フォレスト・ガンプ 一期一会のレビュー・感想・評価
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人が他人の希望になるということ。
私の記憶中で恐らく、初めて観た洋画です。
私自身も主人公のフォレストと同様、足に障害を持って生まれた境遇です。
だからなのか、わかりませんが、
幼い時ながら、とても感銘を受けたことを覚えています。
フォレストの障害を持っていても、健気に生きる姿や幼なじみ、出逢う人びとを想いやる心。
そして、他人の希望になる姿は、
「人は他人の希望になれる」と言うメッセージが込められているのだと、想います。
そんな、フォレストの生き方を振り返ると
私自身も自然と学んでいたのかな、と感じました。
『フォレスト・ガンプ』~ 俊足と強運、そして栄光と別れ
この映画は人生いかに生きるべきか、どう勝利すべきかを雄弁に物語っている。人生は頭の良さだけで成功するものではない。努力を重ねてもどうにもならない。人生において幸福と成功をもぎ取るには、誠実さ、謙虚さ、一途ながむしゃらさ、一度決めたらそれをやり抜く頑固さ、それと運が必要である、ということをこの映画は言いたいのであろう。それがスクリーン上に見事に具現化されたのが当主人公 フォレスト・ガンプ ( トム・ハンクス ) である。
IQ はやや低いとはいえ、俊足と並外れた運動神経、さらには持ち前の強運によって、次々と栄光をものにしていく。この映画を一貫するキーフレーズは 〈 ひたすらに走ること 〉〈 出会いと別れ 〉〈 固い友情と信頼と愛の絆 〉の三つではなかろうか。
物語は、バス停に隣り合わせた客人にフォレスト・ガンプが問わず語りに「回想 」を話しかけるという形式ではじまる。子供のころ、スクールバスの席を譲ってもらったことから仲良しになったジェニーのこと。その後、ジェニーと愛し合う様になり、ガンプの人生行路にこの薄幸の女は、陰に陽に現れる。ガンプのいじめっ子らからひたすら走ってかわすことから、その延長線上にアメフトの選手になり、その大学を卒業でき、彼の気性にあった陸軍に入隊するという経過をたどる。ベトナム戦争の亡き戦友との約束を果たして大富豪となる、とまあひたすら走るということが彼を栄光の座へと押し上げる、というサクセスストーリーでもあるが、もう一方、彼の母からの、口移しの人生訓が彼を成功者へと導いたアメリカンドリームの側面も見落とせない。いつも頭からはなれなっかたジェニーとの再開。彼女はガンプの息子の母親になっていた。やがてジェニーとの悲しい別れ。そのガンプの母の口癖 " 人生は箱入りのチョコレート、食べるまで中身はわからない "、 つまり人生は先が見通せない不測なものだから心せよ、ということか。とにもかくにもこの映画には人生を考えるヒントに満ちてる。
町山智浩さんの批評を聞いて。【黒人を怒らせた映画。】
◎映画評論家の町山智浩さんの批評を見て、
改めて鑑賞。
舞台となっているアメリカアラバマの60年代〜70年代。
そこを取り上げといて、全く黒人問題が描かれていない。
『黒人を怒らせた映画』
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見返してみて、ガンプとジェニーの感動もので、黒人問題がイマイチピンと来てないからか、普通の映画に見えてしまった。
しかし、
批評で教えてもらった
アンチ フォレスト・ガンプ映画の大統領の執事の涙』を見たら、この映画の"気持ち悪さ"が際立つ。
『大統領の〜』でのKKKは怖くて、
『フォレストガンプ』の冒頭、ガンプがKKKのマスクをかぶり軍団を引き連れるシーンはコメディとして見れない。
その他にも、『大統領の〜』では、首をつられている人。人種隔離のシーンなど、『フォレストガンプ』で描かれないものが酷すぎる歴史。
これって、日本も今までやって来た、酷すぎる歴史があるだろうと、知るべきだろうと思った。
走り抜けるフォレストガンプ
後味の悪い名作
まっすぐ生きる事
邦画リメイクするならダン役は椎名桔平で!
最初から最後まで面白い。
シンプルイズベスト
一期一会
流れも早く、アメリカの歴史がコミカルに描かれていて楽しく見れた。
運命は定められたものと自分で決めるのの同時に動いているという話。すごく印象に残った。彼は走り続け、でも運命もあり色々な経験を積め重ねた。ジェニーの死も両方が影響しているのだろう。でも一方で最後に鳥になれたのは良かったな。
人はきっと正直者で正義が、幸せになる純粋さを求めているのかなと、この映画で気持ちが明るくなるのを感じて、思った。
ベトナム戦争で上官の指示に逆らって上官を救うところから、ガンプは流されるのではなく、自分から動くように変化している。
この後は町山さんの動画をみて。
ロバートゼメキス監督はバックトューザーフューチャーで描けなかった60-70年代のアメリカ。ユースレボリューションの時代。
こういう純粋無垢な主人公の話をカンディード系というらしい。
歴史観を塗り替えたカウンターカルチャー。自分たちの親が嘘をついていた。1つがベトナム戦争。だからヒッピー文化が育った。
ほとんど黒人問題に触れていない。
フォレストガンプは古き良きアメリカ。ジェニーは革新のアメリカ。監督は古き良きアメリカを取り戻したかった。町山さん的には左翼的な人たちを悪く描きすぎてることをねつ造だと批判している。
聖痴愚という考え方。智恵がない者が聖なる存在に近い。キリストの考え方。
生きるということ
人生というものは
チョコレートの缶の様なもの
人生は目まぐるしく過ぎていき、
走り去っていきます。
生きるという事はどういう意味なんでしょうか?
なんで人は生きてるんでしょう?
たった一人では生きることの出来ない世界に産まれ落ちて、生かされて、最後には枯れ木の様に死んでいくんです。もちろん枯れ木の様に死ねたら幸せなぐらいの人生だってあります。
観終わった時にはとても暖かい感情が残った映画でした。なにより幸せというものが身近に感じられる映画でした。
人はすべからず幸せになる為に産まれてきたといっていいでしょう。
だからといって周りに手を差し伸べる程余裕もないでしょう。
疑問を抱いたまま、生きていたって良いんです。
全部全部人に、世界に生かされているんだって
そう感じました。
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