プライベート・ライアンのレビュー・感想・評価
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ヘルメットはしっかりかぶりましょう‼️
戦争映画というものよりも、映画そのものを永遠に変えてしまった作品‼️「プライベート・ライアン」以前・以後という言葉は確実に存在してると思います‼️物語は4人兄弟のうち3人が戦死したため、生き残っていると思われる最後の一人を故郷へ帰還させよ‼️ヒロイズムや人間性があるのか、結果的にその一人のためにたくさんの兵隊が犠牲になっているわけで、イマイチ胸に響かない‼️戦争の悲惨さというよりは非情さを感じますね‼️やはりこの作品のキモは冒頭のノルマンディー上陸作戦‼️それまで戦闘をこんなにリアルに、生々しく描いた映画はなかった‼️この23分間は衝撃に次ぐ衝撃の連続で、観る者は砲弾ショック状態になり、深い闇の中に引き込まれてしまう‼️ヘルメットを一瞬脱いだ隙に頭を撃ち抜かれたり、内臓が流れ出たり、人間が燃え上がったり、一兵士が切断された腕を探し回ったり、戦争とはこういうものだと思い知らされる‼️ただあまりにもリアルすぎて、この作品以後、いろんな作品で超絶リアル志向が強くなったきらいはありますね‼️リアルに見せるのもいいけど、戦闘シーンやラブシーンに限って言えば、リアルに見せずに観客の想像に訴える手法が映画らしいんじゃないでしょうか⁉️それまでの名作たちはその手法だったと思うし、何よりそのほうが夢がありますよね‼️
色褪せないどころかむしろ新しく感じる
昔、子供の頃に近所のヤマダ電機に行ったらホームシアタースピーカーの展示でこの映画が流れていたことを今も覚えています。あの時の音の臨場感は本当に感動して、映画ってすごいなと思いました。
で、この映画ですが、前述のようにとにかく臨場感がすごい。
本当に戦地に放り出されたかのような感覚を味わう映画は、この映画以外に私は知りません。
やっぱりカメラワークが独特なんだろうな。固定されてるわけでもなく、POVほど揺れない独自の加減が素晴らしいです。
神に祈りを捧げながら敵を仕留めていくスナイパーのジャクソンがかっこいいです。あまりのかっこよさに、子供の時一回はみんな真似したよね?(私だけ?)
でも、この映画を観て戦争だけは絶対に行きたくないなって思いました。あんなの生き残れるかなんてほぼ運じゃん。怖すぎる。
決して戦争を美化することもなく、反戦映画としてもよい出来です。戦争を知らない子供たちにはぜひみていただきたい一本。(ただし、中学生以上な)
ミラー大尉の生き方の美学を感じる
主人公のミラー大尉はただ命令をこなすだけの軍人では無い。彼は生き方について自分なりの美学を持っており、大局を理解している。敵を避けて通れるにも関わらず、それでは後から来る味方が困るからと、敵を排除するために戦う。本来のライアン捜索の任務を完了しても、あえて現地に残って命がけでドイツ軍と戦う。それは、ミラー大尉が、自分達軍人の役割は戦争を終わらせることにあるという本質を深く理解しているからだ。軍人の役割は戦争を終わらせることにあると頭で分かっていても、実際の戦争は命がけなので中々有言実行できることでは無いはずだ。綺麗事に終わらないのが彼の凄いところで、考えから行動まで筋が通っていて、人としての厚みを感じる。
冒頭のノルマンディー上陸作戦の凄惨な描写は、他の戦争映画ではあまり見られないほど作り込まれていて見事。大軍が衝突し、銃弾が飛び交い、火炎放射でトーチカの中に居る兵士を焼き殺す。戦う前に撃たれてあっけなく死んでしまう兵士も数多く居る。それが戦争の惨さを伝えると同時に、迫力があり観ていて面白い。ただ、それ以降のストーリーは冗長な印象。2時半超えは長すぎて内容に見合っておらず、もっと短縮できたはず。そのためミラー大尉の人間的な魅力と、冒頭のノルマンディー上陸作戦が今作の見どころという印象になった。
私もこのような生き方をしたい
ここまでの臨場感とは
privateって軍隊のランク名称だったのかー
壮絶な30分
死ぬほど生きろ
分界点
冒頭のノルマンディー上陸作戦など戦闘シーンはとてもリアルに描写され...
