フリー・ウィリー

劇場公開日:

解説

家族からむりやり引き離されたシャチと、母親に捨てられた少年。互いに孤独な境遇の両者が友情を深め、成長していく姿を美しい自然描写の中に描いた感動編。俳優でもあるキース・ウォーカーの原案を、彼とコーリー・ブレックマンが脚色、「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」のサイモン・ウィンサーが監督して映画化。製作は「リーサル・ウェポン」シリーズのジェニー・ルー・トゥジェンドと「デーヴ」のローレン・シュラー・ドナー。エグゼクティヴ・プロデューサーは「天と地」のアーノン・ミルチャンと「ロストボーイ」のリチャード・ドナー。撮影はロビー・グリーンバーグ。音楽は「ロボコップ」のバジル・ポールドゥリスで、主題歌『ウィル・ビー・ユア・ゼア』をマイケル・ジャクソンが歌う。主演はオーイディションで4千人から選ばれたジェーソン・ジェームズ・リクター。共演は「レザボア・ドッグス」のマイケル・マドセンほか。

1993年製作/112分/アメリカ
原題または英題:Free Willy: How Far Would You Go for a Friend
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1994年3月26日

ストーリー

孤児院から脱走してストリートキッズとなったジェシー(ジェーソン・ジェームズ・リクター)はある日、警察に追われて海岸沿いのさびれた水族館に逃げ込む。彼はそこで、水槽の中で泳ぐシャチのウィリーと出会う。警察に捕まり孤児院に連れ戻されたジェシーの身柄は里親のグレン(マイケル・マドセン)とアニー(ジェーン・アトキンソン)夫妻の元へ送られた。夫妻はなんとかジェシーの気を引こうとするが、6年前に彼を捨てた母親がきっと迎えに来ると信じるジェシーは決して心を開かなかった。罰則として水族館のペンキ落としの作業を命じられたジェシーはウィリーと再会する。誰にもなつかないウィリーは、ジェシーの吹くハーモニカだけに優しい表情を見せた。やがてジェシーとの信頼と友情を深めたウィリーは、彼の指導の下、ダイビングや跳躍をはじめ、さまざまな芸を身に付けていく。水族館のオーナーのダイアル(マイケル・アイアンサイド)と支配人のウェイド(リチャード・リール)は金もうけになると考えて、彼らのショーを開く。だが、大観衆の前で神経質になったウィリーは、ジェシーの笛の音にも反応しなかった。その夜、ジェシーはダイアルたちが巨額の保険金を手に入れるため、ウィリーを殺そうとする所に出くわす。ジェシーは機転を利かせてウィリーを助け、大海原に返してやるのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0普通かな

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

3.0驚くべき後日談

2023年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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odeonza

5.0フリー・ウィリー

2022年9月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

幸せ

とてもいい映画でした。
悲しみを背負った少年ジェシーに、ウィリーや里親や水族館職員など素敵な出会いがたくさんあって良かった。
タイトルはそういう意味だったのか。最後にわかりました。

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光陽

5.0イルカやシャチは野生のままに

2022年8月13日
iPhoneアプリから投稿

「#イルカは野生のままに」というハッシュタグで検索してください。シャチも同様です。水族館の水槽という、狭くて浅いところに閉じこめるという残酷性に、早く気付いてくれますように...。そのようなところにショーを観に行く事で支援しないでください。現在は海外では、イルカやシャチのショーや飼育は廃止・禁止の傾向です。日本は動物福祉が遅れてると言われております。私たちが意識を高める事が、犬猫を含む、全ての動物の福祉の向上に繋がります。日本ではイルカの追いこみ漁(猟(イルカは哺乳類なので猟で表現))が未だにあります。イルカやシャチは群れで暮らしますが、家族で海を泳いでいたら、突然、不快な音で入り江に追いこまれ、捕まり、水族館に売られる個体と食肉になる個体と分けられ、家族離れ離れにさせられます。この物語では、最後は、皮肉にもショーでトレーニングしたお陰で、その技で自由を得ます。そもそも、水族館が掲げているはずの「教育」とは?家族をバラバラにし、狭く浅いところに閉じこめ、芸をさせるのが「教育」なのか?この主人公のような、自分で物事を考え、正しいと思った事をする、お子様が増えるとイイですね。

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Alice007

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