劇場公開日 2024年3月22日

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「ママは自己中」ピアノ・レッスン(1993) かばこさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ママは自己中

2024年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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かばこ
humさんのコメント
2024年4月30日

かばこさん
そうなんですよね。
あの調律はポイントが高い。エイダにしてみれば心の表現の基本ですからねー。なかなかのベインズですよね。

そしてさきほど、ベインズのベがへでした😅

hum
かばこさんのコメント
2024年4月29日

humさん

過去のいろいろを、思い出話にしてお茶飲めるような幸せな3人でしたね。こういう話とは思っていなかったので、いい意味で裏切られて良かったです。

かばこ
かばこさんのコメント
2024年4月29日

バングロスさん
こちらにもメッセージ、ありがとうございます。
ベインズは、粗野だけどヒトとしては上級のハートを持っていたようで、惚れてしまいます。
自我が強い、は何かを推し進めるうえでは不可欠なのかもしれませんね。何某かの障害を持っていたら、なおさらかも。
ジェーン・カンピオン監督自身がそういう信念を持たざるを得ない経験をしたのかもしれないですよね

かばこ
humさんのコメント
2024年4月29日

共感ありがとうございます。
エイダが夢中になっていく様子を思い出しながらかばこさんのレビューを読みました。
ヘインズには夫にはない真っ直ぐな魅力がありましたね。
そして、たしかに自己中なママ!なので娘が心配で。
ラストの様子にようやくちょっと安心しました。

hum
かばこさんのコメント
2024年4月29日

小町さん
私と評価は真逆ですが、おっしゃることよく分かります。
へんたい関係も、素直に見てそう思うのは自然だと思いました。

かばこ
小町さんのコメント
2024年4月29日

コメントと共感ありがとうございます。
かばこさん、素晴らしいレビューですね。
読ませて頂いて、さらに今作を理解できたように思います。
私もエイダの自己中ぷりにフローラが可哀想でした。
「変態」への共感嬉しかったです笑

小町
パングロスさんのコメント
2024年4月29日

かばこんさん、拙レビューへのコメントありがとうございました。
本当に、本作には、いい意味で「裏切られ」ました。
これほどの物語をどうして産み出せたのかと驚くしかありません。
かばこさん仰る通り、本作は「言葉」をめぐる物語でもありますね。
ピアノと、娘フロラという、エイダにとって命にも匹敵する大切なもの。
それを理解したのが、ベインズだったのですね。
私の少ない障がい者の知人で自立した研究者として活躍されている方々が複数いらっしゃるのですが、いい意味で「自我」がお強いな、と思います。
カンピオン監督、その辺もリサーチされての作劇だったのですかね。

パングロス
かばこさんのコメント
2024年4月29日

琥珀糖さん
ヘインズ=ハーヴェイ・カイテル、魅力的でしたよね、溺れてしまうエイダの気持ちがとってもよく分かります。
この映画、公開時に見てなかったんですが、歳を重ねた今見て良かったと思います。
「映画とはこんな表現ができるのだ」同感です。
人と人の複雑な感情を、整理すること無く複雑なままで納得納得できてしまうんですね~ 私もこの映画の表現力に惚れ惚れしました。

かばこ
琥珀糖さんのコメント
2024年4月29日

ごめんなさい。
続けますね。

本当にエイダは娘に取って最低の自己中な母親ですね。
私もそう思います。

だからベインズのハーベイ・カイテルが魅力的でこの映画で見直したし大好きになり、その後作品を探して観ました。

稀有なラブストーリー。
女の身勝手さ。
事故中のため、自分の欲望のみを優先するエイダ。
大好きな作品で、
映画とはこんな表現が出来るのだ・・・と、目を開かされた分岐点に
なった映画です。
かばこさんの分析、とても共感して納得です。

琥珀糖
琥珀糖さんのコメント
2024年4月29日

かばこさん

素晴らしいレビュー(考察)ですね。
エイダははじめからスチュワートを小馬鹿にしていましたね。
スチュワートはいわば真面目で臆病で自分に自信がない。
ベインズは見た目とは違って知的で「鍵盤1個~2個」を返すことと引き換えに
エイダを手に入れていく。
そこに打算はないですね。
スチュワートのようにベインズの土地と引き換えにピアノを売ったり、
妻をたった一人でレッスンに通わせる打算は無い。
ただエイダを愛して彼女の望みを叶えてやる。
簡単に言えば、エイダの「足長おじさん」
ただしエイダは人妻で子連れだという。

琥珀糖
かばこさんのコメント
2024年4月29日

名前カタカナは、気にしないでください

かばこ
かばこさんのコメント
2024年4月29日

talismanさん
共感、ありがとうございます。
ジェーン・カンピオン自身、そういう子供だった、などないでしょうか。
talismanさんの解説、興味深いです。
神聖な土地にはみだりに手を加えない、現地の人達の土地へのふるまいは、文化の違う欧米からの入植者には「ほったらかし」でしかない、ということなんですね。
だから自分たちが手に入れて開拓してよい、ってことみたいですが、ものすごく傲慢な理屈で、そういう自己中はいまだ欧米の人達の根っこから消えていない気がしますね

かばこ
talismanさんのコメント
2024年4月29日

かばこさん、ひらがなでしたね、すみません

talisman
talismanさんのコメント
2024年4月29日

ハーヴェイ・カイテルの演技の幅広さに感動、カバコさんに大共感です!
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」にも見られた、愛する母に翻弄され行動する子ども、そっかー、目からウロコでした!

talisman