イヤー・オブ・ザ・ドラゴンのレビュー・感想・評価
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ミッキー・ローク演じる刑事の行動が無茶すぎて感情移入できない
ミッキー・ローク演じる刑事の人物描写が中途半端なため、「何故あそこまで徹底してマフィアを潰そうとするのか」という部分に説得力がなく、ひたすら無謀なだけの人間にしか思えなかったのが最大の難点。下手したらその場で殺されてもおかしくないほど挑発的な行為を繰り返しているのに、身内に対する気配りがまるっきり無く、普段の行動でも一人で街を平気で出歩いたりと、あまりにも考えが無さ過ぎ。その結果、妻を殺されたり、女性記者が乱暴されてしまうが、あんな無茶な事をやってたら当たり前。
刑事の精神的葛藤を描きたかったと思うけど、そこに説得力を持たせなくてはならないはずの彼の過去や人物描写がほとんど無いため、彼の行動原理がさっぱり分からず、結果、自暴自棄としか思えない無謀さだけが目についてしまい、あまり共感が出来なかった。
チャイナタウンの惣菜の工場の場面もあり、膝まで水に浸かってたが、不...
1986年に映画館で観ました。
あまり面白くない
最高にカッコイイ。映画館で観ました
最高にカッコイイ。映画館で観ました
公開当時から絶大な人気を誇っていました。
理由はとにかくカッコイイからです
ジョンローンとミッキーロークが頂点のピーク時に撮影されたため、とにかくカッコイイです。
ストーリーはゴットファーザーなどと比較するのではなく、カッコイイのを追求しているとしているとエンターテイメントとして、とことん楽しめます
また実はリアルです
ミッキーローク演じる警官は家庭の悩みもあり、夫婦喧嘩に不倫など、結構リアルです
ジョンローンの出世作で、私の知る限りでは、この頃とラストエンペラーの頃のジョンローンよりもカッコイイ東洋系のハリウッドスターはいません。
ただ音楽があんまりなく、音楽はショボいです
ラスト、ついにキレたジョンローンが逃げれるのにミッキーロークとの一騎打ちをする所が闇でシルエットだけなのも名場面です
とにかくこの映画は公開当時と、その時代で、最強のカッコよさで、中学生の時にテレビ放送されたら、翌日は学校の女子がジョンローンのとりこになってました
友達とジョンローンかっこいいという女子達の言葉をなんやろ?と思って、トイレで友達に昨日してた映画の東洋人めちゃカッコ良かったよねと話してて、
それがジョンローンだと言われてびっくり。
映画館ではリバイバル上映で観ました
もちろんDVDやビデオでも何度もみており、保有しています
当時、この映画を知らない人はカッコよさがわかんない人とみなされるほど日本では超ブームで何度も何度もテレビ放送もされました。
今もたまにかけますが、やっぱりカッコいいです
またアリアーヌ演じる中国レポーターですが、彼女も全裸になるほど熱演しており、全てにおいてとにかくこれ以上カッコいいだけを凝縮した映画があるのかなと思うほど、見とれるほどにジョンローン、ミッキーロークがカッコいいです。
評価はカッコよさなら120点です
これがヒットしなかったアメリカはどうかしてるというほどに日本では大ヒットと、日本では愛された作品です
当時のシネマ雑誌でもジョンローンとミッキーロークはガンガンと出てました
一面を飾る扱いです
ジョンローンはこののち、これのおかげでラストエンペラーで名作の金字塔を立て、
ミッキーロークはなぜかおかしな方向に行ってしまったので、これは偶発的に時期が最高の2人が激突した名作です
マフィア映画とかそういう感じではなく、
素直にみて下さい
傑作とは言い難い、残念ながら
本作でのM・ロークは出演作の中でも群を抜いて格好良い!性格に難アリだが!?
白髪にハットを被ったスーツ姿に軍物M-65を羽織る姿もイカしていた。
脚本はO・ストーンとM・チミノって布陣だしテーマ性も抜群...だが。
奥さんとの私生活が上手くいっていない描写は解るが中国女との恋愛模様は一切必要はなくアイツの大袈裟な演技と存在が邪魔だしラストのツーショットで幕を閉じる感じも含めてダサい描写がコノ作品を駄目にしている。
メロドラマに時間を割くならソコは全カットでシンプルに男だけの戦いに終始して欲しかった。
毛色の違うギャング映画として傑作に成り得た要素は多分にあるのに「天国の門」でヒヨったチミノのパンチ力が足りない作品になってしまった。
逆にO・ストーンが撮っていたらドウなってたかな?と"スカーフェイス"と共に思う。
ミッキー・ロークがかっこいい
最近にわかに復活した名優ミッキー・ロークがピークだった80年代に、主演を務めた社会派の刑事&マフィア映画。個人的には本作が彼の最高傑作。
内容は今ではありきたりのドンにのしあがっていく男(ジョン・ローン)と、私生活がうまっくいっていない刑事の対決物語。今更ながら思い出してみると、この映画で描かれていることには、男が世の中で生きていく上で味わう苦闘や知恵が詰まっていると思う。当時子供だったわたくしにはさっぱり意味がわからなく、とりあえず大変そうだなと思った程度。今ではミッキー・ロークが本作で見せた演技は働いている男なら誰もが涙線を緩めてしまうものだと思います。
不遇の少年、青春時代を実際に過ごしたというミッキー・ロークは、育ちの悪さがあと後に人生に重くのしかかって悩む役をやらせたら抜群。なんというか、最近の俳優には、彼ほどの「説得力」がないんですね。やはり今の時代は恵まれているのだなと思います。
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