巴里の屋根の下のレビュー・感想・評価
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隔世の感拭えず
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映画史的に観ればréalisme poétiqueなどと興味深いのだろうが流石に90年前の映画となると別世界の趣でとっつきにくいことおびただしい。男も皆ハンチング帽をかぶっているから誰が誰やら分かりにくいしストーリーも街のゴロツキと移民の若い女をめぐる面倒臭く退屈なエピソードと相場は決まっている。
女をめぐるオヤジ同士の決闘があったかと思ったら若い女はお似合いの若い男に譲って去ってゆくというオヤジのダンディズムか。
シャンソンはフランスの歌謡曲のようなものと聞いたことがあるので市民に根付いていることは分かるが街角で皆で合唱したりするものなのだろうか、おしゃれなパリ―ではシャルル・トレネの歌のようにどこからともなく聞こえてくる方が似合っているような気もするが・・。
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