「魅惑のM.J.フォックス」バック・トゥ・ザ・フューチャー ニモさんの映画レビュー(感想・評価)
魅惑のM.J.フォックス
何十年かぶりの鑑賞。
公開当時、この作品によってハリウッド映画の面白さに目覚めさせられ、度肝を抜かれた。
いやぁ面白い。面白すぎる。
観客を楽しませる要素をすべて含んでいると思った。
素晴らしく魅力的なデロリアン。時空を超えたハラハラドキドキのストーリー展開。恋愛、友情、家族愛、そして愛と勇気でもう盛りだくさんだ。
M.J.フォックスはその軽快な身のこなしとキュートな顔立ちでたちまち世界のスターに。のちの彼の人生を思うとなんとも切ない。
昔はドクがとても年寄りに見えたのだが、今見ると肌艶よく、白髪の元気なおじさんであったことが意外だった。いや、自分自身がドクに近付いたということか。
本作品は映画界の宝だと思う。このような作品を生み出したスピルバーグの偉大さに改めて感心する。
今回はIMAXで鑑賞した。
劇場はほぼ満席で、2、30代の若い人がたくさんいた。帰り際に「ハリウッドに行ってみたいな」という声も聞こえてきた。
名作はいつまでたっても色あせない。そして世代を問わない。
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