飛行士の妻のレビュー・感想・評価
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1980年、フランスの恋愛映画というか、三角関係? 四角? いやも...
1980年、フランスの恋愛映画というか、三角関係? 四角? いやもっと? で、いちいちやきもきする様子が、おかしくもアート的でした。
よそではほかの異性といちゃついて、こっちでは嫉妬? など、日本の感覚では想像を超えた場面もちらほらあり。
生身のパリジャン&パリジェンヌ、滑稽で愉快な映画でした。
東京芸術センター・シネマブルースタジオ(足立区千住)にて、エリック・ロメール監督の特集上映、2023/11~2024/03月に8作品。本作品が第1弾です。
劇場の回数券・8枚綴りを買うお客さんが何人もいるのが、聞こえてきました(当方も同様)。
こんなのもありか…と。
意外な展開と、細かい描写が観ていて飽きない。
そして、やはり主人公の二人の恋愛のあり方は興味深かった。
都会的なアンナと、優しげだけどあか抜けないフランソワは、見た目からして合わない。
「別れたら?」と言いたくなるような二人。
でも、アンナは、彼女のわがままや神経質なのを許してくれる便利な癒し役として、彼を離しそうで離さない。
フランソワの方は、お人好しでどんくさいので彼女の実情に疎い。しかも彼女の容姿にメロメロだから、離れられない。
というわけで、この二人の関係は何だかんだ言いながら当面続いていくんだろうな〜と思わせる。
オーソドックスな恋愛とは言いがたいけれど、こういうのもありか、というパターン。本人同士がいいのならとやかく言うことではない、それが都会スタイルなのだ…。
よく考えてみれば、カップルの関係には、こんな傾向は、ここまで極端でないだけで、実はよくありそう。
このスタイルは、一見、女の方がしたたかではある。≪女が決める≫に近いものがある。でもその女とて、思慮が浅い面もある。アンナは結局飛行士に騙されているし、公園での写真はふつうに考えて上手くいくはずがない。
そんな跳ね返りの女たちを見守る男もいるから、世の中は成り立っていける…。
まぁいいじゃないの、これはこれで。
楽しめました
ロンメール作品特集とのこと。いつもの、池袋新文芸坐で2本立て。会員なので、1150円。
スランス映画🎬興味あって。
よく難しいと言われてるけど
とても、わかりやすく、結婚、女性の生き方
ジェンダーフリーを考えさせられる映画
民族的な話でもある。
流れてるBGMも、心地よく
女性にオススメ☆彡
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