フランティックのレビュー・感想・評価
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良く出来たサスペンスだと思う。
出張でパリを訪問した米国人医師が、空港でスーツケースを取り違えてしまい、妻が失踪する。医師は、取り違えたスーツケースを求める若い女性とともに、妻探しに奔走する、、、。 異国の地で妻が失踪した男性が、現地警察や大使館の官僚的な対応に直面するなど、だんだんと追い詰められるさまを、とても分かりやすく描いたサスペンス・スリラーだ。 真相そのものは、好みが分かれるだろう。その一方、これは伝統的で古典的なスリラーだ。穏やかならぬ雰囲気の中、状況が徐々にエスカレートするさまを、ストーリーの進行とシンクロして描き切っている。 ハリソン・フォードは、困惑を隠せない主人公を熱演。素晴らしい演技だと思う。本作にスーパーマンは出てこないが、非日常的な状況に置かれた普通の人間の奮闘をリアルに描いた、よく出来たサスペンスだと思う。
パリで困った、困ったハリソン・フォード‼️
パリで妻を誘拐されたハリソンが、地理にも疎く言葉も通じないなか、奮闘するサスペンス・スリラー‼️言葉が通じない異国の地、荷物の取り違えがきっかけとなったり、ハリソンに協力する謎の美女ミシェル役のエマニュエル・セニエの存在感など、まるでヒッチコック監督を思わせる作品‼️ただサスペンスの切れ味はヒッチコック作品に及ぶべくもなく、ミシェルの間男を装うハリソンが簡単に悪漢にやられてしまうほど弱かったり、いたたまれないラストは印象的でしたが、全体的におとなしい演出のポランスキー監督でした‼️
ちょっと無理がある
始まりの30分は凄くハラハラして、一気に引きこまれる展開。 旅先で妻が失踪し、謎の組織に命を狙われる男。ヒチコックのサスペンスを思わせる。でも、そんな男に、見知らぬ親切な若い女性が命がけで守ってくれるなんて、とてもじゃないけどありそうにない。
「古い」と感じてしまう映画
パリで妻を誘拐された主人公が、妻を探して奔走する物語。 ハリソンフォード主演のサスペンス映画です。1988年製作ですが、古さを感じさせますね。 言葉が通じず、誘拐を信じてもらえない状態。その不安感と焦燥感を、良く描き出しているように感じます。 ただ、話が大きい割に、ラスボスにショボさを感じさせ、中途半端に感じられたのが残念なところ。 サスペンス映画としては、及第点を与えるのに迷う映画という印象です。
エマニュエル・セニエ
学会に出席するため夫婦でパリにやって来た主人公(ハリソン・フォード)、妻がホテルから忽然と姿を消し、僅かな手がかりから妻を追う。 スーツケースの間違いが原因とわかり、持ち主(エマニュエル・セニエ)を訪ねるが、麻薬ではないという。 運び賃をもらっていないとのことで、二人で犯人を追いかける。 エマニュエル・セニエが魅力的で、監督のポランスキーと結婚したのも納得。
困った顔のハリソン
前半のホテルの部屋での描写が妙にリアルで素晴らしい。細かなところに妥協を許さない姿勢が感じられ、ハリソン・フォードの生々しい心理描写へと繋がっていく。フランス語ができない役を描いているため『逃亡者』よりも真に迫るものがある。
これは…コメディですか!?
午後ロード(録画)で初鑑賞。 ストーリーはシリアスなはずなのに…なぜかコメディ色が強くて、冒頭から笑えるシーンの連続でした。 一番は、ハリソンが子どもに電話した場面… ハリソン:『真夜中だろ…こんな時間に何してる?』 子ども:『(寝てたけど)電話で起きた…』 真夜中に電話するのはやめましょう!笑
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