戦争こわい!死ぬのはそんな怖くないけど、あんな死に方は絶対ヤだ!
ライアンさんと全く関係ないんですが、どうしても先にお詫びして訂正しておきたいことがあります。
『大怪獣のあとしまつ』の腐れレビューの中で、こともあろうに役者さんのお名前間違えていました。
“重松”豊じゃなくて“松重”豊さんでしたよね。松重さん、本当にごめんなさい。
アノ映画の評価に関しては謝らないよ!
そうよ、役者さんのお名前を記す時に“さん”くれろ、なのかどうかいつも悩むです。
調べてみたところ、役者さんなどの著名人に関しては“さん”は不要とのことみたい。
(存命中の方についてはグレーゾーンのようだけれど。“さん”付けると却って慣れ慣れしすぎるとの見解もあるようで)
呼び捨てってなんかしっくりこないですけれど。
で、とうとう「超一級映画」のレビューに挑戦です。
私のレビュースタイルと、こういう「真面目な超一級映画」って、すこぶる相性が悪いです。
いつもふざけまくった「おちゃらけレビュー」しか書いてないですから。
ライアンさん…困ったね。どう書こう。
まず、なんでこの映画のDVD買ったかというと、ふとした思いつきでサブウーファー付きのPCスピーカー買ったんですね。推して知るべしの超安物を…(⌒-⌒; )
で…一応はウーファーですから、なんか音響的に迫力のある映画って何かないかなーと考えた時に、瞬時にこの映画を思いついたわけです。
で、視聴始めました。DISC・イーン!(ちなみにDISCは光学メディアで、DISKは磁気メディアとのことでした。英語ややこしい!)←豆知識←どうでもいい!
やはり冒頭30分の上陸作戦の描写と音響は圧巻の一言に尽きますね。スピーカーの音質はともかく…(⌒-⌒; )
じゃぁ、レビュー終わり。
というのも、ふざけまくっているので、ちょこっと書いてみようかな。
本当にね、戦争の悲惨さだとか、不条理さだとか、悲しさだとか、やっぱり冒頭のインパクトが強すぎて、テーマが何やらわからんのです。
『沈黙~サイレンス~』観た時にも思ったですけれど、作り物の映画よりもリアル現実の方が、遥かに何倍も凄惨だったんだろうな…と思いが至るわけです。
だから、あまり感情移入しすぎて深く考えたくないな…ってのが、正直な感想なんです。
チェスの駒よりも、もっともっと軽んじられる“蠅や蚊”扱い命の散り方って、やっぱりヤだもん。
千切れ落ちた自分の片腕や、ブチャ…っとはみ出した臓物を探し回りながら、撃たれまくって死ぬなんて絶対にヤだもん。
やっぱり冒頭の描写みたいな死に方って絶対にヤだもん。実際あの場にいたならゲロまみれになって、とにかく身を隠す場所求めて逃げ出しちゃうもん。それでも無慈悲に手足を銃弾や爆弾で、もぎ取られちゃうんだろうなぁ。臓物撒き散らしちゃうんだろうなぁ。
絶対にヤだ!戦争こわい!絶対行きたくない!我が国、お願いだから、もう戦争しないで!
このシンプルな感想を導き出しただけで、この映画って成功なんだろうなぁ。
クソみたいなレビューを書き散らしているくせに、映画には本当に疎いので、監督や役者の経歴や功績については、全く知らないです。
そういや、トム・ハンクスの『フォレストガンプ~一期一会~』が大変面白くてかなり感動したなぁ。と思ったくらい。レビュー書かないよ!多分…
そうそう、外国人のカタカナ表記にも“さん”は不要みたい。
(このあたりもグレーゾーンみたい…日本語ややこしい!)
