊しながら落ちるシーン等、後のエンタメ業界に与えた功績がエグい
本当につまらない
芸能界の闇をテーマにしたサスペンスなのだけど、つまらない場面がだらだらと続いて眠くなる。サモハンの試合で目が覚める。バイク軍団は真面目に戦う気があるのかとイライラする。クライマックスだけは別格の面白さだと思っていたのだけど、改めて見るとちょいちょいブルース・リーの偽物がまざっているカットがあるような気がして、そんなことが気になってノイズになる。最悪なのが『怒りの鉄拳』と『ドラゴンへの道』の撮影が同時進行しているかのような表現で、もしその二本を見る前にこちらを見てしまった場合、変にネタバレしてしまう。
サモハンに勝った白人が控室にいた美女を、その場で初めて会ったのに「オレの恋人だ」と記者に紹介していたのが面白かった。
見所は、かのシーン
ブルース・リー死後、未完のフィルムに追加撮影分を加えて作られた本作。随所に工夫の痕が見られます。 デカいグラサンのブルース・リー(代役?)。夜道で顔が判然としないブルース・リー(代役??)。顔面に包帯をグルグル巻きにしたブルース・リー(代役だw)。 もはやリッチになった主人公は、庶民を代弁する事はありません(残念)。ストーリーは印象に残る事ナシ。 しかし見所は、NBA史上最高のセンター、カリーム・アブドゥル・ジャバーとの対決。身長差50cmはあるであろう対決は、迫力満点です♪
こ れ は ひ ど い
ブルース急逝のため未完だったフィルムを、代役吹替などでなんとか一本の映画にした作品。 ストーリーはしっちゃかめっちゃか、代役は顔も似てないしアクションもモブレベル、前半で出て来る本人は前の映画の切り貼りと、いや確かに未完のフィルムだからしょうがないとはいえ、もうちょい〜とやりようあったんじゃないですかね? 救いは塔を登っていく際のアクションがリー本人だけあってガチなこと。 やっぱり全然キレが違います。 ここだけは熱く燃えました! でもやっぱ全体的にひどすぎるので、映画としてはこの点数で…
まさかロードショー館でまた観れるとは
ギリロードショーで観れたのが本作だった。それがまたロードショー館で、それも最新の音響(映像に関しては、、本当に4Kなのか?撮影手法を言ってるのではなく)で、あのジョン バリーのテーマ曲を聞けるなんて!DVDも持ってるが比較にならない臨場感。ヒスノイズの多さは仕方ないのか? にしても、改めて代役での撮影や編集の苦心や工夫に笑いを通り越して感謝の気持ちが沸き起こった。 にしても、にしても、代役とブルースの動きが違いすぎて冷める部分があるが、子供の頃は気づかずに興奮して見ていた。当時の雑誌もそこを論う様なものはなかった様に思う。 定期的に鑑賞して感慨にひたっていたが、大スクリーンで観てまた当時を思い出した。バックグランド無しに見た人にはわからないと思うが私にとってはエバーグリーン。ブルースの作品?の中でも1番好きな作品だ。コリーンの歌もとてもいい。
本当なら駄作と言いたいところだが
本来のストーリーはどんなのだったか気になるけど前半本人のアップのとこだけ他の作品の場面で偽の方も常時サングラスでやっぱ本物ほどの貫禄オーラが無い終盤もわざと暗闇で顔を見えなくしてるのがみえみえだが倉庫内からラストのお待たせ本人登場の結末までが見所なのでそこをプラスとしておきたい❗
考えるな!(どうにか)感じるんだ!
復活祭で観賞
これまで燃えよドラゴンしか観たこと無く
ドラゴン危機一発の次に観ました
ラストの格闘シーン中心に本人のフィルムが
100分近い尺が残されていたそうですが
代役等で繋ぎ合わさせ作られた追悼作品…なのかなぁ
冒頭の鏡に顔を貼った合成シーンはとても
4Kリマスターしちゃいけない有様でしたが
「この映画こういう感じだから覚悟してくれ」
というおことわりにも見えましたw
代役タン・ロンは髪型が明らかに違いますが
サングラスかけたり必死に演じようとしている姿に
だんだん見慣れてきます
隠れて戦ってるのにホアアアアーッ!とかつい叫んでしまう
ビリーに静かに静かにとツッコミながら観ていましたが
タン・ロンや代役スタント(ユン・ピョウ?)のアクションも
そこまで悪いものではありません
サモ・ハン・キンポーのバトルシーンも
存在感たっぷりでした
体系が今観るとロバート秋山にしか見えない…
で見慣れてきた頃にようやく本物のバトルシーン
いよっ待ってましたのブルース大活躍
大元の脚本は行方不明だったそうで
あのライダースーツはどうやって出てくる筈だったのか
わかりませんがコーディネートされたヌンチャクとか
見てると元々のコスチュームだったのでしょうか
最後のカリーム・アブドル・ジャバーとの戦いは
カリームの西松屋の赤ちゃん着かと思うようなファッションと
謎の拳法など異様な存在感で映えますね
カルトな完成度だと思いますが何とか作品にしようとする
努力は感じ取れました
ラストの在りし日のブルース・リーの姿はしんみりします
あの途中の葬儀シーンはひょっとして本物なんですかね
何せトレーラーとかだと本人シーンばかり取り上げられますから
実際に全編見るとびっくりしますが燃えよドラゴンで
興味持った方はこんなのもいかがと思いました
ブルース・リーよ永遠に…
吹替の声、何とかしてほしかった
死亡遊戯」 1978年公開のブルース・リーの遺作であり、残されたフィルムから物語が構築されるという珍しい形をとった映画である。 映画俳優のリーは恋人と楽しい日々を過ごしていたが、映画会社と黒い組織との関係を断ち切ろうとしていた。それをよく思わない会社側と組織はリーの暗殺計画を遂行する。 映画の撮影中にわざと実弾を使い、リーを撃ち殺したのである。 親友の新聞記者はかろうじて命を取り留めたものの、顔に大けがをおったリーに対し、死を偽装することを提案。リーもそれを受け入れ、アメリカ人の恋人と別れ、恋人にすら生存を知らせなかった。 そこからリーの戦いが始まり、最後は組織の事務所へ向かうビルの中で、ブドウの達人たちと戦うのであった。 監督は「燃えよドラゴン」の監督で制作にブルース・リーを敬愛するサモハンキンポーが入るなど、香港映画が死去したブルース・リーを追悼して制作した映画だ。 ただ、出来が非常に悪い。なぜ吹替にしたのか、なぜ俳優の顔をもっと隠して演技をさせなかったのか? 声がアチョーという素人の物まねなのがひどい。 本作で使用されたブルース・リーの映像は、どういった映画に使用するのか、どういった意図のシーンなのかなどはまだ考えていない段階で撮影されたので、物語をあとづけするのはどうとでもできた。 香港映画では撮りたいシーンを先に撮影するのは珍しいことではないそうだ。それにしてもひどい。
全28件中、1~20件目を表示