「キング・オブ・トリロジー~パート1~」バック・トゥ・ザ・フューチャー しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
キング・オブ・トリロジー~パート1~
"バック・トゥ・ザ・フューチャー" 三部作第1部。
Huluで6回目の鑑賞(吹替【ソフト版】)。
全てにおいてセンスの塊にして、これぞエンターテインメントの鑑。映画史に残るタイムトラベル・コメディの大傑作。
ストーリーに破綻が見当たらないし、テンポ良くサクサク進んでいくのが観ていて心地良い。伏線の張り方と回収がなんとも鮮やかで、非の打ちどころが全く無い。パーフェクト。
マーティとドクの名コンビは永遠に不滅だ。マイケル・J・フォックスとクリストファー・ロイド、キャスティングはこのふたり以外には考えられないほどの素晴らしさである。
デロリアンのカッコ良さにも触れずにはいられない。これをタイムマシンにしようと考えた時点で、本作の大成功は約束されていたのかもしれないと思えて来るくらい。
製作されたのが80年代だったと云うことも、本作が恵まれていたひとつの要因なのかもしれない。軽やかなノリとカルチャーが反映されているからこその魅力がある。
三部作通してのお約束要素がすでに揃っているのも楽しい限りだ。当初は続編製作予定が無かったから、後づけではあるんだけれど、今後に活かそうとした脚本家の心意気が嬉しい。
安易にリメイクとかリブートして欲しくない。
[追記(2020/12/08)]
個人的にマーティの吹替と云えば三ツ矢雄二。ブルーレイで久しぶりにテレビ版の吹替で鑑賞した。先日のテレビ放映もテレビ吹替版で放送してくれたら良かったのになと思っている。
[以降の鑑賞記録]
2020/06/12:金曜ロードSHOW!
2020/12/08:Blu-ray(吹替【テレビ朝日版】)
2022/07/02:土曜プレミアム(4Kリマスター版)
2025/02/07:金曜ロードショー(新規吹替版)
※修正(2025/02/07)