フライングハイのレビュー・感想・評価
全9件を表示
洗練される前のコメディって感じ ブラックが効いてて面白い面もあった...
洗練される前のコメディって感じ
ブラックが効いてて面白い面もあったが裸の銃と比べるとテンポと間が絶妙に悪い
監督さんが、やりたいこと全部やった感じのバカ映画
先程AppleTV+で観ました。
序盤からやりたい放題のギャグやジョークで失笑を含めてですが、笑うしかありませんでした。
主人公のストーカー気質とか、話がつまらな過ぎ(長過ぎ?)て、居合わせたお客さんを自殺に追い込んだり、現代にやったら100%問題になるであろうジョークも、ふんだんに散りばめられています。日本人としてはかなり難解なジョークもあるので、100%理解できて楽しめるのなら、間違いなくネイティヴスピーカーに匹敵する米国の雑学力と英語力でしょう。
ロマンチックなシーンも平気でぶち壊しにしちゃうし、オートパイロットは、おいしいところを全部持ってっちゃいます(笑)1980年台の空港や飛行機内の雰囲気を見て、現代とのギャップを感じるのも楽しいと思います。
個人的には“スモーキングチケット”がお気に入りです😂アマプラやAppleTV+のレンタルでどうぞ。
PS: 乗客の“インド人”は、本物のインド人ではなく、“それっぽくメイクした白人”だと気づいた時は、少しだけ怒りを覚えました。インド人の役者さんを雇えば済む話なのに、何故それをしなかったのでしょうね。
深夜に見て大笑いした
ギャグと映画パロディ満載のおばか映画。
たまたまこの元ネタ小説を読んだあとだったけど、別に知らなくても関係なく
楽しめます。
いやね、航空機パニック映画?なんだけど、オートパイロットがオートパイロットが
、、、、最高です。
でももうギャグのいくつかがアレなので地上波昼間放送はできそうもない。
これは日本人にもわかり易い
アメリカのコメディはセリフかアクションかパロディか、ですがアクションとパロディの比重が高いようです。セリフは英語人種じゃないと無理だから、名セリフも説明読んでも面白くありません。
パロディは結構有名な作品が元ネタになっているようですが70年代の映画やTVを観ていない人にはわからないでしょうね。ジョーズと地上より永遠にとSNフィーバーしかわからなかった。
アクション系のギャグはマシンガンの如く連射され、笑いよりも感心した、
尤も、映画で腹をかかえて笑うなんてこと日本映画も含めて未だかつてないので、この作品のレベルは相当高いです。ただし品格はないです。
おもしろかった。 コテコテなのたくさんありつつ、 日本のドリフ的な...
おもしろかった。
コテコテなのたくさんありつつ、
日本のドリフ的なのだったり。
アメリカ人のパロディ映画は
わかりずらいのもあるが、
この映画は日本人でもわかりすく、
楽しく見れると思う。
でも、
オート操縦システムの
風船人形のくだりは子供には
ギリギリ見せられないかなw
メインディッシュ地獄
『ケンタッキー・フライド・ムービー』がそこそこ面白かったのでこっちも見てみたのだが、あんまりテンションが合わなかった。間髪入れずにギャグが展開され続けるせいで全体を通じてメリハリがない。例えるならメインディッシュしか出てこないフルコース料理。
笑いというのは差異に対する化学反応だと思うので、差異が平均値と化してしまっていてはそもそも笑おうにも笑えない。『ケンタッキー』が面白く感じられたのは、それが各々に文脈的関わりを持たない断章形式で成り立っていたからなんだと思った。
タクシーの客はいつまで・・・
旅客機が食中毒パニックとなり、機長も副機長も腹痛で倒れてしまうという危機。最初から最後までハチャメチャなコメディによって楽しませてくれた。
オープニングから『ジョーズ』のパロディ、『サタディ・ナイト・フィーバー』のパロディと完全に掴みはOK。空港内でのギャグセンスも数秒ごとに笑えるために、ひとつひとつが覚えきれないほどだった。主軸となるのは元空軍パイロットのテッド・ストライカーがタクシードライバーなのに、メーターを入れたまま客を放っておいて、CAの恋人イレインを追いかけるというもの。軍では自分のミスにより仲間を死なせてしまったトラウマから飛行機に乗ることさえも拒絶してたのだが、恋人と和解するためにはいたしかたがない。
客席も多種多様で人種の偏見がないところがいい。とんでもないギャグも心地よく、ブラックなところもあるが、人を痛めつけない優しささえ感じられるのです。コックピット見学させてもらった坊やもなんと幸せなことか、ちなみに2作目にも同じシーンがある。その機長を演ずるのがTV版「スパイ大作戦」のピーター・グレイブス。医師役にはレスリー・ニールセンが!
不断のサービス精神
ジム・エイブラハムズ&ザッカー兄弟:通称ZAZの脚本・監督とくれば笑いを取ることに全力投球、30秒に一回は何かしら仕込まれているから真面目に観ると脳がやられるのでご注意を・・。
彼らの偉いところは四六時中ギャグを考え、早期試写で学生に見せて笑いの薄かったギャグは惜しみなくカットして撮りなおす真摯さでしょう、とはいっても日本で受けるかは別物ですが・・。
彼らにしてみればストーリーは笑いを盛るための皿のようなものだからあまり拘らない、大体が話題作のパロディ、本作も「Zero Hour!(1957・日本未公開)」の権利をわずか2500ドルで仕入れて使っている。俳優陣も拘りがあって主役は地味で脇が凄い、端役で使うことあるがコメディだからと言ってコメディアンに頼ることはしない、笑いのツボはギャップ、真面目な人のドジにあると徹している。神髄はご本人登場でのパロディ、本作でもバスケのカリーム・アブドゥル・ジャバーやエセル・マーマンがでています、飛行機パニック映画では欠かせないジョージ・ケネディを使いたかったのだがユニバーサルが許さなかったらしい。
パロディは多すぎて全部は分からないが冒頭から飛行機の尾翼をヒレに見立ててジョーズのテーマ、いきなり馬鹿々々しさにやられました、インド映画顔負けのダンスシーン、サタディーナイト・フィーバーもかっこよかった(原曲を10%早回しなのでビージーズからクレームがついたらしい)、古典の「地上より永遠に」の浜辺のシーンなど年配の映画フアンへのくすぐりも忘れていない。
ジェット機なのにプロペラ機のような音だったり、酒を浴びるように飲むとは言うが本当に浴びてどうする、煙草を嫌悪する老婦人がコカイン吸引とはブラックすぎる、しなびたビニール人形の空気入れが股間からと言う下ネタとかギャグの大半は酷いのだがこれだけ乱発されると時には当たるからたまらない。いつもながらザッカー兄弟の不断のサービス精神には頭が下がります。
全9件を表示