でも、どうもしっくりこないなぁ。やっぱりトム・ハンクスさんって書きたいの!
なんなん…このクソレビュー…やっぱ書かなきゃよかった…(^_^;
なのに、次回視聴リストに入っているのは、また超一級映画の『パッション』なんだよなぁ。
『マッドマックス』のメル・ギブソンさ…監督の。(これくらいは知ってるもん!)
危険!この先臓物あり!
目覚めたら戦場にいたかのような臨場感
【スピルバーグがD-Dayからの1週間を重大なミッションを遂行するために戦った8人の男達の姿をリアリズム溢れる描写で描いた、強烈な反戦映画。】
ー スピルバーグ監督は、今作では戦争を美化せずに、リアリティ過ぎる描写で戦闘シーンを描いている。ー
<Caution! 以下内容に触れています。>
◆強烈な戦闘シーン
1.冒頭のD-Day 決行のシーン。
飛び交う銃弾。飛び散る血。捥げた腕、足。累々たる連合国側の兵士の死体。
”ママ”と叫びながら、腹から出ている内臓を抑える兵士たち。
今作後、これほどのシーンは「ハクソー・リッジ」位しか、覚えていない。
2.ラスト、ミラー大尉(トム・ハンクス)達が、ドイツ軍との最前線地帯で、漸く、ジェームズ・フランシス・ライアン(マット・デイモン)と邂逅するも、ドイツ軍のタイガー戦車2台、歩兵50人と激しく戦うシーン。白兵戦のシーン。次々に斃れていく部下たち。
が、連合国空軍がドイツ軍 を空爆するも、ミラー大尉は命を落とす。
◆構成の妙
・劈頭、星条旗が映され、年老いた男がアメリカ軍戦没者が眠る白い十字架の多数の墓に、歩み寄る。
<D-Dayのシーン>
・ドイツ軍が多数残る中、ミラー大尉は、7人の部下を連れ、参謀長の密命を受け、ジェームズ・フランシス・ライアンを探しに行く。
だが、途中、カバーゾ(ヴィン・ディーゼル!)、ウェイドを次々に失い、ライベンは与えられたミッションに激しく反発するシーン。
情報処理の様な事務係だったアパムのみが、”捕虜を殺しては駄目だ”と言う中、
ミラー大尉は、”自分は高校教師であったが、もう顔が変わってしまい、妻も分からないだろう・・”と部下たちに告げ、争いを抑える。震える右手。
ウェイドを殺したドイツ兵を目隠しして逃がし、独りウェイドが遺した母への手紙を読み、涙を流すミラー大尉。
<ラストの戦闘シーン>
・あのアパムが、且つて逃がしたドイツ兵を問答無用で撃ち殺すシーン。
・胸に銃弾を受けた瀕死のミラー大尉が、ジェームズ・フランシス・ライアンに掛けた短い言葉。
”無駄にするな。しっかり生きろ”
ー ここは、3回観て、3回とも涙する・・。
・現代に戻り、年老いた男と、その妻の姿が映される。後方には多数の子供や孫の姿。
一つの墓の前に膝を付き、涙を流しながら、
”貴方の、あの時の言葉を忘れた事はありません・・。”
そして妻に、言った言葉。
フォーカスされる、墓碑に刻まれた文字
”1944.6.13 戦死”
・再び、星条旗が映される・・・。
<スピルバーグ監督は、今作ではリアリティ過ぎる描写で戦闘シーンを描いている。
しかし、多数のシーンで、戦争の愚かさ、虚しさ、兵士が心に負った傷を描き出している作品である。>
<2005年以降、幾つかの媒体で2回鑑賞>
<2021年8月28日 3度目の鑑賞>
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