π パイ

劇場公開日:

π パイ

解説

「ブラック・スワン」「ザ・ホエール」のダーレン・アロノフスキー監督が1998年に発表した長編デビュー作。数字にとり憑かれた男の狂気を先鋭的なモノクロ映像とデジタルサウンドで描き、サンダンス映画祭で最優秀監督賞、インディペンデント・スピリット賞で新人監督賞を受賞するなど高く評価された。

マンハッタンのチャイナタウン。並外れたIQと数学能力を持つ男マックス・コーエンは、宗教真理からウォール街の株価予測まで、世界はすべて数式で説明できると信じていた。自作のコンピュータで神秘の数字の法則を夢中になって探し続ける彼だったが、ついに核心に触れそうになると謎の組織から狙われるようになり、彼の脳内には異常な変化が起こり始める。

サウンドトラックにはマッシブ・アタック、エイフェックス・ツイン、ロニ・サイズら豪華アーティストが参加。2024年3月、デジタルリマスター版にてリバイバル公開。

1998年製作/85分/アメリカ
原題または英題:π Pi
配給:ギャガ
劇場公開日:2024年3月14日

その他の公開日:1999年7月10日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

しょんぼり、ぐったり

2024年8月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 昨年、『ザ・ホエール』で多くの人々の心を揺るがした(僕も大好き)ダーレン・アロノフスキーの長編デビュー作がスクリーンでリバイバル上映です。

 世界・社会の全てを数字で表し数学で理解しようとする男の物語です。様々な定理や公式が飛び交う頭の中は興味を惹くし、繰り出される映像は非常に先鋭的で、20代の才能ある監督の作品としては理解でき、この尖がり具合が好きな人が居るだろう事は想像できます。でも、虚実ごちゃ混ぜの物語がぶっ飛び過ぎていて、僕は全く付いて行けませんでした。しょんぼり、ぐったり。

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La Strada

3.5追い求めた先には

Kさん
2024年5月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

数字に取り憑かれた男が周りに巻き込まれながら隠された謎を追い求めていく…。
ここまで取り憑かれてしまうと本来見えるものが見えなくなり、見えないものが見えてきてしまう。
頭痛で苦しむシーンと幻覚シーンは音と相まって惹きつけられました。
最後は少し解放された様子で微笑む姿が印象的。

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K

4.0イデアへの渇望

2024年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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SP_Hitoshi