「釈然としない部分もあり…」フィッシャー・キング めるさんの映画レビュー(感想・評価)
釈然としない部分もあり…
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ロヴィンウィリアムズ作品はチェックするようにしているのだけれど、これは観たことがなかったので。
毒舌を売りにしているラジオパーソナリティのジャックがいらぬことを言ってしまい、テロが起きてしまう。
事件を起こしたのは犯人の責任なんやけど、自分が余計なことを言わなければと鬱々とした生活を送るジャックは見ていて辛い。
パリーと出会ってからは、なんやかんや文句を言いつつ、パリーのために力になれることを考えちょっとずつ生き生きしはじめる。お互い出会ったことにより心の傷を癒しあっていく。
辛い記憶を変えることはできないけれど、2人で会えたことで親友になることができたし、これから支え合って生きていくんやろうなと感じられるラスト。
ジャックが立ち直りかけて、アンから距離を置こうとしてたけど(結局最後は仲直り)今まで支えてくれた人に対してあっさり切り捨てようとする感じがジャックという登場人物に好感を持てず…非情や。
パリーの記憶が戻ってジャックの言動とリンクしてしまったらその時はどうなるんやろうと、深読みしてしまった。
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