「美味しい料理は人を幸せにする。そのまんまの映画だ。」バベットの晩餐会 いなかびとさんの映画レビュー(感想・評価)
美味しい料理は人を幸せにする。そのまんまの映画だ。
日本公開時に観ているから、30数年ぶりの映画鑑賞になる。最近、同じフランス料理を扱った「ポトフ」をみたが、出来が違う。ポトフは大半が料理を作るシーンの連続で、人間のドラマ部分が少なく退屈な映画だった。
この映画は宝くじに当ってから俄然面白くなる。それまでの姉妹の恋愛が父の布教活動の妨げとなり、諦めることが後半のドラマに効いてくる。それまでの我慢だ。あとはタイトルの通りだ。この映画の素晴らしさを味わって下さい。
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