イヴォンヌの香り
劇場公開日:1994年12月23日
解説
フランスのレマン湖畔の避暑地で、パリから徴兵を逃れてきたビクトールは、ゲイの医師ルネと美しい女性イボンヌに出会う。ロシア人伯爵と偽るビクトールは、イボンヌとすぐに愛し合うようになるが……。「仕立て屋の恋 」「橋の上の娘」のパトリス・ルコント監督が描くラブロマンス。ビクトールを演じるのは「可愛いだけじゃダメかしら」のイポリット・ジラルド。
1994年製作/86分/フランス
原題:Le Parfum d'Yvonne
配給:ヘラルド・エース
スタッフ・キャスト
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2022年11月11日
iPhoneアプリから投稿
フレンチ映画って、なんだか不思議
ストーリーよりも雰囲気を味わう って感じなのかな。
この頃のルコントが好きで、久しぶりに再鑑賞しました。ひと夏のバカンス、ひと夏の恋、そして、夏の終わりと共にやってくる別れ。フランス上流階級で描かれる作品にありがちな刹那的な内容ですが、そこはルコント。現実逃避ができる美しいフィルムにずっと浸っていたくなりました。やはり、この頃のルコントが一番好きです。
2013年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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総合:70点
ストーリー: 60
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 75
音楽: 75
設定や物語はよくわからないところもある。だがここで描くのは美しくも辛い思い出。若き日に燃え上がった恋。上流社会でのそれを、耽美に退廃的に綺麗に高尚に描く。若くて美しいが、どこかふわふわと不安定でつかみ所の無い女。彼女に去られても、その想いだけがいつまでも残って、それが忘れられずに捕われている男。物語よりも、その雰囲気と、彼の思い出というよりはせつない心の傷の表現を見る映画。いかにもフランス映画らしい。