「吹き替え版の上映もお願いします!」ブルース・ブラザース オカマ声ちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
吹き替え版の上映もお願いします!
クリックして本文を読む
子供のときTVで見て、面白かったことだけ覚えてる『ブルース・ブラザーズ』が『午前10時の映画祭』で上映されると知り鑑賞。
……なので、ザックリした内容は覚えているけどほぼ初見。
ストーリーは、オチまで言うけどチンピラ兄弟が育った孤児院存続のためにバンドで稼ぎながら税金払いに行くだけ。
本当にそれだけ。
それだけなんだけど、流れる音楽がとにかく良い!
吹き替え版のイメージが強いので、ジェームズ・ブラウンは内海賢二さんの低温ボイスのイメージだったけど、今、録り直すなら高木渉さんかな?
内海さんの声の「光は見えているかっ⁉」凄く覚えてる。
その後のレストランにメンバーを誘いに行くシーンや歌い踊るアレサ・フランクリン、忘れていたシーンを思い出して「あー、そうそう!こんなシーンあったわ!」と懐かしい気持ち。
R&B、ブルース、ファンク、ウェスタン、クラシックはワーグナーの『ワルキューレ』がテンポよく物語に射し込まれてテンションは天井知らず。
そして免許違反で警察からの逃亡、指名手配。
ジェイクの元婚約者、ネオナチ崩れの白人至上主義者や血の気の多いカウボーイバントにまで追われて画面はグッチャグチャ、尾ひれも付いてとんでもない凶悪犯の様に思われ、どんどん膨らむ警察の数。
ついに!のシーンは知っていても「アホかっ!」と思わず言ってしまう仰々しさ。
チンピラ二人にアメリカの警察暇なんですか?
ラストの『監獄ロック』がまたたまらない。
『応援上映』が定着しつつある今、次に上映されるなら是非!是非ともっ!応援上映でお願いします!
切にお願いします!
コメントする