ピノキオ(1940)のレビュー・感想・評価
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良い子って、なんだろう?
Disney+で久しぶりの鑑賞(吹替)。
原作は未読。
幼稚園の時分、両親が買ってくれたビデオで何回も観た。それ以来の鑑賞だから随分と久しぶりでとても懐かしかった。
ピノキオにとっては、たった1日の間に体験した出来事であることに驚いた。なんて濃密な1日なのだろうと思った。
純粋無垢なピノキオは世間を知らないばかりに容易く騙され誘惑に負け、流されるまま悪い子への道を進んでしまう。
うまい話には裏がある。呼吸をするように、人を騙す奴がいる。甘い誘惑が溢れる世間はなんと恐ろしいところだろう。
善と悪の境界で如何に善の側に踏み留まれるか。何が善くて何が悪いのか。その判断の指針となるのが良心なのだ。
ピノキオは紆余曲折ありながら良心の大切さをたった1日で経験し、勇気と優しさを持つ人格へと完成するのである。
大人になった今観ると、なかなかハッとさせられるテーマだった。綺麗事なのかもしれないが様々な局面で良心に問い掛けたいと思う。何が最善なのかを。道を踏み外さぬように。
私に子供が生まれたら観せたいと思う。両親が私に観せてくれたように。良い子とは何か、本作を観れば分かるから。
[余談]
幼い頃はジミニー・クリケットが大好きで、画面に登場する度に喜んで「コオロギコオロギ!」とはしゃいでいたらしい。
タイトルなし(ネタバレ)
あれ!?見てレビュー書いたのに消えている。
閑話休題
我が亡父が10歳の時のアニメ映画だからね。
凄いよ。
マリオネットだと思うが、この映画では、マペットと言っている。
ザルツブルクとウィーンで『サウンド・オブ・ミュージック』(2024年8/21ザルツブルクにて)と『マジック・フルート』(ウィーンにて 2024年8/25)を見た。
泣けますね……。ディズニーの初期からのこのクオリティー!
子どもの頃に見てきりだったので、今日配信で見直したました。悪い動物の二人組に2回も騙されて、大変なことになるお話。
1度目はジミニーのお陰でなんとか直りますが、2度目は尻尾と耳のお土産つき……。
子どもたちの島がピーター・パンの島と脳内で混ざりました。
純粋な夢は良いけど悪い夢はダメという教訓でしょうね。
とりあえず何も知らないピノキオがいきなり外に出たのがちょっと……ゼペットさん、そこは過保護になるべきでは?とも思いましたが……。
とにかくクオリティーがすごい!!!
色褪せない素晴らしい技術……。流石としか言えず……。
内容的にはむむむ(現代には少し合わない)シーンもありましたが、(後ピノキオ以外の子どもたちがロバから直ったのか多分直ってないね…で悲しい)それでも総合的に素晴らしい名作に変わりないので星5!
※今日の教訓:好き放題やりすぎるとロバになります……。
40点
映画評価:40点
ディズニー作品の中でも
全然リメイクが出てこなかったので
1940年版を視聴しました。
そしたら、
9月頃に実写化されるとの事!
なんとっ、そちらも楽しみにしてます。
そして有名な作品なのに
超意外な事に(自分の中で)今回が初視聴でした!
ので、気がついた所を言ってみようかなと。
・意外と鼻は伸びない。
→一気に伸びるシーンはありますが、
それくらいで、嘘をつくと鼻が伸びるという
言い伝えで有名になったご様子。
・ディズニーランドで数多に見かけるキャラを発見。
→その名もデギオンとファウルフェロー。
このキャラ何者?って事が数回ありましたが、
ピノキオの登場人物だったのですね。
・めちゃくちゃ過激
→子ども達やピノキオがタバコやら、酒やらを嗜み、大暴れしている姿は衝撃的!
今の時代では映像化なんて無理だろうなぁと、
改めて50年の時代の変化を実感しました。
その他にも色々な発見がありましたが、
残りは皆さんの目でお確かめ下さい!
意外な展開があって楽しめますよ。
なにより、
ディズニー作品は曲が最高ですので、
そういう視点でも楽しめますので是非!
【2022.6.6観賞】
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