バタリアンのレビュー・感想・評価
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ゾンビパロディの金字塔‼️
ジョージ・A・ロメオ監督の「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」をはじめとするゾンビ映画のパロディとしては、マイケル・ジャクソンのMV「スリラー」に匹敵する怪作ですね‼️物語としては軍が開発した薬品ガスにより死体がゾンビ化する・・・‼️ロメオの映画を参考にして、首を切断してもまだ動いてるので、「おい、映画と違うぜ」なんてセリフが飛び出したり、コールタール漬けのゾンビ「タールマン」、そして上半身のみのバアさん「オバンバ」など、個性豊かなゾンビたちが好物の脳みそを欲する姿はなんか笑える‼️日本の映画会社の皆さんのネーミングセンスも抜群ですね‼️「オバタリアン」という流行語の元ネタになった事も、今作の偉大な功績の一つ‼️悲劇的なラストはあまり好きじゃないんですが・・・‼️
The events portrayed in this film are all true. バタリアンだと・・・?
本作観ててあれ?っと思ったのですが、ゾンビさん英語では一回もバタリアンって呼ばれてない‼️バタリアンって名前は日本オリジナルだったんですね!いやー、ビックリ。でも不思議とゴロがいいから良い改変だと思います。
というわけでゾンビ作品界隈では何故か有名なバタリアンです。80年代おバカムービーと思わせつつ、全力疾走してくるゾンビとか、無線を使いこなすゾンビとか、最後の結末のインパクトとか、それまでのゾンビ映画の常識を覆すなかなかアイデアに溢れた作品でした。走るゾンビは「28日後・・・」が初めてかと思いきや、それより全然古いですね。
きっと80年代って新しい映画ができる度に観たこともない新しいアイデアがあったりして、ワクワクした楽しい時代だったんだろうなぁっと遠い時代に想いを馳せてみました。
でも、ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」って実話だったんだ・・・アメリカならありえそう。あの80年代のアメリカならこっそり街を爆撃してそう。っとリアルに思える作品でした。
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