「愛国心はゲームなのか?」パトリオット・ゲーム 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
愛国心はゲームなのか?
映画に罪はないのですが、やはり、9.11以前のアメリカにとって、テロとは、海の向こうの出来事だったと痛感させられます。放送後、この映画のレビューを拝見。なんともがっかり感漂う意見が占めているのは、私達が、それだけ進化したのか、あるいは、子どもではいられなくなった証なのか?。
疑わしきは、罰せずどころか、疑わしきは、状況証拠だけで始末するアメリカイズム炸裂ムービーの行き着く先が、あの惨劇だとすれば、この映画は、はからずも、その過渡期を描いてしまった歴史の1ページやも知れません。
個人的にはIRAを、正体不明の暴力装置のように描く展開に違和感を覚えますが、時代と共に映画もヒトも、学習していると解釈したいところです。
「扉をたたく人」
たしか、全米で、10館くらいしか興行しなかったミニシアターのミニムービー。これが後に、海を越えてくるまでに、多くのヒトの共感を得ることに…。
9.11が、あの大陸に何をもたらしたのか。是非、皆様もご確認下さい。
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