ハムナプトラ 失われた砂漠の都のレビュー・感想・評価

定番の中東冒険譚。やっぱり面白い。宝探しとか、洞窟とか、好きなんですかね、特に男は。

結構惨く人が死んでいきます。ミイラも出まくり。子どもはご用心って感じ。
キャストも楽しい。ボケ役の兄と小島よしお似のベニーにイライラします（笑）
私は主役よりヒロイン、レイチェル・ワイズ。めっちゃキュート。後半、両手縛られてるシーンとかぞくぞくしました。ゲスですいません。
悪役もほんとわるって感じでハマってます。

何にも考えず、ドキドキハラハラ、楽しませてくれるいい映画です。

昔のミイラ男のリメイクだけあって話自体はなんとなくまったりしています。もちろん見所なアクションシーンは多いしワチャワチャしてるのですが、どこかしらまったり感があるのは元ネタが古いからかな？ピンチっぽくても絶対助かるだろって思えるのでお子さまでも安心して見ます。ま、虫が体の中を這うシーンとかありますが、小学生ぐらいからはOKでしょう。

主演のブレンダン・フレイザーはいい人顔なので個人的には荒くれものキャラは似合わない気がします。この頃のレイチェル・ワイズは本当にカワイイっす。ちょっと天然入った図書館司書という設定も相まってメガネ萌えする事間違いなし！コメディリリーフのジョナサン（俳優さんの名前がわかんない）もいい味出してます。

続編も作られているアクション大作なので、手堅く面白かったです。

ハラハラしっぱなしで、本当に疲れた。
中身なんてほぼないようなもので、ただただドタバタ珍道中を見守っていくような作品。
インディージョーンズより疲れる。

とても良い作品だと思います。
イムホテップ最高です。最強でもありますし。
面白いですよ。オススメの映画です。

総合：70点
ストーリー： 70
キャスト： 70
演出： 75
ビジュアル： 80
音楽： 70

　ハリウッドらしい娯楽活劇作品。謎解きと冒険とそれを描写する高度な映像が登場。実はたくさんの人が死ぬのだが、全体として喜劇調で深刻にならず軽く楽しめる。
　特に敵役のイムホテップがただの禍をもたらす蘇りつつある悪なのではなく、何故そうなってしまったのかをしっかりと描いているところが斬新で好感が持てた。彼はただ道ならぬ命懸けの愛を貫こうとしただけで、残酷な刑罰の結果として怨念の塊となったのだ。だけどそんな彼の事情などお構いもなく誰も同情もせずにひたすら戦い倒そうとする現代人の都合が現実的。

自分たちが墓を暴いて悪霊を開放してしまったので、頑張って葬るしかなかったと言うお話でした。
ほとんどのメンバーが亡くなるのだから、バカな兄貴も仲間に入れた方がスッキリする。