プラン9・フロム・アウタースペース

劇場公開日:

プラン9・フロム・アウタースペース

解説

「史上最低の映画監督」として多くの映画ファンから愛されるエド・ウッドの代表作で、ティム・バートン監督による「エド・ウッド」でもその制作過程が描かれたカルトムービー。アメリカ各地で空飛ぶ円盤が目撃される。それは、軍拡競争で自滅の道をたどる人類に警告するため、外宇宙からやって来た宇宙人たちだった。宇宙人は合衆国政府に接触を図るが、軍上層部は彼らのメッセージを理解できずに拒絶、攻撃してしまう。宇宙人は墓場から死者をよみがえらせて人間たちを驚かせ、地球を征服する「第9計画」を発動する。日本では1995年に劇場初公開。2020年1月には、新宿シネマカリテで開催の特集上映企画「サイテー映画の大逆襲2020!」で、デジタル・カラライズドによる「総天然色版」が上映。

1959年製作/79分/G/アメリカ
原題または英題:Plan 9 from Outer Space
配給:エデン
劇場公開日:2020年1月11日

その他の公開日:1995年8月19日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

3.0博物館の展示品としてなら

2024年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

 博物館の展示品、などと言うと批判的に聞こえるけど、無価値では無いと申し上げたいところです。開幕からUFOを吊すワイヤーが見えたなら、「ああ、そういう時代の映画なんだ」と理解するしかなかった。個人的に、現時点で最新SF「DUNE」を見た後ですから、尚更です。そして、理解出来るところを必死に探すしか無かった。加えて笑えるところもw
 お話自体はちゃんと構成されていた気がする。一見、無関係に見える「甦る遺体」のホラー要素と、UFOが襲来するSF要素。それは人類にショックを与えるためのパフォーマンスで、それは止まない軍拡技術に警告し歯止めをかけるため。宇宙の皇帝陛下までご来訪して、町中のかたすみで争っているかのような規模の小ささは、まあ、予算の都合とかもあったんでしょうか。本気を出して世界中の大都市にゾンビ集団が襲いかかる映像を作れば良いのかというと、それが宇宙人の警告としてお話の整合性がとれるかどうか。
 見所があったとしたら、甦った三人のモンスター振りでしょうかw 大男の警部もいいけど、お爺さんのドラキュラっ振りも頑張ってたな。今にしてみれば、B級~C級のカルト映画だろうけど、みんな当時として、頑張って出来る範囲の演技をしていたのでしょう。警官たちも良いですね。「志村、後ろ後ろ」と声をかけたくなってしまうw

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猿田猿太郎

1.0空飛ぶ灰皿の襲来

2024年6月18日
iPhoneアプリから投稿

突如地球に現れた謎の空飛ぶ灰皿
軍に先制攻撃をされたので灰皿の中のカーテンしか無い司令部?に居る宇宙人達は報復としてゾンビを作る
糸で吊るされているのが見えてしまっている灰皿相手に地球人は勝利出来るのか⁉️

特に何がある訳では無い老人役で途中までは名優ベラ・ルゴシが出演。
ルゴシが亡くならなければ別の展開が期待出来たのかな?

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成龍

3.5シュールな映画…(追記有り)

2024年3月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

単純

先に「地球の静止する日」を観たのは偶然ですが、それのお陰でこの映画の言いたいことがよく理解出来ました。地球人に対する警告というテーマがあり、思ったよりまともな映画だな、と思いました。

それにしてもこの映画、低予算で作られたのでしょうか、随所で見られる小道具のチープさが笑いを誘います。各場面のセットも何処か寂しい感じ…。何より演技(笑)え?これであってるの?監督さん納得してるの?見てるこっちが不安になります(笑)それでも棒読みらしいセリフを理解できなかったのは救いだったかも。日本人で良かった(笑)

あとカメラワークって大事なんだなぁと。緊張感があまり伝わって来ないのはそのせい…だけじゃないのはわかってます(笑)

これも古い作品です。当時の観客と同じ目線で観るのは不可能です。私はお笑い映画として楽しみました。最初の10分で笑えれば最後まで楽しめるかも…

※追記

レビューを投稿したあと何故かまた観たくなり、3日連続で観てしまった…。私はバカになってしまったのかもしれない。自分が信じられません。

一度目観た時は、確かにこれは酷い、と思いながら笑っていたのですが、そういえばこれはSF映画なんだっけ、「史上最低のおバカ映画!」とか言われてるけどお笑い映画じゃあないんだよな…。と思い、SF映画として観ることに。
結果、私は何を観ているのか分からなくなりました。意味不明な理論、ストーリーはシッチャカメッチャカ、ブレブレな世界観…。SF映画として観たら本当に酷い。そして怒涛のクライマックスで爆笑。最後まで観た時に、ん?この映画は何だっけ?…あぁ…SF映画だったんだっけ…。振り出しに戻る。

SF映画なのにこれだけ笑かしてくるのは監督の腕の無さでしかありません。しかし、何故かまた観てしまう。多分これからも定期的に観続けると思う。謎の魅力があります。でなければ70年近く経った現代に残っていないはずです。

この映画、いいところもあります。
・ヒロインの夫人がかわいい
・俳優がちょいちょいいい表情する
・「お前は何を言っているんだ?」などメタフィクションとも取れるようなセリフを吐く常識人もいる
・ベラ・ルゴシの遺作
・実は結構怖いゾンビ警部の顔
・かわいいUFO
・音楽は頑張ってると思う…

部分的に魅せるところはあるんです。オープニングの妻を失くして悲しむ老人のシーンとか。でも、残念ながら一本の映画としての整合性が取れていません。でも好き。

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吹雪まんじゅう

5.0忘れない為にレビュー

2024年2月13日
Androidアプリから投稿

凄い面白かった。神ですねコレは。
家族や友人、彼女に勧めたいと思えた。

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