フォレスト・ガンプ 一期一会のレビュー・感想・評価
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映画史に残るほどなのか
なんだろう、いい映画だったけど、人に勧めるほどではないし、後世にまで語り継がれるほどではないと思ってしまった。自分がずれているのかな。
非現実的な要素が多くて、少し感動も薄れた。大体美しいForrestの一途な愛のせいでJennyの悪女さが際立ってそっちに目がいってしまう。
一人の男の半生を描いているようで、実はアメリカの歴史を追っていて、政治だとか、戦争だとか、風潮だとか、理解が難しくなるほど深く掘り下げているわけではないのだけれど、やはり体感していない日本人はアメリカ人に対し感覚的に理解度が劣ると思う。僕のような平成生まれの若造に至ってはもう歴史の教科書で学んだことでしかないので余計に。
そしてTom Hanksの演技は素晴らしいのだけれど、それ以外大して魅力的な俳優がいない。Forrest(Tom Hanks)と彼のお母さん(Sally Field)、あとはDan(Gary Sinise)くらいでした。まぁ終盤にかけて某有名子役が出てくるんですが。
にしても本作なり「レインマン」なり、(言葉は悪いけど)人間はどうしてこう知能の低い主人公に深く感動するのだろう。そしてそのくせ現実世界ではもっと知ろうとしないのだろう。
人生のバイブル的作品
当時小学生でしたが父親に連れられて劇場で鑑賞しました。
あの時は難しいなあと感じていたのかもしれません。ただ、作中に流れる音楽、フォレストガンプが走るシーンだけは強烈に記憶に刻まれていました。
人は生まれた瞬間から死ぬまでたくさんの人と出会い、別れを繰り返します。
フォレストガンプはそんな出会い、別れとはこんなにも美しく、素晴らしいものなのだと教えてくれている、人生のバイブルのような作品です。
当時はガンプマニアといってガンプの生き方を真似する様な現象も起きていたそうです。
子供時代のジェニーが可愛い
くぅちゃんオススメ⁉︎
心の支え
コネタと時代を楽しむ
センスの光る作品
ヒューマンドラマのお手本のような作品
SF好きでも面白い。
才能職人たちによる罪深き映画です。
これが公開された当時、「ニューエイジ」なるサブカルがアメリカや日本で流行ってました。ニューエイジとは、この世界は霊的に出来ており、すべての出会いや偶然には「意味」という必然性がある、という考えです。ちなみに、わたくしは、これ信じてません。
本作はその流れを受けての映画で、監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス。この人は、演出が小洒落てて安定していい娯楽つくります。映画は基本的に嘘の世界なわけですが、あとはその嘘をどこまで本当に見せるかがポイント。この人は、ニューエイジという嘘も見事に映画の中で完成させ、感動作に仕上げてます。
その手腕にさらにリアルさを付け加えたのが、トム・ハンクス。この人は「ビッグ」の頃から好きでしたが、当時はコメディ俳優のイメージが強かった。本作やエイズ患者を演じた「フィラデルフィア」あたりからいきなり化けてきましたね。力むことなく、自然体で、名演技をする。
これだけの映画をつくってしまうと、当然、世の中ニューエイジがさらに流行ったわけです。
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