劇場公開日 1983年10月1日

「新人が良かった」ブルーサンダー はむちんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0新人が良かった

2022年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「ジョーズ」「恐怖の報酬」以外にロイ・シャイダー出演の映画をあまり知らないけど、わざわざブルーレイ化するくらいだから期待を込めて鑑賞しました。

 新人を乗せてヘリコプターで捜査。上空で雑談しながら全裸女のストレッチを眺めたりしてる。おいおい、今なら覗き、犯罪かもと思うでしょう。そんなとき事件が起き上司に怒られる。そしてブルーサンダーへ転属されるんだけど「まさか新人はもうお役御免?結構いい感じだったから、もう少し登場してほしいな」と個人的に思った。吹替えが良かったのかもしれないが、こればかりは雰囲気が変わるので声には賛否両論でしょう。前半、銃撃戦で上空から犯人をライトで照らす場面は、よくあるパターンとはいえ結構良かったかな。
 そして再びタッグを組んだ! 良かった出番あって^^ それでもツイテない二人。なんかロイ・シャイダー目当てだったのに新人に気が行ってしまった(苦笑)
 都会の夜をブルーサンダーでひとっ飛び!最新テクノロジー装備してても、やってることはまたもエッチ系。新人と居る時のロイ・シャイダーは唯一楽しそうに見えた。

「あいつは何か知っている。始末しろ!」
そう言われても、緊迫感やスリルさが薄すぎて、前半は半端な印象。

そして私が気に入った新人(若者)は・・・そりゃないよぉ~!!! 陰謀って嫌だ!
暴露してやる!とR.シャイダーがTV局の人と電話中...
「(俺は)フランク・マーフィー巡査だ」「フランク・フルト巡査?」--- おいおい、こんな時にフルトじゃギャグだよ(苦笑)
 それはともかく、市街での空中戦は戦争映画とは一味違う迫力あったし、奥さんの奮闘も良かったと思う。この辺りはCG酷使の現代と比べたりせず、私は純粋に楽しめました。ブルーレイ化しただけのことはある後半でした。

前半は「ほのぼの」としており、後半は映像美を味わった。

ウォーレン・オーツはサングラス姿が多くあまり印象に残らなかったけど、エンドロール最後まで見れば納得すると思います。

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はむちん