ブルー・ストリークのレビュー・感想・評価
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にせ刑事
一風変った刑事もの、元泥棒が訳あってLA市警の窃盗課の刑事に化けるのだが、蛇の道は蛇、下手な駆け出し刑事より元泥棒だから窃盗事件はお手の物、腕を見込まれFBIまで絡んだ麻薬事件に関わるはめに・・・。
前科者なのに、にせ刑事なんてすぐにばれそうなのにうまく騙せるのは映画だから、盗んだお宝を建設中のビルの換気口に隠し、ほとぼりが冷めてから回収というパターンはイーストウッドの「サンダーボルト」を思いだす、そっちは古い小学校だったが本作はなんとLA市警のビルだった、にせ刑事が活躍する背景づくりとしては面白いアイデアですね。
ただ、主人公マイルス(マーティン・ローレンス)は根っからのお調子者、終始たわごとを喚きまくりで閉口する。にせ刑事と言うプロットだからか全編コメディ仕立て、マーティン・ローレンスはコメディアンだから終始オーバーな過剰演技、まるで彼のワンマンショー、PVのような軽さが好みの分かれ目でしょう。
とにかく笑える!
刑事を装って警察署に侵入するマイルズがどんどん事件を解決していく様が面白かった。バッドボーイズの彼よりもはじけてますね。最初は地上波でのTVで見たのですが、吹替えの方が面白いのかもしれません。 途中から刑事に成りきってしまうところが最高!ラストもいい終わり方。爽やか♪
ほぼ『ビバリーヒルズ・コップ』
ダイヤモンド“ブルー・ストリーク”を巡る、ドタバタ刑事(?)アクション。 内容的には、ほぼ『ビバリーヒルズ・コップ』な印象。敏腕刑事(?)とダメ刑事とベテラン刑事。違うのは、主人公が刑事じゃなくて泥棒ってところぐらいかも(^_^;) けっこう笑えるところがあったけど、ハイテンション過ぎるマーティン・ローレンスにちょっとついていけなかった(^_^;)
マローン刑事最高!!
序盤のダイヤを隠すシーンで昔TVで観た事を思い出しましたが、内容は忘れていたのでストーリーに引き込まれました。マローン刑事の表情や周りのリアクションも抜群に良く、最後まで楽しめました。一番面白かった時のナイナイ岡村のような感じです。タイトルが印象に残りにくいですが、このような完成度の高い映画に再び巡り合う事ができて幸せです。タイトルはきっと「青い縞→青島→刑事」という意味ですね。
お気楽犯罪喜劇
総合:70点 ストーリー: 65 キャスト: 75 演出: 75 ビジュアル: 70 音楽: 65 そこらあたりにいるただの町の兄ちゃん風犯罪者なのに、警戒を潜り抜けてものすごい宝石をあっさり盗んでしまう。宝石を取り戻すために警察に潜入したはずなのに、本人も意識しないままに次々に業績を挙げて結果的に世のため人のために尽くしてしまう。全てが彼のために動く、そんなお馬鹿な話を面白おかしく見せる喜劇。 主人公の明るい性格と共にからっと明るく描かれる演出が楽しく、何も難しいことを考えずに気楽に見れる。この手の作品につきものの、変にヒロインが登場したりお色気場面が出てこないのも物語に軽快感を与えていい。
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