「回転翼機の操縦の場面は良い」ブルーサンダー Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
回転翼機の操縦の場面は良い
総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:75点|音楽:60点 )
いろんなことが出来る新型高性能回転翼機が登場する。子供の頃に初めて観た時には、本当にこんなことが出来るようになったのかと思いこんでいたが、実際は多くが創作だった。
だがそんな高性能なおもちゃを手に入れて、覗きというくだらないことにその能力をひたすら使うという前振りをしておいて、その後は一転して陰謀の現場を覗くという本筋の話に展開していく。ただ陰謀そのものがどんなものなのか・どんな人達がどんな利益を求めて暗躍しているのかということは詳しく明らかにされず、陰謀のためにヘリで戦うという活劇が結局は中心となっている。
その活劇も大都市の市街地上空で躊躇なく誘導弾も銃弾も撃ちまくるという無茶苦茶な展開になる。こんなことをしていたらどれだけの損害が出るのか、そんな命令が出るとも思えず現実感がない。ヘリがすぐ近くにいてもその音に警官が気がつかないとか、他にも色々と緩さが目立つ話だった。
ただしヘリの操縦の場面は面白い。ちなみに回転翼機の宙返りは現実でも可能です。
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